幹が1.5メートルほどある大株のセロームを育てています。子株も2個ついています。
1ヶ月ほど前にそのままあげるタイプの液体肥料をあげました。
何日か前から先端の葉が黄色くなり始め、幹の先端もスカスカになっていることに気付きました。
せっかく大株の根が巻きついたセロームを切りたくないのですが、復活させる方法はあるのでしょうか?
ご回答、宜しくお願いします。
残念ながら、枯れが進行してしまうか復活しても不格好になる可能性が大きいですね・・・先端だけ傷んだのだと寒さや乾燥など何らかの原因で生長点(天芽)がダメになり、徐々に幹が枯れたか腐ってきているようですね・・・
おそらく放置すると幹が徐々に枯れるか腐るかしてしまうので、早めにスカスカになってる少し下の元気そうな場所を、清潔なナイフなどで切り落とすしかないでしょうね・・・
切り口を見て、中心に腐れなどによる変色が残っていればそれが無くなるところまで幹を切るしかなさそうです
たしか、セロームは成長点を失っても幹の途中から脇芽が出てくると記憶していますが・・・
しばらく後に幹から脇芽が数個出てくると思います。途中の葉は自然に枯れるまで取らずに残しておいて、一番大きい芽か一番上の元気な芽ひとつを残し他はとって、それが伸びるにつれて元の幹に沿うように上に向くよう紐などで誘引してあげれば将来は新しい天芽として一本に仕立てられると思います。その頃には残しておいた葉は皆自然に枯れているはずです。将来は幹の途中が不格好に曲がる可能性もありますが誘引が充分であればそんなに酷くはないと思います・・・
脇芽を皆育てて、ユッカの様に幹の途中から枝分かれしているように仕立てる事もできますので、一本仕立てか複数本仕立てかはお好みで(一本仕立ての方が成長は早いかも)
あと、小株は独立させて親が枯れたときの保険として育てると良いでしょう。生育は遅いですが育つにつれて葉が変化するので小株から育てるのは楽しいものです
また脇芽が複数出てきて一本仕立てにしたい場合、脇芽が独立できそうなくらいに育ってから幹から切り離し、土に挿してあげても根がついて苗にできるはずですよ
置いている場所は、人のいない時間帯には室温が低くなったりしていませんか?もし昼夜の温度差が激しい所ならば夜の寒さで先端が傷んだ可能性もあります。もしそのような場所にあるのなら夜間も暖かく24時間の温度差があまりない場所に置くのが良いです
反対に暑すぎる場合でも乾燥で天芽がやられる可能性があります。セロームは高温多湿の環境を好み、湿度が低すぎるのも良くないのです。木の高さの温度や湿度など調べてみてセロームに適さなければ環境を改善してあげるしか予防法がありませんので・・・
過去に結婚式場のロビーの入口に2・5メートルほどの高さのが1メートルほどの高さの巨大なプランターに植えられ通路の両脇に何本も置かれているセロームを見たことがあります。まるで巨人がアーチを作って人を出迎えてくれた様に感じるとても見事なものでした。置き場所の制限がなければうまく育てると同じくらいの高さに育つかもしれませんね