みかんの木をたくさん植えているのですが、木自体がふるいので、だいぶ枯れています。枯れた木の周りを掘り返して、ハーブや花を植えたいのですが土はそのままでだいじょうぶでしょうか。建具屋のため木のチップがたくさんあるのですが、そのまま土に混ぜて腐葉土になりますか。ちなみにみかんは母が作っているので、私は農業の知識は全くありません。
みかんの木を抜いた後の場所ということですよね?おそらく今までみかんの木に土の栄養が吸い取られてきた土でしょうから土としては栄養が偏っていると思われます。腐葉土や堆肥等の有機物、肥料を混ぜたほうが後に植える植物が元気に育つと思います。
木のチップはマルチング(雑草や乾燥を防ぐ為に土の表面に敷き詰める)なら大丈夫でしょうが土にそのまま混ぜてはいけません。土に混ぜるならちゃんと堆肥化してチップを完全に腐らせてからにして下さい。チップのまま混ぜたり、堆肥が完熟していないと腐るときのガスで植物の根を痛めてしまいます。(腐葉土を使う時も完熟したものか確かめて下さい)
チップを堆肥化するには、堆肥の場所を確保し穴を掘ってチップを土に混ぜるか、薄い層にしてチップと土を重ねていく。ぼかしや堆肥促進剤など混ぜるともっと良い。これを時々掘り返して混ぜチップが分解されるまで置いておく。というものですが完熟するまでかなりかかると思われます。
堆肥化はのんびりとさせておいて、とりあえずは土に腐葉土・市販の堆肥を入れ、チップはマルチングに使用されてはどうでしょうか。
なお、ハーブの場合は土に肥料はあまり入れないで下さい。ハーブは元々外国の野草なので、肥料を入れてしまうと香りや薬効が薄れてしまいます。
ここでの説明は限られてしまいますので、マルチング・堆肥化・ハーブの栽培法の詳細は検索して調べてみて下さいね。