私の家の玄関(東向きで日が入ってきます。)においてあるカポックはかれこれ20年前に購入したものです。4年前、母が倒れてからそのままの状態で放置したままです。たまに気が向いたときにそれこそ2,3ヶ月に1度くらいでした。先日、水をあげたときにしげしげ見てみるとどの葉っぱも窓側をむいてけなげにがんばっています。どなたかカポックの寿命と今後の世話の仕方を教えてください。枝を見るとかなりの老木のようです。
植物に寿命があるかどうかというのは難しい問題ですが、シェフレラ(ホンコンカポック)の寿命が20年などという短いものでないことは確かです。
しっかりと管理すれば、もっと長生きすると思いますよ。
必要な手入れは、水やり・場所の移動・植え替えでしょう。
今の時期の水やりは、土の表面が乾いた時に(冬はやや控えめに)。
乾燥にも強いのですが、数か月に1度というのはよくないと思います。
夏の間の置き場所は、屋外の半日陰くらいが最適です(可能なら)。
シェフレラは、慣らせば直射日光の下でもよく育ちますし、現に私はそのように育てていますが、まずは半日陰くらいの場所に置くのが失敗がすくないかもしれません。
半日陰とはいえ、急に表に出すと葉焼けを起こす可能性があるので、まずはできるだけ暗い場所から慣らすといいでしょう。
植え替えは、屋外の環境に慣れたころがいいと思います。
根が鉢いっぱいに張っていませんか?
本来ならすぐにでも植え替えしたいところですが、環境を変えて同時に植え替えを行うと、調子を崩すこともあります。
屋外で1〜2週間慣らしたところで植え替えるのがよろしいかと思います。
できれば7月中に植え替えたいところです。
秋は最低気温15℃になるころに屋内に取り込みます。
冬の間は5℃以下にならない場所で管理を(本当は0℃前後にも耐えるのですが、5℃以上を保った方が安心です)。
私もシェフレラに寿命があるという話は聞いたことがないですね…(;^_^A
※ちなみに一般に言うカポックという名前は誤りで、シェフレラというのが本当の名前です。
もし老木のように元気なく見えるのなら、鉢の大きさに対して成長しすぎ、株が疲れてしまったのかもしれません。
この場合『挿し木』もしくは『取り木』という処置を施してあげると、若返らせてあげることができます。
その方法はここで書くと長くなるし分かりにくいので、図解の入ったサイトさんを探してみました。
↓挿し木の方法
http://www.yonemura.co.jp/main/engei/kanri/sasiki.htm
↓取り木の方法
http://www.yonemura.co.jp/main/engei/kanri/toriki.htm
今まで健気にがんばったシェフレラ、これからも大事にしてあげてくださいね。