祖父に貰ったカネノナルキを昨年春から挿し木しています。
15cmくらいの株で新芽をどんどんだして凄く元気でした。
ずっとピートモス系の土に植わっていたので、
この7月に赤玉と川砂中心の土に植え替えました。
そのときビックリしたのは、一切根が生えていなかったことです!
良くこれで元気に新芽を出し続けるなとビックリしていました。
植え替えてからどんどん元気がなくなり、下記のような症状になっています。
●日の当たりにくい後ろの方の葉が黄色く腐って落ちる
●全体的に葉の色が悪い(薄黄緑もしくは濃すぎる緑色で干乾び気味)
●全ての枝が全体的に垂れ下がっている
●メインの中心の茎自体がぐにゃっと曲がってきている
このため割り箸をたてて紐でくくって本体を真直ぐに維持しています。
垂れ下がったり曲がったりするので触ってみたら
別に茎が柔らかくなったりしているわけではありませんでした。
(押しても一切凹んだりしないがやたら曲がる)
ずっと野外の明るい日陰で養生させていますが
一向に元気になる様子がありません。
(悪く言うと逆に枯れる気配もありません)
現在、水はほとんどやらずに活力剤を挿しています。
元気に復活させるアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
ピートモスは強酸性で、弱酸性を好む多肉植物には適しません。
赤玉土と川砂を主体と言われますが、他に何を混ぜられていますか。
栽培をされている状態が良く理解出来ないのですが、もう少し頭の悪
い僕にも理解出来るように説明して貰えませんか。
昨年の春に挿し木をされ、今も挿し木をした時のままで管理をされて
いるのでしょうか。もしそうなら、挿し木をされた時に使用された土
は何を使われましたか。その時の用土に養分が含まれていませんでし
たか。挿し木には元気な部分の枝を使い、切り口を風通しの良い日陰
で十分に乾燥させてから土に挿しましたか。挿し木をしてから今日ま
での間の、置き場所は何処ですか。
植替えをした時に、用土はどの程度落としましたか。また根はどのよ
うにされましたか。植替えをして直ぐに水遣りをしませんでしたか。
植替え後は何処に置かれていますか。
説明下手で申し訳ございません。
ご指摘のポイントご回答させていただきます。
> 赤玉土と川砂を主体と言われますが、他に何を混ぜられていますか。
赤玉土6、腐葉土2、川砂2のような内容です。
> 昨年の春に挿し木をされ、
当時は全然知識がなく、挿し木された状態で祖父に貰いました。
それがピートモス系の土に挿されており、何も知らずに育ててました。
(肥料などは一切やらずに乾いたら水遣り程度)
それで新芽を出して非常に元気に育っていました。
> 今も挿し木をした時のままで管理をされているのでしょうか。
そこから1年以上経過した今7月に上記の土に植え替えようとしたら
ほとんど根っこが皆無だったので驚きました。
ずっと元気にそだっておりましたので…。
> もしそうなら、挿し木をされた時に使用された土は何を使われましたか。
結果的に根っこはほぼ皆無だったわけですが
私としては完全に植え替えのつもりでしたから、
上記の土に植え替えました。
このときはカネノナルキは余り根ができないのかな?とか思いました。
> 挿し木をしてから今日までの間の、置き場所は何処ですか。
貰った昨年の春から今7月の植え替えまでは完全屋内。
植え替えてからは日陰の野外です。
> 植替えをした時に、用土はどの程度落としましたか。
根っこが皆無でしたのでついてくる用土はありませんでした。
> 植替えをして直ぐに水遣りをしませんでしたか。
植え替えてからすぐに行いました。
> 植替え後は何処に置かれていますか。
日陰の野外においています。
内容としては、
挿し木でもらって1年元気に育っていた。
そこで植え替えようとしたら全然根ができていなかった。
気にせず普通に植え替えた。そうしたら元気がなくなった。
といったような内容になります。
他にもペペロミアを葉挿ししていますが、
1ヶ月たっても何も出てこないしできないです。
なのに一切枯れずにピンピンしてます。
これも同じような事象です・・・。
詳しく書いて貰えたので、頭の悪い僕にも理解する事が出来ます。
ここからは僕が今まで経験した事を書きますが、説明内容が他の方と
異なる点があるかも知れません。結論からすれば同じと思っています
から、僕が経験した通りに作業をされなくて構いませんので、何かの
参考になればと思い書かせて頂こうと思います。
金のなる木はベンケイソウ科のクラッスラに属する多肉植物です。
名前の由来は以前に営業不振だった会社の方が、偶然財布から5年玉
を落とされ、気がついた時には5円玉が木になっているように見えた
から金のなる木と売りだし、大ヒットになったと言う話があります。
金のなる木は昭和の時代に人間が勝手に付けた俗語です。
葉や茎や根が多肉質の植物をサボテンや多肉植物と言いますが、これ
らの植物の特徴は暑さや乾燥に強く、寒さには弱いと言う事です。
僕は5鉢ほど栽培をしていますが、この中で一番大きい物は以前に母
