つい最近,トックリランのロンギフォリアをかったのですが,そのトックリランの葉はカーリングしています.
どうして,トックリランの葉はカーリングするのでしょう.
物知りな方教えてください.
不思議に思う気持ちは分かりますが、その質問は無意味です。
「どうして天然パーマの人は髪がカールしてるの?」と聞いているようなもの。
そういう性質だからです。
「なぜ」という質問は、「どのような理由で」と「どのようなメカニズム」という二通りに解釈できます。
つまり「どんな理由で葉がカールしているのか(葉のカールが何の役に立っているのか)」と「どのようなメカニズムで葉がカールするのか」と二通りに取れます。
どちらのご質問でしょうね。
ラン様 ふら様 ご回答ありがとうございました.
ラン様,ふら様のおっしゃるとおり,少し質問がおかしかったと思います.すみませんでした.
いいかえます.トックリランの葉のカールはいったい何の役に立っているのでしょうか.教えてください.
まず確認です。
トックリランの仲間は名称が混乱しているように思うのですが、その中で葉がカールするものに関してのご質問ということでいいでしょうか。
> いいかえます.トックリランの葉のカールはいったい何の役に立っているのでしょうか.教えてください.
生物に関して、多くの「何の役に立っているか」という疑問に対する答に共通することですが、いずれも仮説の域を出ないものだと私は思っています。
たとえばシマウマの縞が何の役に立っているかという疑問に対する答ですが・・・
大昔は単純に「保護色」と言われていましたが、あの白黒模様ではかえって目立ってしまいます。
そこでライオンに対する目くらまし(目がちらちらして捕まえにくくなる)とか、シマウマ同士が集まるための目印とか言われるようになりましたよね。
葉のカールに関する「答」もやはり仮説に過ぎませんが・・
私個人は強い日射しを避けるという役に立っているのではないかと思っています。
まっすぐな葉よりも、カールしていた方が一時に当たる日光の量が少なくなると思います。
同様な葉を持つ植物の自生地の環境を思い浮かべるといいのではないでしょうか?
逆に(水中など)弱い光のもとで育つ植物にも同様の葉を持つものがありますが、こちらはあらゆる方向から光を受けるのに役立っているのではないかと思います。
この場合は一時に受ける日光の量を減らしてでも、少ない光をより長時間受けるという役に立っているのではないかと想像できます。
繰り返しますがこれはあくまでも仮説なので、もっと上手に説明できる仮説を考えることが可能かもしれません。
ふら様ご回答ありがとうございました.
とてもすばらしい仮説だと思います.私はそれを信じます.
マタいろいろな質問をすると思いますが,よろしくお願いします.