5月に軽石で植え替えしました。幾度か葉芽らしきものは折り
切りすてていました。所が最近出てきた芽はフックラとしています。
しばらく静観しますが、こんなに早く花芽が出るんでしょうか?
置き場所は屋外で庭の北東の角に置いています。肥料は6月に入り
骨粉と化性肥料を少量与えています。
早咲き、夏咲きのものはでてきてもおかしくはないですが・・・。
種類がわかると良いのですが。
ところで、葉芽を折り捨てていたとのことですが、もちろん、
バルブにひとつ、新しく伸びた葉芽は伸ばして、それ以外を
折り捨てているのですよね?。
残念ですが種類は分りません。今年の2月に花屋さんで購入しました。
勿論買った時はバブルは3つ程で、3本だてでした。花は5分咲き程度
でした。葉芽ですが、バブルに一つは残すのでしょうか?出てくる
葉芽を全て折りすてています。
2月に花がついていたのであれば、秋から春にさくものでしょう。
葉芽か花芽かは今のところ?です。
葉芽はバルブにひとつ残し、それ以外の 葉芽は折り捨てます。
この意味は、シンビジウムは、新しく出た葉芽が成長し、新しい
バルブをつくり、これが十分そだって充実すると花芽ができる、
というサイクルをもっているからです。
自然では動物に踏まれたり、食べられたりしてしまうので
予備の芽をいくつかもっています。ところが、栽培下では、そんな
ことがないので、ひとつのバルブに複数の芽がでて、同時にそだつ
ことが多々あります。これだと、栄養が分散してしまい、バルブが
充実しないので、ひとつのバルブにひとつと整理するわけです。
すべて折ってしまうのは、基本的には今年の花はいらない、と
いっているようなもの。
それぞれ作業には意味がありますから、その意味を理解した上で
行われるとよいでしょう。
こうなると花芽かどうかは疑わしいですが、花芽だとすると、
あまりに葉芽を折られて、これは、ここではもう生きていけない、
と株が判断し、季節外れでも花芽を出して、できれば種を作って
遠くへ子孫を残そう、という危険信号のようにも思えます。
ちょっと冗談めいていますが、生命の危機を感じると、植物は
よく、季節外れの花をさかせたり、以上にたくさん花を咲かせたり
することがあります。
今からだと葉芽をそだてても充実する可能性は少ないですが、
葉芽を1バルブに1つ育て、来年がんばって育成し、次の花を
楽しむようがんばってください。時間がたっぷりありますので
ぜひ書物でお勉強してください。
ご指導有難うございます。もう少しランに関する本を読みます。
有難うございました。
シンビジウムは丈夫です。これぐらいのことで枯れたりしません。
また、植物としても管理は楽なほうです。
ぜひ再来年、花を咲かせてくださいね(もしかしたら、決死の花
が今年見られるかもしれませんが)。
上手に管理すれば、増えすぎて困るくらいになります。
本格的な手入れは来年の春からになります。結構力仕事になります
ので、体力もつけておいてください(~_~)、なんて。
なお、書物は作業の指示だけでなく、なぜそうするのかがしっかり
説明されているものがよいと思います。理由がわかると、植物の仕組
みの不思議さに驚き、また自然の偉大さもわかって、植物に親しむ
喜びが生まれます。そうすればきっとすばらしい花でシンビも応えて
くれるでしょう。