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サンセベリアハニー(サンスベリア ハーニー)の救出方法 投稿者:ゆきりん 投稿日:2008/02/03(Sun) 09:55

こんにちは!初めての書き込みです。
10月中旬に初めて小さな観葉植物を購入しました。
その見た目のかわいさで選んだのが、サンセベリアハニーでした。

簡単な育て方が書いていたので、その通り日当たりの良い場所で適度な水やりで育てたところ根が狭そうだったので、
何も考えず植え替えを行いました。(11月中旬頃)
すると、土から白カビらしきものが・・・・
しばらく放っておいたのですが、
葉がどんどん内巻きにシワシワになっていったので、
悩んだ挙句、ハイドロカルチャーに植え替えをしたのです。(1月頃)

色々調べていくと、どうやら2回の植え替えのタイミングと
しかも水のやりすぎで、なんともサンセベリアにかなり可哀想なことをしてしまってなんとか助けてあげたいのです。

このサイトを知り、どれだけダメそうでもこの時期に色々するべきではないと思ったので、最近やっと水やりをやめました。
(いままでハイドロボールがカラカラになった2日後ぐらいに水を少しあげてました)

今からではもう助けてあげれないですか????
初めての観葉植物、なんとかこの冬を越せないでしょうか?


Re: サンセベリアハニー(サンスベリア ハーニー)の救出方法 投稿者:ふら 投稿日:2008/02/03(Sun) 12:24

最近ではサンセベリアに冬の間一滴の水も与えないという栽培法が主流になってきましたね。
またその方法なら少なくとも枯らすことがないのは事実です。
しかし少し前の園芸書を見ると、「最低5〜6℃を保てれば、ある程度水を与えた方がいい」と書かれています。
実際、かつてはそのような方法で上手に育てている方もたくさんいらっしゃいました。
10〜15℃の最低気温を保つことができれば、少々の水を与えたからという理由で、ただちに枯れてしまうことはないでしょう。
(現在の置き場所の、夜間の最低気温はどれくらいでしょうか?)

ただし、植え替えはよくなかった可能性がありますね。
サンセベリアなどの熱帯〜亜熱帯植物の場合、20〜25℃くらいの最低気温を維持できれば季節にかかわりなく植え替えができます。
そうでない場合は植え替えは行いません。
冬に根詰まりに気付いたとしても、低温状態ならほとんど生長しないので、気温が上がるまで待っても弊害は出にくいものです。
カビが発生しても植物自体には悪影響がないこともあるので、カビの発生しにくい用土に植え替えるのは高温期まで待ちます。

さて現在の症状ですが、
> 葉がどんどん内巻きにシワシワになっていったので、
これは低温による症状ではないような気がしますね。
低温の症状なら葉が柔らかく腐ってくると思います。
逆に単に水が不足しているだけのようにも思えます。
室温(最低気温)が高い状態で水を控えすぎるというようなことはなかったでしょうか?
あるいは根が枯れてしまい、水を吸収できなくなっているのかもしれません。
もし室温が低いのであれば、そのままの状態で水やりをストップすれば、枯死することはないような気がします。
水やりを中止して冬越しさせると、そのような状態になるのは普通のことです。

先に書いたように、現在の置き場所の最低気温が分からないと判断が難しいのですが・・・

なおサンセベリアの場合、ハイドロカルチャーで育てるのはやや難しいように思います。
5月くらいにカビの発生しづらい用土(赤玉土と軽石砂などの混合土)に植え替えるといいでしょう。


Re^2: サンセベリアハニー(サンスベリア ハーニー)の救出方法 投稿者:ゆきりん 投稿日:2008/02/03(Sun) 22:03

ふらさん!ありがとうございます。

> 室温(最低気温)が高い状態で水を控えすぎるというようなことはなかったでしょうか?
うーん・・・室温の最低気温ですか・・・
大体室温が何度ぐらいなのかがわかりませんが、
先ほど温度計を部屋に置いてみたところ、8〜9℃ぐらいはあるようです。(暖房なしで)
・・・ということは水不足なのでしょうか?!

> あるいは根が枯れてしまい、水を吸収できなくなっているのかもしれません。
根が枯れると、どのような症状になるのでしょうか?
植え替え時に根を見たときは茎に白っぽい何かが付いていました。
やさしく拭っても取れなかったので、取り敢えずそのままにしましたが・・・・


> 先に書いたように、現在の置き場所の最低気温が分からないと判断が難しいのですが・・・
大体8〜9℃の場合、今の段階からいくと普通に水を与えながら冬越えさせた方がいい、ということでしょうか???

> なおサンセベリアの場合、ハイドロカルチャーで育てるのはやや難しいように思います。
そうなんですか?!どんな植物でもハイドロカルチャーが一番育てやすいのかと思っていました!
サンセベリアをハイドロカルチャーのままで育てるのは何が良くないのでしょうか?

質問ばかりでごめんなさい!どうか教えて下さい。


Re^3: サンセベリアハニー(サンスベリア ハーニー)の救出方法 投稿者:ふら 投稿日:2008/02/04(Mon) 00:06

> 植え替え時に根を見たときは茎に白っぽい何かが付いていました。
> やさしく拭っても取れなかったので、取り敢えずそのままにしましたが・・・・

葉が丸まってしまった原因はこれのようですね。
ネコナカイガラムシの類ではないでしょうか。
ホームセンターなどで症状を説明し、サンセベリアに使用できる薬剤を購入なさってはいかがでしょうか。
「カビ」と書いていらっしゃったのもおそらくネコナカイガラムシでしょう。
根を水でよく洗い、その上で薬剤を使用するといいようです。
「サボテン ネコナカイガラムシ」などで検索をすると、対処法が見付かると思います(サンセベリアはサボテンではありませんが、管理は共通する部分もあります)。
その後は・・・
低温の環境のようなので、そのまま植え付けをしないで新聞紙などに包み、暖かくなるまで待ってはいかがでしょうか?
あるいは植え付けてしまい、水やりを中止して暖かくなるのを待つという方法もありますね。

ネコナカイガラムシの類は、高温期に土を乾燥させすぎると発生しやすくなるようです。
サンセベリア自体も、高温状態ではそれなりの水を必要とします。

> そうなんですか?!どんな植物でもハイドロカルチャーが一番育てやすいのかと思っていました!

人によりけりだと思います。
ハイドロカルチャーの方が育てやすいと思う方もいらっしゃるのかもしれませんね。
私自身はハイドロカルチャーは上級者向けだと思っています(どんな植物でも)。

その理由は・・・

1.直射日光に当てると調子を崩すことが多い。
 サンセベリアなどは直射日光を好みますが、ハイドロカルチャー仕立てで直射日光に当てると藻類が発生したり、水温が上がりすぎたりと弊害も多いものです。
2.肥料の与え方が難しい。
 ハイドロカルチャーの場合、液体肥料しか使えません。
 容器の中にいつまでも液体肥料が残っている状態なので、加減が難しいと思います。
3.冬の間の管理が難しい。
 やや乾燥ぎみに管理した方がいい植物の場合、水加減が難しいでしょう。

そのほかいくつか理由がありますが・・・
もちろん、工夫をすればハイドロカルチャーでいろいろな植物を上手に育てることも可能ですが、普通の用土を用いた方がはるかに管理がやさしく、清潔に育てることができると考えています。



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