職場の花壇等についての質問になります。
現在、黄花コスモス・ベゴニア・マリーゴールドが植わっています。パンジーに植え替える予定なのですが、その前の準備として、注意する点を教えていただけませんか?
いつもは、「苦土石灰」を撒き耕して、1週間ほど置きますが、詳しい手順を知りたいです。撒いて耕して日数置くのか?撒いて、日数を置いてから耕すのか?わかりません。
プランターやポットにも植えますが、そこには、「パンジーの土」を使用するつもりです。
花壇もプランター等もそうですが、元肥というものは、植える時に与えた方が良いのでしょうか?
今まで、「化成ボール」があったので、使用していました。
内容は、鉢物専用、Nー10・Pー10・Kー10・苦土ー1、緩性と書かれた物です。
> 「苦土石灰」
土にすきこんでしばらく放置すれば根痛みがなくていいと思います。
> 元肥
苗を植える前に土の中に混ぜ込むのを元肥と呼びます。
緩効性のものなら2〜3ヶ月ほど効果が続くようですが、それも水やりの頻度で変わります。
与える量は説明書きにしたがってください。
もしない場合はバケツ一杯の土に軽くひとつまみでいいです。
土に混ぜ込まないで表面にパラパラまいておいても効果は同じだと思います。
お使いになっているものが化成肥料ばかりのように理解したのですが・・・
堆肥は入れていないのでしょうか?
人工的なものばかり入れていると土が固くなり根が良く張らず、吸収できる栄養も傾いてきて良い植物がだんだん育たなくなりますよ
市販の土を毎年入れ替える容器植えなら良いですが、市販の土を使いまわしたり花壇の土を足さないでいると、土が痩せ肥料を入れただけでは土が悪くなってきます
堆肥を沢山入れることをお勧めします
牛糞堆肥やバーク堆肥・腐葉土などありますが、できればバークや腐葉土を沢山いれて混ぜれば、ふかふかの良い土になり植物の根が張りやすくなります。そうすると土の団粒化で、土の中に水や空気が入りやすくなります
牛糞堆肥は、他のものと混ざったものが市販されていますが、牛糞に外国から輸入した飼料に混ざっていた外来雑草の種が消化されずに混ざり、それが生えてきてしつこく残ります。牛糞の割合が多ければ植物の繊維が細かく分解されすぎていて、土に混ぜるて湿るとヌルヌルします
一番理想的なのは繊維が分解されすぎない馬糞堆肥なのですが、入手しづらく高価かもしれません
ということで、木の皮の堆肥であるバーク堆肥や完熟している腐葉土をすきこむのが良いと思います
腐葉土は完熟していないと植物の根を痛めます
なお、石灰と堆肥が混ざると化学反応を起こしますので
いずれかを混ぜ込んだ後に、1週間以上間隔を開けてから次のを混ぜ込んでしばらく置いて土となじませ、それから植物を植えて下さい
良い土になっていれば、堆肥を分解する虫たちやミミズが出てくるようになります
毎年でなくても良いので、数年毎に沢山堆肥を入れてください
なお、ミミズは堆肥を食べて良い土にしてくれる強い味方ですので、嫌わずにその場所にいさせてあげてくださいね
すてらさん、ばんざいうさぎさんお返事ありがとうございました。
職場ゆえ、また、出勤日も限られていて、なかなかはかどりません。昨日、今までの花を片付けてきました。
石灰を撒こうと思ったのですが、天気が悪そうでやめました。
石灰を撒いてすぐ雨が降ってもかまわないのでしょうか?
固まってしまいそうな気がして、やめました。
>人工的なものばかり入れていると土が固くなり根が良く張らず
フェンスにかけてあるポットの土が固いのは、化成ボールの影響でしょうか?植え付け時にも追肥としても、化成ボールを入れていました。
◎プランターとポット(どちらもパンジーを植える)は、市販の土をほぼ毎回使います。今年は、有機質元肥入りの土を用意しました。元肥入りという事は、植え付け時には、もう肥料は入れなくてもいいのでしょうか?
そして、追肥には化成ボールでなく「ハイポネックス」のような液肥がいいのでしょうか?
