お忙しいところ失礼します。
秋に咲く山野草の花の時期を遅らせる事は素人には難しいですか？
たとえばキキョウを10月中旬頃にさかせる等、、。
短日処理や長日処理をすることにより開花を早めたり遅くできたりはできますが、まだ日照時間を縮める方なら夕方の早いうちから朝まで完全遮光して光を当てないという、遮光黒シートや段ボール箱などで素人でもできる簡単なやり方で好みの時期に咲かせられます。またチューリップやユリなど早くからしばらく冷蔵庫などで低温に合わせないといけないものもあります。開花時期を早めての出荷というのは珍しがられ高値でも需要があるので設備費・燃料・輸送費分高くても売れやすく、業者は早く咲かせるにはいろんな努力を惜しみません
反対に日照を長くする場合は夜間もずっと照らす光量の大きな育成ライトの設置が必要です。そして、現在植えられているほとんどのキキョウは昔よりもかなり早く、夏のうちから咲くものが多くなっていますので晩秋に咲かせるならそれだけライトを照らす日にちも長くて電気代もかなりかかります。
原理は葬儀に使う大輪菊の通年栽培の方法とほとんど同じなのですが、菊は本来の開花期は秋なのでそれ以外の時期の菊の値段というのは栽培施設の設備や燃料の光熱費などがかなり卸値に影響していて、時期の秋以外の季節の菊の値段は産地が遠い事もあり輸送費もかかり、卸値は高いし数は市場に出ないして、秋以外の菊の値段は花屋の経営をひっ迫するくらいです・・・。
商業栽培目的なら設備を用意すれば可能だとは思いますが（でも菊以外の花は時期を遅らせると売れないので商売的にはお金をかける意味がほとんどない）、ビニールハウスに植えてライトをいくつも設置し、地域によっては晩秋まで栽培するにはビニールハウス用の専用暖房器や燃料も必要になりますので素人の規模での少数株だと、時期を遅らせて咲かせるのはコストがかかり過ぎて無理かと思いますが・・・
> 秋に咲く山野草の花の時期を遅らせる…たとえばキキョウを10月中
>旬頃にさかせる…
山野では、刈り取られると、遅い時期に開花してくれるのを見かけます。いつ咲かせるためにいつ摘心するかは、ご自分で体験して会得されるしかないような気がします。
タネツギ様、ばんざいうさぎ様ありがとうございました。
さっそく自分なりに実験してみます。
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