5年程前から金のなる木の大鉢(木は直径90センチ高さ75センチ)と中鉢(60×45)を2鉢育てています。最近皆様の投稿で虫のことが多くなっています。現在どの鉢にも虫はいないようですが、予防のため何らかの処置をしておいた方がいいように思います。予防策及び実施時期について教えて頂けませんか。現在は南側、ガラス越しに日が当たる室内に置いています。大阪府下です。よろしくお願いします。
大鉢と中鉢ですが、サイズは何号でしょうか。相当に大きくなっている
ようですが、金のなる木と鉢のサイズのバランスが気になったので質問
をして見ました。それと5年の間に植替えはされているでしょうか。
さて虫対策についての質問ですが、金のなる木の場合はカイガラムシや
アブラムシの被害がありますね。室内だからと安心をしていると、その
内に大発生して被害を大きくしてしまいます。
今の時期からは次第に寒さが厳しくなり、なるべくなら窓を開けたくな
いですよね。暖房をガンガン効かせて暖かくするので、どうしても湿度
不足になりがちです。カイガラムシなどは乾燥気味になると発生しやす
くなるので、定期的に窓を開けて空気の入れ替えをしてやる必要があり
ます。また湿度不足を解消するために、霧吹きで葉水をしたり加湿器を
稼動させて湿度を高めてやる事も必要です。
これらの事をすれば虫の発生は無くなると言う事はありませんが、発生
する可能性は低くなる事は間違いありません。
カイガラムシについて簡単に書きますが、孵化するピークは6〜7月頃
で、11月頃までに次第に大きくなり成虫になって行きます。12月頃
には体内にロウ状の物質を持つようになり、この頃に薬剤を散布しても
効き目は無くなります。カイガラムシは白い綿状の物だと思われる方が
多いのですが、実際には赤や茶色などと色んな色があります。
発生したら植物を傷めないように掻き落として、カイガラムシに有効な
薬剤を散布するようにします。
余談ですが、現在の場所で管理をされても、開花させる事は難しいかも
しれませんね。
不死鳥さま ご返事有難うございました。鉢の大きさの事ですが、何号かは申し訳ないですが、判りません。但し大鉢と書いているのは実際土が入ってる大きさが上経45センチ深さ30センチ、中鉢は上経35センチ深さ25センチ位です。植え替えは2年ごとに(4〜5月ごろ)行っています。
大体のパターンは4月頃から11月いっぱいまで直射日光の当たる南側軒下に置き、植え替えの後及び7月終わりから8月いっぱいくらいの真夏は半日陰の場所においています。12月から3月終わりくらいは室内の南側、ガラス越しに日が当たるところに置いています。葉水は室内の場合、月に1〜2度やっています。
開花させることは難しいと書かれていますが、どういう事が原因なのか教えて頂けたら幸甚です。
イーグルさんの大鉢は15号、中鉢は12号ぐらいかなと思います。
だいたい、3cm単位なんですよ。上部の直径が6cmでしたら2号鉢ですね。
合ってない鉢もありますし、楕円の鉢はどうなのか知りませんが……。
不死鳥さんが開花のことで触れられていますが……。
イーグルさん金のなる木はそれなりに大きいと思いますが、まだ開花していないのなら、咲きにくい昔の金のなる木だと思います。
過去ログにもこの話はあったはずです。
ちなみに咲きにくいものは、うちにもありまして、幹の径が7cmぐらい、高さも40cm以上あって、我が家に来て10年は経過していたと思う(もらい物でして、その時点で結構大きかったので、もっと生きているはずです)古株ですが、全く開花しません。
冬以外は外に放置してあります。容赦なく日が当たっています。
瀕死の状態になったこともあります。根が詰まったこともあります。
いろいろやっていますが、開花しません。
でも、花の咲く金のなる木ということで、昔貰ったものは、高さ20cm程度で開花しておりました。
どうしても花を見たいということでしたら、花が咲きやすい金のなる木がありますので、そちらを入手されるほうが近道だと思います……。
確か、桜花月という名前だったと思いますが。
でも、咲きにくいものを咲かせるためにがんばるのも、一興だと思います。
きっと、咲いたときの感動はひとしおですね。
かけと様
ご親切なアドバイス有難うございました。鉢の何号が3センチ単位になっている事も含め心より感謝いたします。
桜花月に挑戦するのではなく、今の3つの鉢に花が咲くのを楽しみに辛抱強く育てていきたいと思っています。うまく咲きましたら、かけと様にこの欄を借りて報告させて頂きます。有難うございました。