挿し木をして、お気に入りのものを増やして見たいと思います。
今回は例えば、イクソラ・コッキネアを挿し木する場合に付いての質問です。今年の挿し木の適期は過ぎてしまいましたので来年<挿し穂は天芽>で挿し木したいと思っています。
挿し木に依っては、挿し穂は天芽を使います、と書いてある場合があります。
これまでは、天・と言えば中心の幹の天辺のことかと思っていましたので、これではそう沢山は増やせないのではないかと思い、天芽指定の挿し穂では、挿し木で増やす意味が余りないのでは、と思っていましたが本当の<挿し穂は天芽>の意味を教えて下さい。
挿し穂に使う<天芽>は、中心の幹だけではなく、脇の枝の最先端を使っても良いのでしょうか?
天芽を指定してある場合、(今年の)新しく伸びた枝・と言う意味合いも含まれるでしょうか? 脇枝の伸びていない先端も天芽として使えるでしょうか? (本当は、それほど沢山挿し木で増やしたいと言うのではないのですが、挿し木にも不慣れな為、活着しなかった場合を考えると、少し多目に挿し木して置きたいとも思います)
よろしくお願いします。
イクソラ・コッキネアの場合分枝しますから成長中の芽があればどの枝でも挿し穂はできます。ただ株の一番高い部分の芽ほど発根率がいい感じなんでそのへんは考慮に入れてもいいかもしれません。
<挿し穂は天芽>…挿し木は天芽ではなく?
天芽の意味は本によって違って、
挿し穂に使う部分を全て天芽と言ったり植物の一番高い部分を天芽又は頂芽と言ったりします。
天芽=伸びた枝の先端(芽)を含む部分、と考えるといいと思います。
枝挿しの場合は、最初から枝数を稼ぐ目的で先端を除いて中途部分を
挿すことも多いですから、それと区別する目的もあるのでしょう。
……ということで
> 脇の枝の最先端を使っても良いのでしょうか?
一向に構いません。(^^)
> 天芽を指定してある場合、(今年の)新しく伸びた枝・と言う意味
> 合いも含まれるでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。あくまでも頂端の芽を持つか、否かだ
けでしょう。