ランナーって何ですか?子株とは?ワイルドストロベリーの育て方で、ランナーの先に出来た小さな子株を切り取って、肥料をすきこんだ土で植え込む、とありますが、いまいち意味が分りません。4〜5月に元肥、9〜11月にランナーで株分け・・・分りません。花は好きなのですが、こんな形で育てるのは初めてで、本当に素人の質問で申し訳ありませんが、どなたか教えてください。
イチゴの苗はある程度の大きさに育ってくると、ツルのようなものを
出してきます。これをランナーと言います。
まっすぐにのびてきて先端に小さな苗のような葉っぱが出てきて
重みで下がって地面につくと、こんどは根っこが出てきて
小さな苗(子株)になります。この状態ではまだ親からツルを
通して水や養分をもらっているのですが、根がしっかり育って
葉っぱも数本出て大きくなる頃には自分で生きていけるように
なっています。 そしたらツルを切り離して独立させてやると
ワイルドストロベリーがもう1つ増えたことになります。
実際には何本もランナーが出てきますので、何個もにも増えます。
子株からもランナーが出てくるので孫株、ひ孫株とどんどん
増えます。 もし、増やしたいのでしたらランナー用に鉢を用意
して土を入れておきます。 ランナーが出てきて先端に葉っぱが
開いたら用意した鉢の土の上に乗せてやります。 そのままでは
風などで動いてしまうので、針金をU字に曲げて土に刺して
ランナーの先端が土につくように軽く固定してあげると良いです。
増やしたくなければランナーは切ってしまってかまいません。
丁寧に教えてくださってありがとうございます。ランナーは、埋めるのではなくて、土の上に乗せるんですね?おいしいいちごに育つといいなーと思ってます。
株元のあたりから、茎のような細いものがにょきにょきと出てきて、
先っぽに株の小さいのができ、葉っぱが出てきます。これが「ランナー」です。
先っぽの株を「子株」と言います。
これが土に接すると、株元から根っこが出てきますので、
鉢ならば、ポットなどに土を入れて受けてあげます。
根っこが十分に張ってきたら、親につながっているいわゆる「へその緒」のような役割をしている茎部分を切って独立させます。
これは、植物がよりよい場所に自分の分身を作るための方法です。
親の栄養も管でもらえるため、種よりも確実にいい場所へ向かって増えていける、合理的な方法なんですよ。
親そっくりの株を離れた場所に作るため、「走者」に見立ててランナーというのです。
ワイルドストロベリーの生育期は暖かくなってからなので、
植え付けも本来は春が最適です。
だから、あらかじめ土に肥料を入れてから植え付けします。
この、「あらかじめ土に肥料を混ぜて入れること」を元肥と言います。
その後追加して肥料をあげるのを追肥といい、土の上に置いたり
周りに埋めたりします。
そしてだんだん大きくなり、実をつけ、ランナーがでるまで充実するのが9月頃というわけです。
詳しく教えてくださり、ありがとうご ざいました。頑張って育てます。