去年、アスターが植わっていた後にマリーゴールドを植えたいのですが
アスターは一度花を咲かせたら、同じ場所で10年は育てられないと聞きました。
そこで、マリーゴールドを植えようかと思うのですが
10年も連作を嫌う植物の後に植えて大丈夫なのかと、ちょっと心配です。
マリーゴールドはちゃんと育ってくれますでしょうか?
また、別の種類のものでお勧めがあれば教えていただきたく思います。
連作障害の心配のあるものをまた同じ場所に植えたい場合はてっとり早いのは土を他の場所の土か新しい土に取り換える事です。それか深めの天地返しを行って前年アスターの根の周りにあった部分の土を深い所に、深い所にあった土を今年植える場所に移動させるとかなり違うと思います
同じ所で育てられないというのは、土の成分中で養分が偏って少なくなったり、根から出る排泄物がそこの土に溜まるためですので、物理的に違う土にしてあげれば大丈夫だと思いますよ
私の住む土地ではある春咲き球根植物がたくさん植えてある広大な公園が毎年同じ場所に同じ花を咲かせています。他の植物を植えるとその植物がメインにならないため土を変えなくては連作障害が起きやすいのを承知で土を変えずに毎年そこに植えていますよ
そこでは、花が終わって抜いたあと初夏から秋はエンバクという植物の種を蒔いて育てて、ある程度大きくなってから緑肥として鋤きこみ土の中で分解させます。それから堆肥を入れてよく耕してから秋に元肥を入れて球根を植え付けます。それで10年以上も同一の花を毎年見事に咲かせています
もちろんアスターほどの連作を嫌う植物ではないでしょうが、アスターを植える畝の部分だけでも土の取り換えをしてから、アスターの植えていない時期に植えられる緑肥を植えてから鋤きこみ寝かせ、それが分解してからアスター苗の植え付け時に堆肥と元肥を入れて植え付ければ大丈夫だと思います。さらに、植える所が広くて他の植物との輪作ができるのであればもっと良いです。輪作は土地を4分割し、4つの違う科の植物を毎年1区画ずつ隣にずらしながら作っていく方法で、これが一番簡単でしょうし、天地返しや緑肥・堆肥を入れれば4年ごとに同じ土地でも酷い連作障害は起きないと思います
アスターもマリーゴールドもキク科ですので、同じ場所に植えてしまうと連作障害が出る可能性があります。できればキク科以外の違う科の花を植えるのが良いですね。サルビアとかビオラとかペチュニアとか、キク科以外の花なら同一の科を連続させて植えなければ大丈夫ですよ
☆ばんざいうさぎさん
うわー!とても詳しく教えていただき、ありがとうございます!
やはり同じキク科ということで、避けたほうが無難なんですね。
アスターはもう植えることはないと思うのですが
連作を嫌う花を植えるときの参考にさせていただきます。
別の場所に植えるつもりだったサルビアを、アスターの後に植えることにします。
ちなみに、エンバクというのは『犬猫の草』のことですよね?
いつもポット植えにしていたのですが、肥料になるのなら直植えでも良いですね!
天地返し、輪作、とても参考になりました。丁寧に教えていただきありがとうございます!感謝です!