花壇(大きさ5,5m.×2,3m.)は、プランターやポット内の古い土をあけて、腐葉土を足します。今年は、14リットル入りの腐葉土を2袋用意しました。
◎石灰と腐葉土を別々に分けてすき込めばいいのでしょうか。
石灰は、撒いてすぐにすき込んでもかまわないのでしょうか?
どちらも、すき込んだ後にしばらく置けばいいということでしょうか?
◎花壇の場合も追肥は、化成ボールより、液肥の方が良いのでしょうか?
◎油粕があるのですが、これはどのように使ったらいいのでしょうか?
◎プランター内の古い土をあけた時、土が軟らかく、下の網になめくじがいる時が多いです。これは、何が原因なのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありません。
園芸に関して全く知らず、いろいろ調べては見るのですが、自宅のものならば、自己流でやってしまいますが、職場用となると、慎重にならざるをえません。
また、職場の花壇は、毎年、花の育ちが悪いのです、植えても、しばらくすると、次々枯れてしまいます。夏の花は特に駄目です。冬場のパンジーは大丈夫です。何が原因なのかわかりません。
> 石灰を撒いてすぐ雨が降ってもかまわないのでしょうか?
問題ないと思います。むしろ乾いたままよりも土になじむのが早いと思います。
> フェンスにかけてあるポットの土が固いのは、化成ボールの影響でしょうか?植え付け時にも追肥としても、化成ボールを入れていました。
土は乾けば固くなることは多いのでそれほど心配することはありません。
それよりもカラカラに乾かせないように気をつけるといいですね。
固くしまるのを防ぐためには植え付け前の土に腐葉土を20パーセントほど加えるといいです。
> ◎プランターとポット(どちらもパンジーを植える)は、市販の土をほぼ毎回使います。今年は、有機質元肥入りの土を用意しました。元肥入りという事は、植え付け時には、もう肥料は入れなくてもいいのでしょうか?
いれなくていいです。
普通2〜3ヶ月効果が続きますからその後追肥を与えるといいです。
> そして、追肥には化成ボールでなく「ハイポネックス」のような液肥がいいのでしょうか?
固形の緩効性肥料(エードボールなど)なら長く効きつづけます。
液肥や即効性の化成肥料はすぐ効きますが効果が持続しません。
薄いのを週に一度ぐらいの間隔で与えます。
> ◎石灰と腐葉土を別々に分けてすき込めばいいのでしょうか。
> 石灰は、撒いてすぐにすき込んでもかまわないのでしょうか?
> どちらも、すき込んだ後にしばらく置けばいいということでしょうか?
いっしょにすきこんで1週間以上待ってから植え付けするのがいいようです。
> ◎花壇の場合も追肥は、化成ボールより、液肥の方が良いのでしょうか?
> ◎油粕があるのですが、これはどのように使ったらいいのでしょうか?
ボールタイプの緩効性肥料は長続きしますから手間がはぶけます。
液肥のような即効性肥料は効果がすぐ現れますが濃すぎると根を傷めますから緩効性肥料だけでいいと思います。
油粕は通常は水を加えて腐らせてから使いますが、花壇のように油粕に対して土の量が多い時はそのまますき込んでも大丈夫です。
(土の量の1パーセント程度なら問題ないと思います。
量が多いと醗酵の際に出るガスで根を痛めることがあるそうです。
> ◎プランター内の古い土をあけた時、土が軟らかく、下の網になめくじがいる時が多いです。これは、何が原因なのでしょうか?
ナメクジはプランターにつきものですね。
湿度がある所ではなかなか防ぐことができませんから、「殺ナメクジ剤」を買ってきてばらまいておくといいです。
週に一度、根気良くまいておけばしだいにいなくなります。
> また、職場の花壇は、毎年、花の育ちが悪いのです、植えても、しばらくすると、次々枯れてしまいます。夏の花は特に駄目です。冬場のパンジーは大丈夫です。何が原因なのかわかりません。
夏の花がダメということでしたら日当たりか水やりが不足しているのかもしれません。
パンジーは比較的に日当たりが悪くても育ちますね。
お返事遅くなりました。
ありがとうございました。苗を植える準備は整いました。