花や観葉植物を室内で育てていても、ムシがいろいろ発生するの
は何故でしょうか。
(屋外の場合は、他からも飛んで来ますが)
カビやバイキンの場合は、空気中に浮遊しているものが、室内に
あれば、水分・養分を求めて止まったところに、いろいろな症状
が現れるのわよくわかります。
素人の私は、カイガラムシまでが、室内の植物に、”発生”する
ということが、なにが原因なのか分からないので、どうも理解が
出来ず、不思議でなりません。
ダニやナントカジラミや・等、眼に見えにくいものは植物を購入
時既に、発生の原因となるものが、付着していた、と言うことな
のでしょうか?
植物も、害虫の類も、同じように生物ですから、カビや菌類も、
含めて、全く安全なキレイな状態は望むべくもないことです。
出来るだけムシなどの発生を押さえて、花木等を育てるには、
購入時も含めて、どのようなことに留意すれば良いでしょうか?
現在、気を付けていることは、間隔・風の通り・日当たり、位
です。
鉢物がだんだんと増えてきて、間隔が狭まって来ましたので、
害虫のことが心配になってきました。
薬剤も、もしかしたら使いすぎかなと、思うこともあります。
ごく初心者です。初歩的なこともよく知らずに楽しんでいます
が、園芸は永い間、続けたいと思いますので、初めのうちに、
”後になっては、聞き難いこと”を教えていただきたいとおも
います。 よろしくお願いします。
TAKUさん、虫の発生は色々あると思います。購入した植物や鉢土にタマゴが付いていたり、室内でも窓を開けていた時飛んできてタマゴを生みつけた等があります。更に植え替え用の土に虫が付いている事も少なくありません。植木に虫が付く時は「弱り目にたたり目」で付く事が多いので、日当たり、水やり、風通し、湿度や温度を適切に管理して植物を丈夫に育てる事が必要です。
原因についてはすでにまつさんがまとめてくれたので、私は対策につい
てちょっとだけコメント。
たぶん、一番多いのは「購入時にすでについていた」というケースだと
思います。これを防ぐためには、購入前に自分の目でよく確認するのは
当然ですが、商品の回転が早く手入れをきちんとする店で入荷間もない
ものを買うようにすると失敗が少ないです。
あと、戸外で管理するものは基本的に虫がつくと考えて育てた方が、失
敗がありません。春・秋のアブラムシ、夏の高温乾燥時のハダニなどは
季節の風物くらいの感覚で監視を怠らないようにすれば、被害は小さく
抑えられますし、精神的にも余裕が出ます。
# 私は見切り品に手を出すのが大好きなので、まず「虫はいる」ものと
# して手入れを始めます。この前購入したクレマチスの手入れはカイガ
# ラムシ落としが最初の作業でした。(^^;;
まつさん ・ みぞぐちさん
いつもお世話になります。丁寧なご説明、ありがとうございます。
室内の観葉植物にカイガラムシが発生したり、スリップス(?)
が発生するのはよくあることです、という説明が、やっとのこと
で、状況が想像出来るようになりました。
矢張り原因は既にくっついてきていたのかという思いと、見る目
の確かさを身につけるため、自分自身で学んでいかなければなら
ないと言う気持ちが湧いてきました。
原因はよく分からなくても、ムシはいつ現れてもおかしくない、
と言うことだけはよく理解できました。
”弱り目に祟り目”は、バラでついこの間、経験済みです。
これからは、観察する眼で見なければ、と思います。これまでは、
異変が起きてから ”これは一体どうしたのだろう?”というの
が常でした。幸いにも、大したこともなくて、ムシに関しては余
り苦労はしていませんでした。
まつさんの、”適切に管理して””植物を丈夫に育てる”為の心
掛けを忘れないようにして行きたいと思います。
人間も、植物も、日々の健康管理が大切なのだなあと深く感心し
ています。
また、みぞぐちさんの、”購入するときに、よく観察する”こと
が、とても大切だと思いました。
いつもは、殆ど、”あ・あった、どれにしようかな?”と、ツイ
嬉しくて、冷静に観察するヒマなどありませんでした。店頭での
管理の状況や、どれが新しくて、どれが古いか(?)、など、深
く考えたこともありませんでした。
この質問を掲示板に出すのを暫く躊躇していました。しかし、こ
のような、大きな問題を含んでいた事を知り、又、これから先の
園芸を楽しむ為の基礎的な知識を得ることが出来、本当によかっ
たと思います。 ・・本当に、1年生と同じですね。これからも
よろしくお願いします。 ありがとうございます。
購入する・しないに関わらず、”冷静な目でよく観察”すること
をこれから折り有るごとに練習して行きたいと思います。
とは言っても、実は、これが一番難しいのではないかと思います。