オープン記念のお祝いで、胡蝶蘭をたくさん頂きました。
今はすでに花を根本からすべて切った状態です。3本立ちのがほとんどですが、一株づつ植え替えたほうが、管理がしやすいと聞いた
事があります。
この時期に植え替えても大丈夫でしょうか?どなたかご指導よろしくお願いします。
北関東の店舗で育てようと思っています。夜は誰もいなくなるので
かなり冷え込むようになると思います。その辺の対策もあれば教えてください。
胡蝶蘭の北関東での植替え適期は過ぎてしまいましたから、(最適期は4月〜5月、なんとか可なのが6月9月、猛暑でなければ夏でも可能)出来れば今年は根をいじらないほうが良いでしょう。
3株寄せてある場合、その寄せ方には3通りあります。最近多いのがポリポットにバークで育成されたものをそのままポットごと寄せて空隙を発泡スチロール片で埋め表面をバークやミズゴケで覆って化粧するというものです。ポリポットのままというのは同じでも植え込み材料がバークではなくミズゴケという場合もあります。昔多かったのがポットから抜かれたミズゴケの根鉢を寄せたものでした。
ポリポットにバーク植えなら、そのままで来春まで管理されたほうが良いでしょう。表面の化粧のバークやミズゴケの多いを剥ぎ取っただけで水遣りなどは可能ですから多湿にしないよう水遣りだけです。置き場所は明るいけれどもガラス越し直射光のあたらない場所で、最低気温が10度(15度以上といわれますが、日中20度以上になる場所では、ポット内を過湿にしなければ明けがた10度でも大丈夫)を割らない場所で管理されれば宜しいのです。
ポットにミズゴケ植えの場合はポット内の水分管理が難しくなるのでやはり13度以上は欲しいです。わたしなら、ミズゴケの根鉢を崩さないよう引き抜いて同じサイズの素焼き鉢にそっと移します。あるいは半周りだけ大きな素焼き鉢に若干のミズゴケを足して鉢増しの形にしても宜しいでしょう。根鉢がむき出しで寄せられている場合も同様です。
最低気温が10度を割る環境では冬越しは難しいですが、夜間だけ発泡スチロールのトロ箱に納めるとかの工夫が必要になります。私はかつて夜間最低気温が3度になる環境で、発泡スチロールのトロ箱を使って冬越しさせ、翌春開花させた経験があります。
>ありがとうございました。
ポリポットにみずごけという状態でしたので、半分はそのまま春になったら一株づつに分けて、あと半分はポリポットをくずさないよう分けてみます。