> わたしのは、ハイドロカルチャーなんですが
それを先に言ってくださ〜い。(^^;;
土植えとハイドロでは相当管理が違います。(^^;;
まず最初に基本的なことから。ハイドロの場合、土植えのものより寒さ
に弱くなります。気温が低い場合、土植えなら潅水を制限することで
ある程度寒さを我慢させることができますが、ハイドロは一種の水栽培
ですから冷たくなった水に常に根が浸っていてストレスを受けやすいの
です。これからもハイドロで育てるのであれば1年中20℃を切らない
くらいの環境を整えてあげないと、冬越しはもちろん、その他の季節も
傷みが出やすいと考えた方がいいです。
# ハイドロにこだわらないのであれば、個人的には土植えに移行させ
# ることをお勧めします。(^^;;
さて、それを踏まえて対策です。まず傷んだ根の整理、ハイドロ
コーンの洗浄はなさっているようなので、これはOKです。根に病気
が出ているのなら殺菌やハイドロコーンの取り替えもした方がいいの
ですが、たぶんその必要はないと思います。ケルセンはどこに与えま
したか?ケルセンはハダニを殺すための薬ですから、それ以外の害虫、
たとえばスリップスなどには効果がありませんし、ハダニがたかって
いる部分に直接噴霧するものなので、ハイドロコーンにかけても無駄
になるだけです。害虫と薬品の組み合わせをもう一度確かめてください。
次にハイポネクス。液肥ですよね。これは植え替えや根の整理など、
植物に強いストレスのかかる作業の直後には与えてはいけません。(^^;;
盲腸の手術を受けて食事が取れない時に、ぎっとぎとのステーキを無
理やり食わされるようなものです。(^^;;
与えるのは新芽が動き出してから。それまではイモの中に蓄えた養分
でちゃんと芽を動かすから心配はいりません。
根は白く太い、いい状態のものがあるようですね。でしたら、あえて
乾燥して休眠させることはありません。もともとこれからが成長適期
になりますから、水量を守り、できるだけ室内の日当たりのいい場所
に置いて、新芽が動くのを待ちましょう。
ハイドロの場合、つい水を入れすぎてしまうことが多く、それが根を
傷める原因になります。水位はちゃんとゲージで確認し、1/3以上
の量を入れないようにしましょう。水はゲージがゼロになったのを
確認してから与え、まだ水があるのに継ぎ足さないようにしてくだ
さい。また、寒がりの植物ですから、水を与える時には冷たい水を
直接注がないようにしてください。汲み置きしておいた水(室温くら
いになったもの)を与えるか、少し温めて20〜25℃にしたものを
与えるといいと思います。
???!くわずいもって冷たい水もやったら弱っちゃうんですね。すごく寒がりなんですね。そこまでデリケートとは知らずにかわいそうなことをしてしまいました。よく分かってないのに、合ってない薬剤撒いたり、やる時期じゃないハイポネックスやったり…(汗)みぞぐちさんありがとう。
引越しとか軽いからいいかなと思ってハイドロカルチャーを買ったんですが、やっぱり自然とおんなし状態の方が育ちやすいですよね?(ハイドロのほうが高かったけど。涙)けっこういもは太いのでもうちょっと大きな鉢で土に植え替えようと思います。いもの先の葉っぱの無い先細りの茎のとこから小さな葉っぱらしきものがでてきました。嬉しい!たびたびすいません、ハイドロから土に植え替える際の注意があったら教えてください。よろしくお願いします。
>やっぱり自然とおんなし状態の方が育ちやすいですよね?
成長だけ考えればそうです。ハイドロの場合は、清潔であることと、成長
を調整しやすい(すぐ大きくなる植物をゆっくり成長させる)のが特徴
ですから、小さい鉢で机の上などに置いて楽しむ分には向いているので
すが、逆に大鉢で育てるような場合は養水分の調整が難しくなり、冬越し
に難があるので、あまり私は勧めたくありません。(^^;;
イモから新芽が動き出したようですね。これから温度が上がるにした
がってどんどん元気になるはずです。土植えにする場合は、観葉植物
用の配合土をお使いになると楽です。安く済ませる場合は、赤玉土に
バーミキュライトとピートモスを1割くらいずつ混ぜたものをお使い
になるといいと思います。鉢の底には芽の粗い底土(軽石や大粒の赤
玉土など)を入れ、水はけを確保してください。
植え替えが済んだら水やりは少し土が乾いてくるまで我慢しましょう。
肥料は植え替え後根がどんどん伸び、新芽がしっかり伸びるように
なってから与えます。緩効性固形肥料(プロミックなど)を置き肥と
して与えるのが楽です。