6年ほど前に植えたツルバラのピエールドゥロンサールです。最初の3年ぐらいはたくさん咲いていたのですが、その後小さい蕾が出始めるかどうかのところでこげたようにしぼんで終わってしまい、1つも咲かなくなってしまいました。樹の勢いは悪くないと思うのですが・・・。最近はコケのようなものがはりついたりしています。
6年間、特にここ3年くらいどのようなお手入れをされていたか、
もう少し詳しく書かれた方がレスがつきやすいと思いますよ。
施肥、剪定など、どのようにされていましたか? また、お住まいの
地域はどちらでしょうか?
施肥は冬の元肥をしており、本に書いてある量を参考にやっています。剪定は冬に1回、古い枝や枝先をそろえるように切り、枝はなるべく真横に誘引しています。最初の3年はこの方法で素晴らしく花が咲いたので、その後も同じようにやっていますが春の芽吹きはいいもののその後花が咲くまで蕾が膨らみません。今は樹の一部に薄いグレーのカビ?のようなものがついており、乾いているので手でとることはできますが気持ち悪いです。これは庭の他の樹木にもついています。千葉に住んでいます。
古い枝を切ってらっしゃるとのことですが、根元付近から勢いのある
新しい枝(ベイサル・シュート)が伸びてきていますか? 枝も3年もすると
勢いがなくなり、花つきが悪くなりますので、古い枝を根元付近から
ばっさり切って、新旧の枝を更新します。その更新が上手くいっているのに
花までいかないとなると、根になんらかの異常があるのではないでしょうか。
たとえばコガネムシの幼虫が土の中にいて細根を食べてしまっているとか、
根元付近の土にオガクズのようなものがあって、木にカミキリムシの幼虫が
入ってしまっている、勢いがそれほどないのに肥料をあげすぎて根焼けして
しまっている、あるいは牛糞とか腐葉土などを入れていなくて微量成分不足などなど。元肥にはなにをお使いですか?
グレーのカビとおっしゃるのはカイガラムシのことかなぁと思いますが、
下記のHPのようなものではありませんか?カイガラムシなら歯ブラシで
こそげとり、冬の休眠期に石化硫黄合劑とか、マシン油を散布するのが
よろしいかと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/camellia7/diary/200601190000/
こんにちは(^^)
もう少し教えていただけませんか。
地植えですよね?
水遣りはどうされていましたか?
また定期的になにか薬剤を散布されていませんでしたか?
焦げたようになっているのは蕾だけで葉の状態はいかがでしょうか?
毎年シュートは上がっていますか?
シュートが上がっているとすれば、幹の更新などはどうされていましたか?
沢山質問してしまいましたが、状況がどうにも腑に落ちないので
出来るだけ詳しくお願いします。
いずれにせよ、グレーのカビ状のもの(カイガラムシ?)が付着していることで
樹勢が弱っている事は充分に考えられますので
まずは古歯ブラシなどを使って幹を綺麗にしましょう。
詳しく書き込んでくださる事でなにか打開策が見えてくるかもしれません。
地植えです。根元はわりと陽が当たらないので水遣りはほとんどしていません(真夏も)。病気にはほとんどかかっているようには見えないので虫がついているな、と思った時にだけ薬剤散布しています。ので、ほとんど薬剤は使っていません。焦げたようになっているのは蕾だけで、葉の状態はいいと思います。花が咲かなくなってからシュートが上がらなくなりました。なのでかなり古い枝だけを真冬に切り落として整理している状況です。花が咲かなくなった最初の年には葉だけはものすごい勢いでした。グレーのカビ状のものはカイガラムシではないです。虫ではなく、なにか乾いたものがへばりついている感じです。ミツバツツジなどの樹木にもついています。はがすことはできるのですが何しろ棘があるので相当大変でもうメゲそうです。働いているのであまり世話に時間がとれない状況でもあります。
花が咲かなくなってから根元付近から新しい枝が出てこなくなったようです。古い枝を根元付近からばっさり切るというのは真冬に行うことですよね?でもあくまでもシュートが伸びている時だけバッサリやれるわけですよね?旧の枝でも元気がいいと本当に根元から切り落としていいのかわからずいつもツルバラの剪定には悩みます。確かにコガネムシはワンサカいます。カミキリムシでは無さそうです。根元に虫の場合は土中に薬剤を注入すればいいのでしょうか。元肥には牛糞をたっぷり使っています。グレーのカビは虫ではないようなんです。乾いたはがれる物体でツツジなどにもついています。樹に元気が無くなるとそんなものまでついてますますみすぼらしくみえてきます。まったくやりがいがなく毎春がっくりきてます。
