はじめまして。
植物に関して全く素人です。
対処に迷っていることがあるので、詳しい方からアドバイス頂けると嬉しいです…。
先日、ホームセンターで紫式部の鉢植えを購入しました。
家の北東にある花壇に地植えするつもりで、次の日の午後に鉢を見ると、
葉っぱがすっかりカリカリになっていました。。。
購入後に水を与えなかった&鉢土の湿り気を確認しなかったのがいけなかったのですが、どうやら根詰まりもひどかったようで、
鉢を移してみると、中は根っこでパンパンになっていました。
対処が遅かったようで、
葉っぱはすっかり枯れて全部落ちてしまいました。
幹はまだ生きていると思うのですが、
来年に元気になってもらうには、今どのような対処をすべきでしょうか。
補足です。
今現在は、大き目の鉢に移して、朝だけ日光の当たる明るい日陰に置いてあります。
迷っているのは、以下です。
・剪定を今して、地植えにしてしまったほうが良いか
・春まで鉢のまま休ませるか。その際、剪定はやはり春? それとも今?
紫式部はクマツヅラ科の落葉性の低木で、今頃から除々に葉が落ちて
冬越しをします。一般的には地植えをしますが、鉢植えでも十分栽培
が出来ます。ただし生育旺盛ですから、直ぐに根詰まりを起こしてし
まいます。2年に1度で植替えをする植物が多いのですが、紫式部の
場合は1年ごとに植替えを行います。1年ごとの植替えが面倒であれ
ば、一度植えたら植替えが必要のない地植えの方がいいと思います。
きあさん、置き場所で「朝だけ日光の当たる明るい日陰」と書いてま
すが、明るい日陰は光線が当たらないが明るい場所と言う意味で、本
当は光線が弱く当たっている場所ではありませんか。
午前中に光線が当たって、午後から日陰になる事を半日陰と言います
が、これとは違うのでしょうか。もしかして室内栽培ですか。
紫式部は日当たりの良い場所から、少しだけ日陰になる場所まで対応
します。少しだけ日陰になる場所より光線が十分に当たる場所の方が
生育が良いのは当たり前です。
植替え時期ですが、3〜5月と10〜11月までなら可能です。ただ
最適と言える時期は生育を始めようとする前の時期に植替えをするの
が良く、時期としては3〜5月が良い事になります。
購入されたのが最近のようですから、やはり根詰まりのまま冬越しを
させるのは厳しいと思います。今の時期の植替えは問題ありません。
水遣りですが、少し湿り気のある土壌を好むので、土の表面が乾きか
けたら十分にあたえるようにします。夏場は水分を多く要求しますか
ら、水切れには注意が必要です。
今回は葉が落ちたようですが、確かに根詰まりによる落葉の可能性も
無いとは言えません。いずれは落葉してしまうので、枯れたわけでは
ありませんから、暫く様子を見られるしかないと思います。
cactus様、返信ありがとうございます。
紫式部の置き場所ですが、すみません記載がもれましたが屋外です。
お恥ずかしいですが、半日陰と明るい日陰の定義がいまいちよくわかっていません。
半日陰=午前か午後に直接日光があたるor木漏れ日等は当たる
明るい日陰=直接日光はあたらないが、明るい場所
という感じでしょうか?
私が置いているのは、午前中に4〜5時間直射日光が当たる場所です。
家の北東にあたるので、午後は家の影に入ってしまいますが、
開けた場所なので陰になっても暗がりではないです。
葉が全て落ちてしまったので直射日光がいるのか迷い気味だったのですが、やはり日向のほうが良いのですね。
植栽できる場所が限られていて、北東の今の場所でガマンしてもらうしかないのですが、地植えにしてみます。
刈り込みは春のほうが良いのでしょうか?
簡単に調べた育て方では、植え替え時に剪定と書いてあって。
あと、根株は崩したほうが良いと思われますか。
ものによって崩す・崩さないと記載が違うので、怖くて鉢を移す時は崩さずに植え替えました。
でも、完全にプリン型に根っこ詰めされていました。
長文で申し訳ありません。
半日陰と明るい日陰ですが、きあさんが思われている通りです。
明るい日陰の言葉を見て、日陰なのに明るいのは変だなと思われるか
も知れません。僕も面白い表現だなと思います。日中で光線が当たら
ない室内に居たとします。確かに光線が当たりませんが夜とは違い、
蛍光灯を点灯しなくても新聞の文字は読めますよね。この程度の明る
さが明るい日陰と思われたら納得して貰えるだろうと思います。
日当たりが良い場所から半日陰まで対応しますが、本来は光線が好き
な植物ですから、そのような植物は光線が良く当たる場所に置かれる
か、又は植えられた方が生育は良いですね。理解して貰えますか。
長年植替えをしていない植物や、生育が旺盛な植物は根詰まりを起こ
します。根詰まりが起きると生育は悪くなりますが、根詰まりを起こ
す原因になります。植物は鉢内で根を張りますが、鉢内はスペースが
限られているので根を張らすにも限界がありますよね。それが根詰ま
りと言うもので、根詰まりのため根先は先に進めなくなり、それでも
進もうとするため根先が傷んでしまいます。そうなると水分や養分の
摂取が困難になります。元気にしてやろうと水を与えても、根が役目
を果たせなくなっているので、次第に根腐れを起こしてしまいます。
根詰まりの状態のまま植替えをしても、根先は傷んだままですから、
植替えをした意味が無くなってしまいます。やはり傷んだ根や古い根
は切って整理をした方が、新たに新根を出させる事になります。
剪定ですが、落葉性の植物の場合は葉が完全に落葉している冬場に行
うようにします。基本的には寒い冬場に切り戻しをしますから、春で
は遅いように思えます。どこで切っても芽は吹きますが、余り短く切
ってしまうと春に枝が伸びても花付きや実付きが悪くなります。
cactus様、お返事ありがとうございました。
間違ったことをして完全に枯らしてしまっては、と迷いがあったのですが、おかげ様で踏ん切りがつきました。
日照はイマイチで紫式部には申し訳ないのですが、出来る限り良い場所に地植えしてみます。
根詰まりについても、わかり易い解説ありがとうございました。
理由がわかると、古い根を切るのもなるほどですね。
剪定は、植え替え後に様子を見て、寒くなってから行ってみます。
春には元気に芽吹いてくれると嬉しいのですが!
丁寧に説明して頂けて、本当に助けて頂きました。
ありがとうございました。