園芸の初心者です。
土づくりについて教えて下さい。
用土は、既に配合してあるものを買うこともあります
が(山野草・サボテンなど)、殆ど、自分で配合して
います。
配合してあるものは、余分の土を保存しなくてよ
いし、肥料も配合してあり、すぐに使えて、とて
も便利です。(私の場合、割高感があって・・・)
土は、必要な種類の物を、大袋で買います。
土や肥料の(薬剤なども)置き場所にも苦労しますが、
昨今の(私の)経済事情では何より経済的・が優先さ
れます。・・ついでに、土や肥料のことなど勉強でき
て、面白さが増えるような気もして、嬉しいこともあ
ります。
これまで、大きな失敗は無かったらしく、植物を植え
て、とたんにバッタリと枯れてしまった、などという
ことはありませんでした。
そのくらい、大ざっぱでも、植物は我慢強く育ってく
れる、ということでしょうか。
半年位前に、土のことをすこし調べていましたら、
”良い土は、団粒構造で・・・” という記述に出会
いました。
(1種類の土から出来たものは、単粒構造・というそ
うです)
団粒構造の土は、細かい土の粒が集まって塊になった
もので、(1センチ位、と書いてあるものもありまし
た)小さな粒の間に水分を含み、大きな粒粒の間に空
気を含み、排水がよい。保水・排水・通気性がよい。
・・で、良い土、だそうです。
イメージとしては、中粒の赤玉土・鹿沼土がすぐに思
い浮かびました。
私の場合、殆ど赤玉土に腐葉土を基本的にプラスして
います。時に、肥料分が・保水性が・より求められる
場合には、堆肥を加えたりもします。
特に、重い土、と言うときには<黒土かなあ>と考え
て、きめの細かい黒い土を使って見たりします。
新しい土を使用する場合には、何だか、土なのに、フ
ックラ感があり、団粒構造なんだなアと、自信をもっ
て言えますが、そうでなくなったと言うことはどのよ
うなことから判断されるのでしょうか。
また、
団粒構造というのは、崩れる一方なのでしょうか。
土が(粒が)崩れはじめの頃に、何かを混入する、な
どで再び、団粒が構成される、などは無いのでしょう
か。
古土を復活させて、再利用するためのものが市販され
ています。
それを使ったこともあります。袋入りのものをいれる
と、確かに、土はフンワリ軽い感じになりました。
しかし、団粒ができるかどうかは、分かりませんでし
た。使用説明書きには、何も書いてありませんでした
が、気休め(?)に、赤玉土のあり合わせ(中・小混
ぜて全体の3割位)を混ぜ込みました。
古土を不要になったからと、どんどん捨てることも問
題アリかと思い(不燃ゴミとして、埋め立てに運ばれ
るそうで)、良い土に復活させたいのですが、どのよ
うにすればようでしょうか。
古土を復活させて、団粒構造の良い土にする方法はあ
るのでしょうか。
これから先も、土とは離れることは出来ないと思いま
すので、土のことを教えて下さい。
現在のところ、私にとっては、ハイドロより、土の方
がなじみやすいです。
よろしくおねがいします。
え〜、私のような若輩者が言うのも何ですが、私見として言わせて貰
えるならば、
「植物には、それに適した環境(この場合は用土)があるけど、
必要以上に過酷でない場合には、その環境に適応する」
でしょうか。
私も初期の頃、団粒構造に拘っていましたが、実際ある日自分が余り
にもマニュアル状態になっている事に気付きました。
まぁそんな物です。じゃ、回答にもなってないので、以下参考までに。
団粒構造にさせる事が出来るかどうかは別として、私は次のような
方法で再利用しています。
1つ目は、再利用したい土を殺菌します。黒いビニール袋などに入れて
1・2週間ぐらい日当たりの良い場所に、出来るだけ薄くして置きます。
で、後は腐葉土などを配合して利用します。
2つ目の方法として、一旦庭土の上に広げ腐葉土などを混ぜ込み、1〜
2ヶ月ぐらい野ざらしにしておきます。自然にミミズが入り込んで耕し
てくれます。
どっちがどうとは言えませんが、ケースバイケースによって使い分けて
います。
DAN.Tさん ありがとうございます。
良い土 について関心をもったのは、TVで、
”ふわふわの 良い土ですね” とか、
”(苗を植えながら)気持ちのいい土ですね〜”
ということを何度か見て、良い土はどんな土なのだろうと思い
ました。
花や木は好きでしたが、土いじりは不得手でしたので、植えた
ままで、土が硬くなり、水の吸い込みも悪くなった土を、どう
しよう、と思っていたころでしたので、気になりました。
必要に迫られて、園芸にも関心を持ったのかもしれません。
> 「植物には、それに適した環境(この場合は用土)があるけど、