そうですね、お住まいの地方がわからないので、はっきり申し上げられ
ませんが、休眠期の剪定でよろしいかと思います。寒い地方やさらに
丁寧に育てるというのであれば、今の時期に木の灰(カリ肥料)をあげると
枝がしっかりするいうこともあるのですが、まあそこまでしなくても
大丈夫です。
あと、12月号のNHKの趣味の園芸に冬のバラの手入れがちょうど
載っているので参考になるかと思います。
あと一点、りん肥料に過燐酸石灰を使われていますが、確かそれでよろしい
のですが、この肥料は酸性度が高いので、土を酸性にする力が強く、苦土
石灰での中和が必要になります。リン肥料にはようリンか、全部配合されている有機のバラ肥料というのがより安全かと思います。
来春はよいお花が咲いてくれるといいですね(^^)。
そうですね、バラは手がかかりますが、ツボをつかんでお手入れすれば、
答えてくれる花なので、もう少し頑張ってみてください。
それでもうちょっとお伺いしたいのですが、元肥に牛糞と書かれて
いますが、肥料はそれだけということはないですよね? 万一それだけで
したら、完全に肥料不足です。牛糞は腐葉土に比べれば肥料分もあり
ますが、わずかなので、主に土壌の改良と微量成分の補充で与えます。
また、『完熟』牛糞と書かれていないものを使うと、根を痛めることが
ままあります。
それから剪定ですが、今年の冬の剪定では古くなった枝(3−4年以上)は思い切って地際から2センチほどでばっさり剪定してください。
(ツル)バラは切る刺激で新しいシュートを出しますので。古い枝は
どうしても勢いがなく、よい花が咲きませんので、大体3−4年で新しい
シュートと交代させるわけです。
あと、コガネムシですが、カルホス劑など土に混ぜる殺虫劑はありますが、地植えですとなかなか対策が難しいです。こちらはお知恵のある方の
ご意見をお待ちしたいと思うのですが、とりあえず、冬の肥料を入れる
ときに見つかった分だけは取り除くのがよろしいかと思います。
せっかく貴重な御意見をいただいてるのに説明不足ですみません。
元肥には牛糞バケツ一杯と過燐酸石灰、油粕、骨粉を各200グラムぐらいずつ冬に一回50センチほど穴を掘って入れています。
今年の冬の剪定では古くなった枝を思い切って切るとのことですが、ほとんどが古い枝なのですが・・・。最低何本残したらよいでしょうか。ほとんど古い枝のため、どれが一番古いかもよくわからないかも?枝が減るということは花も減る、ということですよね。確かに思い切りがいりますね。私の場合は咲かないので大丈夫ですが。そういわれてみれば新旧枝の更新がやはりうまくいっていなかったのかも?今年はバッサリやる気になってきました。そのためにも何本残したらいいのかと、残した枝の処理方法を教えてください。残した枝から出ている今年伸びたたくさんの枝はどうしたらいいのでしょうか。よろしくお願いします。
それですと、肥料には問題ないですね。でも牛糞は完熟を使ってくださいね。
それから、剪定ですが、株本から何本くらい枝がでていますか? 荒治療も
ありますが、株元から出ている枝の3分の1くらいづづ、3年をかけて
切り戻すのが無難かと思います。
どの枝を根元から切るかは、まず、枝をよく観察してください。
古い枝でも、途中から新しい枝がビューっと長く伸びているものは残し、
新しい枝が出ていないとか、あるいは出ていても枝のごく先端から
出ている、新しい枝が出ていても細い、というような古枝をバッサリ
切ります。切るのにはノコギリが必要になることもあるかと思いますが、
休眠期の小春日和の日に切り、できれば切り口が枯れこまないように
石灰硫黄合劑などを塗っておくとなおよろしいかと思います。
根元から切り取らなかった枝も、ビューっと伸びた新しい枝があるものは、
新しい枝が伸びたところから二股になっているますよね、その分けれ目で
古い方の枝を切ってしまいます。根元から枝をたどっていくと、一筆書きで
新しい枝になっていくようにします。また、花が咲いた枝は2節くらいで
切ります。
言葉で説明するのは少しわかりににくいと思いますので、ツルバラの
剪定が載っている本など参考になさってください。あ、くれぐれも剪定の
ときは皮の手袋&帽子着用で、気をつけて剪定してくださいね。
わかりやすい説明ありがとうございます。明日休みなのでよく観察してみます。ちなみに今はツルバラに関しては何もすることが無い時期ですよね?1月に剪定でよいのでしょうか。