ギンナンを撒いてみようと思います。撒く時期やうまく行くコツがあれば教えてください。よろしくお願い致します。
カビが生えてしまったので庭に捨てたら、にょきにょき発芽しました。捨てただけなのでコツも何もありません。地表にあり埋めてもいません。発芽率はすごくいいです。
イチョウはオス・メスのある木ですので、将来銀杏の収穫をお考えなら少なくとも10株くらいは実生で育てた方が良いですよ
ただ実生苗の場合、実がなるまでオス・メスの見分けの方法が難しく葉の切れ込みでわかるとも言いますが確実ではありません
育てるからには将来数本は育てられる場所の確保、実が成るまでの長い年月の方もご計画にいれて下さいね
10株というのは、これだけあればメス木が何本か含まれるだろうという意味からです。最初はビニールポットに蒔いて段々大きくしていき、それから定植なさると良いです。
途中で枯れてしまいオス木しか残らなかったなどの可能性がありますが、市販の苗木だと挿し木などでふやしオス・メスのはっきりしている苗が確実に手に入ります。実生で育ててどちらか偏った場合、オス木なら、入手できれば街路樹用に販売しているものなど(街路樹は実がならないオス木が多い。実が落ちて汚く臭いということがないので)で十分、メス木なら果樹用のものを買い足すと良いと思います
最初からギンナン収穫用目的に蒔くのだとすれば、最初から挿し木で育成されたイチョウ苗木をオス・メスそろえて入手なさる方が種を蒔くより確実に、数年は早く収穫できます(大手種苗会社のカタログ販売で手に入ります)
メス木数本にオス木一本でも近くに植えてあれば結実は十分可能ですので植える場所が限られている、早く結実して欲しいのならこちらの方が確実ですよ。これだとオス・メス1本づつの対でも植えられギンナンがなり場所も比較的取りません。近くに街路樹などでオス木が植わっているのならメス木1本のみでの植栽も可能です(オス木から風に乗って精子が飛んできて受精します)
イチョウの葉は硬くて腐葉土や堆肥に向かないようなので、落ち葉の始末などもお気をつけくださいね
mizo様、ばんざいうさぎ様、ご丁寧なご回答有難うございます。実家の90歳になる父が撒いてみたいということで質問させていただきました。結実までには時間がかかるようですが、それを楽しみに長生きしてくれればいいなと思います。さっそく電話してみます。
お世話になり有難うございました。
みなさんが書いているように、種まきはとても簡単です。
今まいてしまって屋外で管理しても、あるいは春にまいてもどちらでも大丈夫です。
発芽まで水やりを忘れずに。
いずれも来年の春〜初夏に発芽しますが、秋まきの方が早く発芽するそうです。
mizoさんが書いていらっしゃるように、土に埋めなくても大丈夫だとは思いますが、隠れるくらいに浅く土を掛けておくとさらに安心でしょう。
発芽後、再来年の春に抜いてから長く伸びた根の先端を切り詰めてから植え直すと生育がよくなります。
ばんざいうさぎさんが書いていらっしゃるように、銀杏の収穫を目指しているのでしょうか?
もしそうではなくて観賞目的で栽培するなら、鉢にびっしりとまいてイチョウの林ふうの盆栽を作っても面白いですよ。
> ふら様、ご回答有難うございます。健康のためにと毎日食べているようなので多分収穫したいのだと思います。(^。^;)
それなら、ばんざいうさぎさんがおっしゃるるように、ホームセンターなどで苗を購入された方が確実かもしれませんね。
> 再来年根を切ると良いのですか。他の植物でもそういう方法は有効なのでしょうか?
たとえばtubakiさんのお名前のツバキなども、種子から生えた苗の根の先端は切った方がいいようです。
その方が細い根が増えるので、よく生長するようになります。
根を切らない方がいい植物もあるので、有効か否かはいちがいには言えないのですが。
父に電話して皆様に教えていただいたことを話した上で、苗の提案をしてみましたところ、やはりギンナンの「種」を植えたいそうです。それを励みにしようと思っているらしいです。
重ねての質問で申し訳ないのですが、実生ではなく椿の挿し木をしています。
植え替え時に切ったほうがいい良いのでしょうか?
> 重ねての質問で申し訳ないのですが、実生ではなく椿の挿し木をしています。
> 植え替え時に切ったほうがいい良いのでしょうか?
挿し木の場合ははじめから細かい根が出るので、切る必要はないと思います。
あくまでも実生の場合、ですね。
ふら様
いろいろと教えていただいてありがとうございました。
実生と挿し木の根の出方が違うなんて、今までずいぶん種まきや挿し木をしてきましたが始めて知りました。勉強になります。
お世話になりありがとうございました。