ゴムの木の葉が、全体的にあわをふいたような、でこぼこになりました。
また一部、色が抜け落ち葉が白っぽくなっています。
表面に白い粉がふいています。虫はみあたらないです。
どうすればピーンと張った元の葉にもどるでしょうか?
また、いつも同じ方向に向けていたので倒れそうになり
向きを変えると「く」の字のように曲がってしまいました。
まっすぐにするにはどうすればよいでしょうか?
●明るい窓辺に置いています。外へはめったに出しません。
●水やりは1週間に1回ぐらい。
●夏場だけ液体の栄養剤を与えていました。
> ●明るい窓辺に置いています。外へはめったに出しません。
光線が当たる量と時間は、どの程度でしょうか。またその場所は風通し
は良い方でしょうか。
ゴムノキは強い光線を好む植物ですから、室内ではガラス越しで直射日
光が当たる窓辺に置きます。ただし真夏は光線が強烈ですから、真夏だ
けはレースのカーテン越しで光線に当てるようにします。
明るい室内では、光線不足により間伸びをする事もあります。
元気に生育させるには、やはり光線は重要と言う事になります。
> ●水やりは1週間に1回ぐらい。
機械的な水遣りになっていますね。植物も時期によっては与える水の量
が違い、自分が決めた日に決めた量を与える事を機械的な水遣りを呼ん
でいます。このような水遣りを年間を通して行なうと、決まって植物の
状態が悪くなってしまいます。
春から秋までは、鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が十分に流れ出るま
で与えます。真夏時は水切れになる恐れがあるので、天候や気温と相談
しながら与えるようにします。冬場は休眠しますから、水遣りは控えて
乾かし気味にします。
水を与える事は時期的に違うので、上記に書いた基本を参考にして今後
は水遣りをして下さい。また目視だけでは用土の乾きは分らないので、
必ず自分の指先で湿りを確かめる事も必要です。
機械的水遣りは、今後は行なわないようにして下さい。
> ●夏場だけ液体の栄養剤を与えていました。
肥料も水と同じで、与える時期が決まっています。夏場だけでは、完全
に養分不足です。液体の栄養剤と言われますが、それはもしかして鉢に
挿すタイプの物ではないでしょうか。
不死鳥さん
詳しく答えてくれてありがとうございました。
> 光線が当たる量と時間は、どの程度でしょうか。またその場所は風通し
> は良い方でしょうか。
ガラス越しで直射日光があたります。朝9時〜昼1時過ぎぐらいまで。
目の前に高い建物があるので、昼過ぎから影になります。
窓は締切っています。ゴムの木に直接触れるわけではないですが
冷房の風を送って温度調整しています。
> 明るい室内では、光線不足により間伸びをする事もあります。
> 元気に生育させるには、やはり光線は重要と言う事になります。
やはりそうですか。お昼から陰になることも原因でしょうね。
しかしどうすればいいのだろう。一応ゴムの木を置いている場所の上に
蛍光灯をつけています。
> 自分が決めた日に決めた量を与える事を機械的な水遣りを呼ん
> でいます。このような水遣りを年間を通して行なうと、決まって植物の
> 状態が悪くなってしまいます。
時間を決めておかないと、ついつい水遣りするのを
忘れてしまっていたので、それで日時を決めて水やりしていました。
時期によって変えないといけないんですか。わかりました。
> 肥料も水と同じで、与える時期が決まっています。夏場だけでは、完全
> に養分不足です。液体の栄養剤と言われますが、それはもしかして鉢に
> 挿すタイプの物ではないでしょうか。
はい。そうですよ。鉢に挿すタイプです。これも不足ですか。
その他の肥料はどんなものを使って良いかわからなかったので
液体のはどんなものにも合うと書かれていたので
とりあえず夏場だけ挿していました。
すみません。もう一つ教えて下さい。
●日光は4時間では足りないでしょうか?
お昼から別の場所へ移動させた方がいいでしょうか?
そうなると部屋の中は無理なんです。ベランダに出した方がいいでしょうか?
これから寒くなるからかえって駄目にならないか、心配です。
よろしくおねがいします。
光線の当たり具合は適切と思いますが、締め切った状態は良くないです
ね。また風は直接に当たらなくても、冷房で温度を調整する事は植物に
は良くない行為ですね。ゴムの木は暑さには強いので、冷房で温度調整
する必要はありませんよ。植物だって風邪をひいてしまうんですよ。
ゴムの木を越冬させるには、5℃以上の温度が必要になります。気温が
5℃近くになれば室内に取り込み、5℃以上をキープ出来る場所に置く
ようにします。要は冬場以外は屋外で管理する方がいい事になります。
ベランダがあるのでしたら、春から5℃近くになるまでベランダで管理
をし、それ以外は室内で管理をされると悩まれなくてすむはずです。
蛍光灯ですが、これは明るいだけで生育には全く意味がありませんね。
生育灯と言うものがありますが、太陽光ほどの光線量は得られませんか
ら、ゴムの木に関しては余り意味がありません。
鉢に挿すタイプのも液肥の物と、液肥とは違う物があります。一般的に
出回っている物は微量要素を補うために与える補助剤のような物です。
ですから液肥とは全く異なります。与えても植物に必要な量の成分は得
られずに、養分不足になってしまいます。植物の生育時に肥料を与えて
も、どうしても不足してしまう成分が出て来ます。不足した成分を補う
ために与えるのがアンプルと呼ばれる物で、肥料を与えないでアンプル
だけを与えても施肥をした事にはならないわけです。
光線量ですが、出来ればもう少し欲しいですね。
不死鳥さん
詳しくご回答くださり、本当にありがとうございます。
お部屋に観葉植物を・・と思っていたので
「外へ出す」ということに抵抗がありました。
人間の都合ばかりでした。
良かれと思ってしていたこと(冷房)は、
逆にだめにしているんですね。反省しきりです。
教えいただいた通りにやってみます。
ありがとうございました。