セダムを買ってきたのですが、よく多肉は植え替え後
一週間ぐらいお水をあげない・・と聞きました。
セダムは植え替え後、あげても大丈夫でしょうか?
宜しくお願いします!
どんな植物にも言えますが、サボテンや多肉植物の場合は特に、人によって栽培法は大きく異なります。
ですから私が以下に挙げるのは、あくまでもひとつの栽培法と考えてください。
ほかの方法もありますし、それで成功している限りは、いずれも適切な栽培法と言えるでしょうから。
セダムと言っても多様で400種ほどが存在し、日本にもオノマンネングサやキリンソウなど多数が自生しています。
日本などの温帯に自生するものは過湿や低温にも強く、グランドカバーなどによく使われていますね。
オノマンネングサやキリンソウなどもよく出回り、普通の草花感覚で栽培する方が多いようですね(「草花感覚」でまったく問題ありません)。
オノマンネングサは田の畦に生えるくらい多湿に強く、キリンソウなどはシベリアにも自生しているくらい耐寒性が強い植物です。
最近は、セダムと言ったらこの類を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
タニク・ラブさんが悩んだのは、このような「草花」のようなセダムではないかと想像しました。
このような「軽度の多肉植物」の場合は、水やりに関してさほど神経質になる必要はありません。
すぐに水やりをしても「多分」大丈夫。
あるいは、植え替え後数日してから水やりをしても「たいていは」大丈夫。
しかし、1週間後くらい待ってから水を与えれば「ほとんど」失敗はありません。
十分な大きさを持った苗なら、それくらい乾燥させても枯れることはありません。
そこで安全を考えたら、数日から1週間くらい水やりを中止した方がいいということになります。
もちろん、メキシコなどの乾燥地に自生する虹の玉やアツバベンケイ(乙女心)などの「高度の多肉植物」の場合はこの限りではありません。
植え替え後1週間くらいは、必ず水やりを中止することを強くおすすめします。
ふらさんが詳しく書かれているので長く書きませんが、僕だったら植替えをしてから4日〜1週間経った天気の良い日に与えますね。
植替えをすると言う事は、ある程度のダメージを与える事になります。
誰だって疲れている時は休息は必要ですから、鉢内で一定期間は休ませ
るのが一番だと考えています。
直ぐに水遣りをしないでも枯れる事はないので、慌てて水遣りをしなく
ても大丈夫ですよ。多肉植物って、そんなに弱くはないですよ。