> 必要以上に過酷でない場合には、その環境に適応する」
は、質問のところで記入しました <(自分で混ぜた土を使って)
・・これまで、大きな失敗は無かったらしく、植物を植えて、とた
んにバッタリと枯れてしまった、などということはありませんでし
た。そのくらい、大ざっぱでも、植物は我慢強く育ってくれる、と
いうことでしょうか。> という、私の経験と同じかと思います。
> 1つ目は、再利用したい土を殺菌します。黒いビニール袋などに入れて
> 1・2週間ぐらい日当たりの良い場所に、出来るだけ薄くして置きます。
古土を再利用するときは、私も同じような方法で殺菌します。
庭がありませんので、ミミズの方法は残念ですができません。
・・ということからも分かりますように、マニュアル的に、
団粒構造について、関心を持っているわけではないのですが
・・・。
DAN.Tさんの・・ミミズが入り込んで耕してくれます・・
のところで、土の構造が改善されることがわかります。
このあたりまでは、参考にしたものにも記述がありましたの
で、実行なさってのお話は、説得力があって、よく理解でき
ます。ありがとうございます。
庭がありませんので、ミミズの利用は考えないのですが、
<古土を団粒構造の ”良い土”にする方法>はあるでしょ
うか。 ・・・知識としての疑問は残ります。
私の場合、実際には、古土を再利用する普通の方法で鉢や
プランターなどに使い回ししています。
DAN.Tさん ありがとうございます。
良い土 について関心をもったのは、TVで、
”ふわふわの 良い土ですね” とか、
”(苗を植えながら)気持ちのいい土ですね〜”
ということを何度か見て、良い土はどんな土なのだろうと思い
ました。
花や木は好きでしたが、土いじりは不得手でしたので、植えた
ままで、土が硬くなり、水の吸い込みも悪くなった土を、どう
しよう、と思っていたころでしたので、気になりました。
必要に迫られて、園芸にも関心を持ったのかもしれません。
> 「植物には、それに適した環境(この場合は用土)があるけど、
> 必要以上に過酷でない場合には、その環境に適応する」
は、質問のところで記入しました <(自分で混ぜた土を使って)
・・これまで、大きな失敗は無かったらしく、植物を植えて、とた
んにバッタリと枯れてしまった、などということはありませんでし
た。そのくらい、大ざっぱでも、植物は我慢強く育ってくれる、と
いうことでしょうか。> という、私の経験と同じかと思います。
> 1つ目は、再利用したい土を殺菌します。黒いビニール袋などに入れて
> 1・2週間ぐらい日当たりの良い場所に、出来るだけ薄くして置きます。
古土を再利用するときは、私も同じような方法で殺菌します。
庭がありませんので、ミミズの方法は残念ですができません。
・・ということからも分かりますように、マニュアル的に、
団粒構造について、関心を持っているわけではないのですが
・・・。
DAN.Tさんの・・ミミズが入り込んで耕してくれます・・
のところで、土の構造が改善されることがわかります。
このあたりまでは、参考にしたものにも記述がありましたの
で、実行なさってのお話は、説得力があって、よく理解でき
ます。ありがとうございます。
庭がありませんので、ミミズの利用は考えないのですが、
<古土を団粒構造の ”良い土”にする方法>はあるでしょ
うか。 ・・・知識としての疑問は残ります。
私の場合、実際には、古土を再利用する普通の方法で鉢や
プランターなどに使い回ししています。
TAKUさんの解釈にちょっと気になる点があるので、それについて
コメントしておきます。
>1種類の土から出来たものは、単粒構造・というそうです
違います。単粒構造というのは土の粒子一粒一粒が相互にくっつく
ことなく独立して存在している状態で、砂にパーライトと赤玉土を
混ぜたものでも構造としては「単粒構造」になりますね。この構造が
園芸の上で問題になるのは、土の粒子が粘土のように非常に細かい場
合です。粒子間の隙間がうんと狭くなってしまうので、水はけが悪く
根張りが乏しくなりがちになります。
>イメージとしては、中粒の赤玉土・鹿沼土がすぐに思い浮かびました。
これも違います。(^^;;
赤玉土、鹿沼土は火山噴出物が堆積後に時間をかけて風化したもので、
多孔質で水をよく含みますが、粒は大きくても何かを寄せ集めたもの
ではなく、それぞれが一粒に相当します。軽い石ころや砂粒と同じで
すね。
団粒構造は植物や微生物、土壌動物の作用で小さな土の粒子同士が有
機物の糊でくっつけられたような構造ですから、弾力があり、柔らか
く、有機物の分解に伴って時間とともに変質します。