が適当に剪定をした枝を僕が挿し木をして今日まで管理をしている物
です。現在は駄温鉢の10号に植えてあり、背丈も40センチを超え
ています。挿し木をする場合は必ず元気な枝を使用し、切り口を風通
しの良い日陰で十分に乾燥させる事です。これが不十分な場合は腐敗
して発根をしません。僕の場合は挿し床に使用する土は園芸用の川砂
か、又は鹿沼土の微粒の挿し芽用の土を使用します。
サボテンと多肉植物は雑菌に弱い性質があり、挿し床には未使用で無
菌の物を使うようにします。また挿した時には根がありませんから、
水は挿し床が乾いたら霧吹きで軽く湿らせる程度にし、肥料は与えま
せん。挿したら風通しの良い日陰に置き、発根したら徐々に光線に慣らしながら日当たりの良い場所に置くようにします。
発根の確認は、挿し穂を軽く引くようにして、手ごたえがあれば発根
をしているか発根の途中の段階です。
金のなる木は直射日光が大好きですが、真夏時には葉焼けを起こす事
があるので、真夏だけは遮光幕などで日差しを和らげてやります。
冬場は外気温が0℃までなら屋外で管理が出来ますが、これは春から
秋までの間に十分な光線に当てて丈夫な株になっている事が条件にな
ります。年中室内で管理をしているなら、最低でも5℃以上は確保し
ないと越冬させる事は出来ません。
植替えをしたら風通しの良い明るい日陰に置き、徐々に光線に慣らし
て行くようにします。最初の水遣りは植替え後に直ぐに与えず、1週
間程度経ってから鉢底穴から水が十分に流れ出るまで与えます。
2回目からは鉢土が完全に乾いてから、更に4日から1週間経ってか
ら様子を見て与えます。与える時は先ほどに書いたように与えます。
冬場は休眠するので、冬場は水遣りを控えめにして休ませます。
使用する用土ですが、用土に関して知識が無いなら自分で適当に配合
せず、市販のサボテンと多肉植物の土を8割に、園芸用川砂を2割ほ
ど混ぜて使用して下さい。僕は自分で配合していますが、それなりに
用土に関して勉強をしたり、専門家の方に直に聞いたりしています。
まず栽培の基本を覚えましょう。なんなら最初からやり直して見ます
か。なんなら力になりますよ。
ペペロミアも室内にあるのですか?
もしそうでしたらどちらも外に出して日当たりに置いてみてください。
水やりは通常どおり、土の表面が乾きはじめたらたっぷりとやります。
土は普通の培養土でもいいし、肥料分や腐葉土の入っていない土または砂の単用ならよりベターです。
今の時期ならすぐ発根すると思います。
ペペロミアは直射の当たらない野外に置いてます。
土は赤玉土の単用で行っており、
葉柄を1cm程付けた葉を半分くらいまで土に埋めています。
(葉柄は埋まるように)
これで水を絶やさぬように管理して1ヶ月
特に反応はありません。
色々と詳しくありがとうございました。
祖父に貰った当時はぶっちゃけ園芸に興味も一切なく、
祖父にも「そのまま置いておけば勝手に育つ」と言われ、
半ば放置していた所存です。
祖父も一切知識なく適当にベランダで育ててますが
恐ろしく適当なのにバカでかいカネノナルキがあります。
その一枝を遊びに行った帰りに貰ったのです。
今年になって少し興味を持ち始めたので
どこかのサイトに書いてあった土(赤玉6、腐葉2、川砂2)
を配合して植え替えました。
今から考えると貰った当時の土はホント適当で
まず根の出るようなものではなかったと思います。
現状の状態で復帰させることは不可能なのでしょうか?
発根をしていないなら、引いただけで簡単に抜けますよね。もし少し
でも発根をしていれば引くには抵抗を感じるはずです。
抜いた時に根が出ていなければ、切り口付近を良く見て下さい。その
部分が黒く変色していたり、触って柔らかければ完全に腐敗していま
す。このまま挿し木を続けたとしても、絶対に発根する事はなく生長
も終わってしまうと思います。根が無くてもある程度は水分を吸収す
るので、一定の期間は生き続けます。ただ根が無いわけですから、こ
のままで生育を続けるとは思えません。
現状の状態で復帰させる事は、100%あり得ませんね。
挿し木の土に入っている部分が駄目でも、地上に出ている部分が元気
なら、その部分を使って挿し木のやり直しをするのは可能です。
ただ挿し木が出来るのは9月中ですから、復帰を希望されるなら早め
に作業に取り掛かった方がいいと思いますよ。
10月に入っても挿し木は出来ますが、寒い季節が近づくと休眠をす
る準備に入り、11月下旬頃からは休眠期に入り活動を鈍くします。
と言う事は、活動が鈍い訳ですから発根率も低下する事になります。
何もしないで育つ事はありません。植替えも水遣りも施肥も必要で、
開花を望むなら開花をさせれるような管理が必要です。
植替えも時期も決められていて、時期外の植替えは金のなる木を弱ら
せるだけです。水遣りも草花と同じように与えれば、必ず根腐れを起
こし枯れてしまいます。
興味を持つ事は良い事ですが、興味を持っただけでは植物は育ちませ
ん。この際ですから多肉植物に関して少し勉強をして見ませんか。