7年前に購入したハイドロカルチャーのブラッサイアは
高さが約170cm鉢は13号、置き場所は南向きの明るいリビングの
大きい窓から2mぐらいの部屋の隅で、水遣りは水量計が下まで下りてから2〜3週間あけてハイドロボールがしっかり乾いた頃を見計らってMAXまでという具合に管理し、今まで元気でトラブル知らずでした。
2月に入り急に葉がしんなりして黄変し落ち始めました。張りはなくてもまだ緑の葉も残っていて幹の根元もしっかり硬いです。
今年は例年以上に寒かったからかとか(大阪ですので例年は冬も気温が10℃を少し下回る程度です)、ストーブを多用して乾燥したからかと考え周囲に霧吹きで水を吹きかけたりしましたが症状は進んでいるようです。
購入店に相談するとまず水遣りを控え春になったらハイドロは植物に良くないから(まるでハイドロの観葉を持っていることを責められているようなニュアンスでした)土に植え替えて、と言われました。根詰まりか根腐れかとのことでしたが、直前に水を遣ったばかりだったので上のほうのハイドロボールをどけて根に触らないように布で水を吸い取ってその後様子を見ています。
その時の様子では鉢に根が回って詰まっているようではなく、根も黒くももろくもなっていないような感じでしたが底のほうはわかりません。今はとにかく暖かくなるまで放置するようにと指示されましたが、植え替えの際の注意点とハイドロのままではいけないのかをご教示下さい。
今の住居に移って以来ずっといてくれたブラッサイアなので
できれば再生させてあげたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
ブラッサイアもシェフレラと同様ウコギ科の植物で根が旺盛に伸びます。管理のしかたは正しいようですから根腐れではなく根詰りではないでしょうか。ハイドロは水管理を誤ると根腐れしやすいですが、水量計がMinまで行ってから2〜3週間すると、ほとんどカラカラになっていると思います。そうなると根が水を求めて伸びだします。根は底の方で詰まりますから底で根が巻いている状態だと思います。
5月まで待つか、室温が15℃以上の場所に移動できるなら植え替えても構いません。ハイドロは大きくなると管理が大変になるので通常の用土にした方が良いかもしれません。観葉植物の土と赤玉中粒を1:1で混ぜて植え替えます。底の方で巻いている根は切り落とし、根が減った分、下葉も数枚落としてバランスを取ります。
まつさん、ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
とても参考になりました。
暖かくなるのを待って土に植え替えるまで持ち堪えてくれることを祈るばかりです。
植え替える先の鉢のサイズについてですが、
今の13号の鉢は口の直径が40cm、真ん中が膨らんだ形で一番大きいところで直径45cm、底が直径30cmで、これを鉢カバーにしてこれに入る出来るだけ大きい排水穴の開いた鉢と水受け皿を中に納めるというのでは小さいでしょうか。やはり数年先も考えて14号もしくは15号にするほうがよいのでしょうか。
一つの方法として、現状の13号と同サイズの普通鉢に、底に巻いた根を切って、(根を切った分下葉も落とす)で植え替えてみてはいかがでしょうか。鉢を小さくするには剪定を含めて考えないといけません。鉢植えである以上、いつかは剪定しないと収集が付かなくなります。ただ鉢を大きくしていくと育てきれなくなってしまいます。
私もパンノキを育てていますが、昨年の晩秋に2.5mから70cmに切り戻しました。12号鉢です。室内で冬越し中に新芽が出て枝を出し、もう手のひら以上の葉を出しています。
まつさん、ありがとうございます。ご親切なアドバイスに感謝!です。教えて頂いたとおりに植え替える準備をして暖かくなるのを待ちたいと思います。こうしているあいだにも葉は徐々に黄色くなっていて「もうちょっとだから頑張ってね」という気持ちです。