梨の木の実があんず程の大きさになりました、これからどれ位に大きくなるかと楽しみにしていました。でも全部ひびわれ、他のほうの木は今の所大丈夫ですが
梨について良く知らないのですが、年3回の摘果と3回目の摘果終了後
に袋かけをする必要があるそうです。袋かけは病害虫を予防するために
行なう作業で、これは必ず行なう必要があるそうです。
実のひび割れですが、自然現象ではなく黒星病と言う病気の可能性があ
りそうです。葉や実に黒い円形の病斑が出来ていないかを確認して下さ
い。被害の大きい実については、実の表面がひび割れてくるようです。
黒星病は糸状菌と言うカビの一種が感染する病気で、発生を確認したら
早めに専用の薬剤を散布して被害を大きくさせない方法が必要です。
株元に落ちている枯れ葉のも病原菌が付着しているので、これも残さず
かき集めて処分して下さい。確実なのは焼却処分ですが、最近では家庭
での焼却は厳しくなっています。そのような時はゴミ袋に入れて、口を
固く縛って菌がもれないようにし、可燃物の日に出して下さい。
間違いなく黒星病とは言えませんが、症状から見ると黒星病の可能性は
ありそうなので書いた次第です。ひび割れた実や葉を切り取り、園芸店
などで薬剤に詳しい方に見て貰い、何の病気なのかを診断して貰って下
さい。間違った病名を書いて、間違った薬剤を使用されて梨の状態が悪
くなっては申し訳ないので、申し訳ありませんが、そのようにされて見
て下さい。