数年前に観賞用のホヤ・ケリーの葉が2枚さしてある鉢を購入し、
窓際に置いていたところ、硬くコーティングされていた石ころを突き破って、新芽が出てきました。
その後、順調に3センチくらい伸びると2枚の葉が増えていく・・という育ち方をしていたのですが、この夏、茎だけが15センチくらい伸びて葉っぱが出る気配がありません。茎はまだまだ伸び続けているようです。全体の形も間の抜けたスタイルになってしまいました。この後どうしたらいいのでしょう。
もともと蔓草ですから、つるはぐんぐん伸びます。
室内の日照のすくないところだと更に間延びします。
もうすぐ小さな鉢では限界がくるので、一回り大きな鉢に植え替え、
コーティングしてある石みたいなのは取り去りましょう。
コーティングしてあるのは見栄えもそうですが、移動中に土もこぼれず
植物もぐらつかないという便利さのためです。
ハートカズラだと、葉の付け根の芽をつけて挿されたものは
お持ちのもののようにツルが伸びだしますが、そうでないものは
3ヶ月から長くて1年もすれば葉がしなびて寿命を終えます。
ちょっと長く持つ切花感覚でうられているものが大半です。
姿が間抜け、とありますが、今の姿のほうが本来の姿ではないので
しょうがないですね。
ああいう形の葉をつける蔓性植物の葉を切り取って挿しただけのもの
ですから。
蔓植物は一般的には行灯仕立てがおおいですね。
> この夏、茎だけが15センチくらい伸びて葉っぱが出る気配がありません。茎はまだまだ伸び続けているようです。全体の形も間の抜けたスタイルになってしまいました。
私の手元の株も同じような生長をしたことがあり、同じことを感じていました。
ホヤ・カーリーの場合、どういうわけか途中に葉がない蔓を長く伸ばす性質があるようですね。
http://www.uaf.edu/grnhouse/genplants/hoyakerrii.html
どんな時にそのような生長をし、どんな時に普通の葉を付けるようになるのか、今ひとつ規則性がつかめないでいます。
とりあえず素早く蔓を伸ばし、後から葉のある新芽を伸ばすようにも思います。
蔓が伸びたのは幸運なことだと思うので、とりあえずしばらく様子をご覧になってはいかがでしょうか。
そのうちに通常の葉を付けるようになるのではないかとも思います。
このまま様子を見てみます。
植え替えも必要ですね。
ありがとうございました。