母の日に 大きなピンクの花が咲いた 鉢植え・アジサイを贈られました。
近々、 花を剪定して地植えし、 大きく育てたいと 思っています。
色々 説明を読むのですが、 初めての事で ハサミを入れる部分が よく理解出来ません。
アジサイは 花の固まりになっていますが・・・
集合した細い花茎の 一個 一個を カットすれば良いのか、
花の固まり、 一番 根元部をカットして、 花全体を落とすのか、
花より下、 青い茎の部分からカットするのか・・・
その辺りを お教え頂けましたら 幸いです。
大きく育てたいと願っています。
ご教授 どうぞ宜しく お願い申し上げます。
アジサイを母の日に貰われたようですが、さぞかし嬉しかったでしょ
うね。大事に育てて下さいと言うべきですが、大切だからと言って余
り猫可愛がりをすると状態を悪くさせ枯れてしまいます。アジサイの
特性を少し得られて、基本通りの作業をすれば大きくなり毎年の開花
も楽しめると思いますね。
さて剪定ですが、花が終わったら直ぐに2〜3枚の葉を付け切り戻し
を行います。花ガラの下に葉が何枚か付いていますよね。その花ガラ
から数えて4枚目の葉の5ミリ程度の位置で切って下さい。切り戻し
が終わると暫くして新芽が出ます。このまま秋まで管理をして、10
月以降に気温が18℃以下になる頃に花芽の分化が行われます。
この頃には丸くて大きな花芽が確認出来ますから、この花芽の直ぐ上
で再度切り戻しをします。
地植えをして大きくしたい気持ちは分かりますが、植替えの時期とし
ては3〜4月の落葉した頃が最適ですから、今のように樹汁が動いて
いる時期に植え替えるのは状態を悪くさせる原因になります。
アジサイは半日陰の場所で少しジメジメした場所を好み、日照時間が
長かったり西日が当たる場所を嫌います。今年の植替えは出来ません
から、来年の植替え時期まで最適な場所を決められて下さい。
半日陰とは、午前中に光線が当たり午後からは日陰になる場所を言い
ます。西日は短時間ですが強烈な光線で葉焼けなどを起こします。
アジサイは土壌によって色が変化します。末石さん宅の土壌が中性か
弱アルカリなら薄紅色や赤になり弱酸性なら青や青紫色になります。
アルカリ土壌ならピートモスを入れ、酸性なら苦土石灰などを入れま
す。
不死鳥 様
早々の 丁寧なご回答 心より感謝 申し上げます。
アジサイが枯れる事なく、 来年も 花を咲かせてくれるよう 祈りながら、
お教えを参考にさせて頂き、 見守って行きたいと思っております。
取り急ぎでは ございますが、 ご回答の御礼と させて頂きます。
本当に ありがとうございました。
末石