ツピタンサスを去年の冬から育てています〜今の時期は元気なツピタンサスにするのに外の日光に当てるのが良いというような記述がありましたが、環境を急に変えても大丈夫なのでしょうか〜?また寒くなったら部屋の中に戻すということでしょうか・・・現在の環境は薄日が多少の入るリビングです。また他の方々の回答の中に取り木という言葉がありましたが、どのようにするのでしょうか・・・
室内の明るさでは元気に育ちませんからできれば外に出してください。
長く日に当たっていない葉っぱは日焼けしますから1週間は明るい日陰で慣らしてから日当たりに出します。
それでも焼けてしまうこともありますが、がまんしていれば新しく出てくる葉はしっかりとします。
葉が出てくる時から日に当てることが必要で、日陰で伸びてしまったものはなかなか本来の耐光性が備わりません。
外の最低気温が5度以下の時期は室内にしまって冬越しさせます。
「取り木」は今が最適期です。
去年以前に伸びたしっかりとした茎の周囲を3センチの幅で皮をむきます。
水ゴケをまいてビニールでくるんでおきます。
乾かないように水を時々やっておくだけです。
今なら1ヶ月で発根します。
http://image.blog.livedoor.jp/vanda1/imgs/5/4/547ec531.jpg
たくさん根が見えてきたら下側で切り取って鉢に植えます。
http://image.blog.livedoor.jp/vanda1/imgs/8/3/835fd150.jpg
去年「取り木」したものを春に植え替えしましたが鉢が小さく見えるほど元気に育っています。
土が乾ききらないように毎日の水やりと、月に1〜2回パラパラと化成肥料をやっていればよく育ちます。
早速お知らせくださりありがとうございます。
部屋の中の朝日が入るところに取り合えず移動します・・・どれ位の期間で外に出しても大丈夫なのでしょうか・・・また寒くなって部屋の中に入れても対応することが出来るのでしょうか〜?取り木は写真で見せていただくと大分太い幹の所をされておられるように見えるのですが、だいたい直径何センチ位のところになるのでしょうか・・・?
室内の明るい場所よりも外の日陰のほうが日光が強いことが多いです。
直射光が当たってなくてもまわりからの反射光に長時間包み込まれていますからね。
古い葉が焼けてもいいやと割り切るならすぐに出せます。
一枚も日焼けさせずに全部の葉を大切にしたいのなら慎重に日照の強いほうに慣らしていくといいですね。
1〜2週間かけて日差しに慣らしていって最終的には直射日光に当てるようにすると元気でたくましく育ちます。
寒くなると木は活性が落ちて休眠状態になります。
日照よりも寒さ対策のほうが重要ですから冬のあいだは日があたらない場所に置いて鑑賞することは問題ありません。
水やりは成長期のように土の表面が乾きはじめたらやります。
夏とは吸収量が違いますから半分の量でも十分です。
「取り木」の場所ですが、硬く充実したところならどこでもできます。
写真では4年前ぐらいに伸びた部分でやっていますが問題なく発根します。
写真の左奥に見える若い枝は当年に伸びた所ですが、これはまだ木が堅くなっていないのでやっていません。
取り木処理中は枝が折れやすくなっていますから補強の支柱を忘れずに。
分かりやすいご回答をありがとうございました。少しづつ試しながらやってみることにします。ありがとうございました。