実家の庭に白木蓮の木があり見事な花を咲かせてくれるので子供の頃から眺めるのを楽しみにしていました。
両親も亡くなり週末にしか私もその家に帰ることはないのですが、先日無断で隣家の人が「自分の敷地内に枯葉が落ちて迷惑している」と勝手に切ってしまったのです。
素人が切ったため幹しか残っておらず無残な姿になっており初めて見たときには涙が出てしまいました。
幹から伸びる5本の枝も頭から切られています。
もう花をつけることはないのでしょうか?
モクレンの類はかなり強い剪定に耐えるので、木は生きている可能性が高いように思います。
生きていれば間もなく新芽が出てくるので、少々お待ちになってください。
勝手に剪定するというのは論外で、大変お気の毒ですが、ふだんから花後に剪定をなさっているでしょうか?
あまりにも木が大きくなってしまうと、苦情が出るのはいかんともしがたいと思います。
基本的には5月頃から新芽が吹き出しますから、新芽が出れば生きて
いる証拠になりますから、今のままで様子を見られるしか出来ないと
思います。
木蓮の場合は放任で管理をしますが、どうしても大きくなる樹木です
から、ある程度の大きさになったら5月中旬から6月中旬頃に剪定を
して下さい。大きくなり過ぎると剪定も困難になりますがら、あなた
が適度の高さを決めたら樹芯を止めて高さを抑えます。
今回の場合は燐家の方が勝手に切られたようですが、必要以上の剪定
をしたと同じですから、来年の花は今年より少ないかも知れません。
どんな理由があろうと他人の屋敷に侵入して、勝手に樹木を切る事は
許される事ではありません。御両親様が他界されて空家同然になって
いたとしても、週末には様子を見に帰られている訳ですから、隣家の
方が相談に来られる事も出来たはずです。
ただ何年も手入れをされて居なかったのでしたら、りりかさん側にも
責任がありますね。放置していた事を先に詫びてから、今後は当家の
方で迷惑にならないように管理をする事を伝え、今後は勝手に切られ
ないようにとお願いするべきです。
他界された御両親様との付き合いも長かったはずですから、あまり事
を大きくしないで話し合うようにされてはどうでしょうか。
モクレン(シモクレン)の場合はせいぜい樹高3〜5mなので、放任が基本になると思います。
しかしハクモクレンの場合は生長がとても早く、樹高は最大15mにもなるので、ふだん留守にされているとなると、やはり放任はちょっと無理かもしれないと思います。
我が家ではけっこう強剪定を行いますが、花付きはいいようです。
ちなみに、関東近辺ではハクモクレンの開花は3〜4月(モクレンの開花は4〜5月)。
剪定する場合は花後すぐがいいと思いますよ。
我が家のハクモクレンは花がとうに終わり、新芽が盛んに伸びだしているところです。
ふらさん、不死鳥さん アドバイスありがとうございます。
今実家にいるので早速見てみましたら新芽が2つ出ていました。
ほとんどの枝が切られ幹しかないのでこれ以上はないのかもしれませんが少し希望がでてきました。
母がガーデンニング好きでバラやランなど育て近所でも有名なきれいな庭だったのですが、私自身はまったくわからず木は剪定をしなくてはいけないのだということも今回のお二人の助言で初めて知りました。
隣家に迷惑をかけないよう少しずつ勉強していきます。
本当にありがとうございました。