>特に、重い土、と言うときには<黒土かなあ>と考え
黒土は有機物の混入量が多く、黒く見える土ですので、必ずしも重い
というわけではありません。重い土、と言えば粘土の強い、やや固め
のものというイメージで使われることが多いと思います。田土などが
代表でしょうか。
>新しい土を使用する場合には、何だか、土なのに、フックラ感があ
>り、団粒構造なんだなアと、自信をもって言えますが、そうでなく
>なったと言うことはどのようなことから判断されるのでしょうか。
団粒構造でなくても腐植の混入率の高い土は使い始めは柔らかく
感じます。団粒の場合、ちゃんと円いころころした構造を持っていて
しかもそれが指の腹で簡単に潰れるほどの柔らかさを保っています。
市販のものでこうしたできのいい団粒構造の土をたっぷり含んでいる
ものはそんなにないと思いますが。(^^;;
>また、団粒構造というのは、崩れる一方なのでしょうか。
>土が(粒が)崩れはじめの頃に、何かを混入する、な
>どで再び、団粒が構成される、などは無いのでしょうか。
DAN. Tさんがすでに団粒復活の方法を2で書いてくれていますが、
団粒を作るのは生物(特にカビやバクテリアなどの微生物と土壌
動物が重要)であるということを覚えておいてください。鉢植え
やプランターなど、あまり土の中の生物の働きの盛んでない環境
では団粒を長期間維持するのは無理だと思います。
古土復活についてはDAN. Tさんのコメントを参照なさってください。
みぞぐちさん ありがとうございます。
団粒構造について、正しい理解ができていなかったようです。
今回はまた、よい勉強をさせていただき、ありがとうございま
す。
<何が団粒を作るのか?> がポイントでした。
このことを理解できましたので、わたしの思い違いもあるが、
参考にしたものにも正確でない記述がある、ということなども
よくわかりました。
思い違いなどは、訂正した、正しいことを覚えます。
参考資料を選ぶことから勉強が必要かもしれません。
Re 1 への返信をかいている間に、みぞぐちさんのRe 2が入
ったようです。(返信に手間取って・・Re2がダブッテしま
いました。
みぞぐちさんのレスと、DAN.Tさんのレスを纏めて読み直
しました。
< 1種類の土から出来たものは単粒構造といいます> という
言い切りの記載がありましたので、(参考にした物の中に)なる
ほど、と思ったのでした。
ここに書かなかったら、みぞぐちさんに訂正して戴けることもな
かったのかと思うと、チガイマスと否定されたことにより、正し
いことを知る機会が得られて、何が幸いするか分からない、と思
いました。
わたしは、訂正を受けることができましたが、そうでない人もい
る筈で・・・(どうしようもないことです)。
> 団粒構造は植物や微生物、土壌動物の作用で小さな土の粒子同士が有
> 機物の糊でくっつけられたような構造ですから、弾力があり、柔らか
> く、有機物の分解に伴って時間とともに変質します。
みぞぐちさん、わたしの疑問は、これで解決しました。
畑を持って、自然のちからを借りて堆肥を作り、ミミズなどが寄っ
てきて、土中の微生物が増えて、・・・時間がすぎて・・・やっと
団粒構造の土が出来るのでしょうか。
・・多分、<いい土ができたなア> としか、言いようがないので
はないでしょうか。いい土を作るのは、本当に難しいことなのだと
いうことが、よく分かりました。
実は、スコップで土を掘ったりしたときに、急にミミズなどが飛び
出してくることがあるのですが、それがイヤで、コワクて、土には
なかなか馴染めなかったのでした。
ミミズの仕事は知っていますので、わたしは取り敢えず、スッ飛ん
で(大慌てで)その場を離れ、20〜30分休憩でした。苦手、と
いっても、あまり嫌ってはいけないですね。(反省しています)
植物が良く育つ土、ということで、園芸を楽しいものとして続けて
いきたいと思います。
・・・それにしても、みぞぐちさんには、難しい問題を何度も解決
して戴いて、本当にありがとうございます。
経験の浅いうちに、思い違いを正しい知識に入れ替えて、今後に生
かして行くために、この掲示板がどんなに役立っているか・・・。
”ブルーミングスケープ”さんにも感謝します。
えっと、ミミズ嫌いな人には、ちとアレかも知れませんが参考までに
以下のサイトを見てみる事もお勧めしたいです。
「みみずコンポストについて」
>http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2871/
もしこの書き込みが不適切であれば削除致しますので、お知らせ下さい。