夫の実家でいただいた紫香というバラなのですが、5月から育て始めているものの、少しずつ緑の枝に茂っていた葉が黄色くなりハラハラ落ちていきます。とうとうあと5枚だけになってしまいました。水遣りも肥料も与えていたのですが。。。
私の大好きな紫色のバラが咲くということで頂戴した大事な鉢なので
なんとしても復活させたいです。
日照不足かもと思っていますが如何せんベランダであることと今年の雨と曇りばかりの天候で、どうしたらよいのかわかりません。
今年の長雨で病害虫が発生しているのではないでしょうか。
天気が良く、風のない午前中に薬剤散布をして見て下さい。
葉に薄い茶色や黒い斑点が見られないでしょうか?。
バラに大変多い黒点病という病気がまず思い当たります。
これが原因で枯死してしまうことはそれほどはないのですが、
葉が黄色くなってはらはらと落ちてしまいます。
水やり、雨などで、鉢の土が葉に跳ね返ってそこから感染する
といわれています。他の植物に与えた水が葉にかかっても感染
したりします。
「バラ 黒点病」でインターネットで検索するとたくさん引っかかり
ます。治療法と予防の両方をよく勉強してください。
雨に当てない(ベランダなら比較的楽です)、鉢土にはマルチング
をする(跳ね返らないよう)、に加えて基本的な栽培方法(日当たり
通風の確保)もみなおします。天候は致し方ないですが、基本的には
午前中の日当たりは確保し、特に真夏は午後〜西日は避けます。
また、全体的に白っぽくなり、よく見るとかすりがかかったように
なっていて、葉の裏に小さな虫のようなものがいる場合はハダニの
被害です。高温・乾燥が好きなので、今年はあまり見られませんが、
これもかなり発生の多いものです。薬剤に抵抗性を持ちやすいので、
物理的に殺すもの意外は数種類の薬剤を交互に使用することも必要
です。
今年は涼しいので我が家のバラは元気に生育していますが、本来は
真夏は苦手で生育も落ちます。このような時に肥料を与えても、吸収
せず、かえって鉢の中に残留して害になります。真夏の肥料は控え
やや気温が下がってから与えたほうがよいでしょう。
バラは病気、害虫とは縁が切れませんが、環境がよく、気をつけて
早めに対応すればかなりの程度無農薬でも育てられます。ただし
品種、固体により弱いものもあり、そのような時は、あまりこだわ
らず薬品に頼ったほうがお互いストレスがなくてよいかもしれません。
また、これから秋にはもうひとつの代表的な ウドンコ病が発生
しやすいです。
いずれの病気も、酢を薄めたものをせっせとスプレーするとかなり
予防できます。
ハダニの予防にはコーヒーをスプレーすると結構効果があると聞き、
試してみましたが、今のところあまり広がっていないようです(た
だし、今年はハダニそのものが我が家ではあまり見られないので
効果のほどはいまだ?ですけど)。
このあたりもインターネットでぼろぼろとヒットします。
バラは手がかかる植物で、特に青(紫)系のものはやや手間がかかり
ます。これを機会にいろいろ勉強されるとよいでしょう。
ひょっとしてバラは初めてですか?
一応、育て方のあるサイトを紹介しておきます。
http://gardening.nifty.com/rose/index.jsp
主枝がしっかりしていれば、(しわしわで干上がったりしてなければ)
葉がなくなっても、結構、芽吹くものですよ(^_^)
綺麗に咲かせるために、葉はなるべく温存すると頑張るかたもいらっしゃるし、
2度、落葉期があるんだと、おおらかに構える人もいます。
(どっちかというと、わたしは、後者)
黒点病の可能性が高いと思いますが、雨降りによる水不足とか
(小雨でもつい水遣りパスしちゃうんですよね)
肥料のあげすぎも、可能性としてはあります。
でも、水はあげてらっしゃったのでしょうから。。。。。
ベランダ(室外)なので、日照不足はあまり考えにくいかなと思います。
花つきが悪かったり、生育が悪くなることはあっても、落葉して枯死に
向かうほど日当たりが悪いとなると、他の植物も育ちにくい環境だと
思うので。。。
紫香は、名前の通り、特別香りのよいバラのようです。
ブルーローズと言っても、極端に弱い部類とは聞いたことがないので、普通くらい?
秋の花が楽しめるといいですね。