去年、においざくらを初めてお店で見かけて、姿・花の咲き方・長く育てられそう・良い香り、等、ステキと思い、早速買いました。その時の花は
十分長く楽しませてくれました。秋から冬にかけて寒さに気をつけ室内に
取り入れました。温室はありません。暮れからお正月にかけて、つぼみが咲いてくれました。花の大きさ、香りともに初めのように咲きました。花数は少なかったですが。 節分を過ぎたころから、元気がなくなり、次第に、ハラハラと葉が落ち始め、桜の頃に幹が茶色く堅くなり、枯れてしまいました。 今年も又、夏に入手する事にしています。
上手に冬越しする方法は無いでしょうか。もう一息だったので、今度こそ
と思うのですが。 冬は都心より、3−4度気温は低くなります。
ルクリア(アッサムニオイザクラ)ですね。極端な暑さ、寒さを嫌がり、
成長期には枝葉がよく伸びるので、春に花のついていた枝を1/3〜
半分くらいに切り詰め、根詰まりしないように鉢から抜いて少し古土
を落として新しい用土で植え直します。植え替えの時の用土は水はけ
のいいものを使いましょう。春と秋が成長期になりますので、その時
期は戸外でできるだけ日に当ててがっしり育てましょう。ただし、真
夏の強光は厳禁です。盛夏は日陰の風通しのいい涼しい場所で管理し
た方が安全です。肥料は春から初夏にかけて少量与えるだけで充分で
す。
冬は室内管理になりますが、できるだけ明るい場所で育ててください。
最低気温が10℃を切らない場所で越冬させたいところですが、あまり
暖房がしっかり入るところだと昼夜の温度差で弱ってしまいますので、
やや涼しめの場所でも温度があまり振れない場所を選んでください。
低温時は水やりは控え目にしますが、ルクリアは結構水を食うので、
あまり水やりを控えすぎて萎れさせないように気をつけてください。
低温のストレスがかかると葉を落としてしまう場合があります。枯れ
ているわけではないので、早合点して処分してしまわないようにしま
しょう。(^^;; 凍らせたり、霜に当てたりしない限りは、意外に寒さ
には耐えてくれます。葉が落ちても暖かくなればちゃんと芽吹きます。
むしろ、夏の暑い時期に蒸らして根を腐らせてだめにするケースの方
が多いと思います。
質問のところで、スペースの関係で記入できませんでしたが、葉っぱが落ちた後、葉柄の痕に接する位の位置に、黄緑色の小さな葉芽と思える、ポチッとしたのが出てきました。大喜びで、よーく観察しながら育てていたつもりでしたが、暫くして、褐変して行きました。 幹の色も、先端から、緑色が消えたようになり、少しずつ黄土色が混ざったような色に変化してきました。小さな芽は二つほど出ていましたので、暖かくなるまでは、と、気をつけていたつもりでした。 しかし、やはり、温度の問題からでしょう、上のほうから幹が枯れ込んできて、芽よりも下まで褐変が進みました。小さな芽は、随分頑張りましたが、とうとう、上のが枯れ、下のほんの少し大きくなっていたのも枯れました。 今度は、よく気をつけて育てたいとおもいます。冬の寒さ対策は、もう少し慎重にしたいと思います。 みぞぐち様のお陰で、その時々に、何が必要かがよく理解できました。有り難うございます。