お店で買ってきたイングリッシュラベンダーの鉢が小さくて狭そうだったので
2周りほど大き目の鉢に植え替えました。
実は、以前もラベンダーを育ててたときに、鉢の植え替えをしたのですが
その時の苗は、鉢を替えて2週間くらいして枯れてしまいました…
枯れた原因の心当たりは、
・水をやりすぎた
・土がラベンダーに合うものではなかった(この時は確か"園芸野菜用"の土を使った記憶があります)
・鉢を替えた直後に枝を剪定した
くらいなんですが・・・。
話を戻します。
ラベンダーは、花が咲き終わった後や、冬に入る前に枝を切る剪定をするとのことですが、
剪定とはそもそもどのくらい枝をカットすることなんでしょうか。
というのは、以前、枯らしてしまったラベンダーの苗。
枯れた原因が「剪定したせいでは?」という考えが浮かんだのです。
見栄えをよくするために、何本か根元の株近くから枝をカットしたんです。(太く育ってた枝などは当然残してましたが)
これが原因で枯れたのならば、「剪定」について正しい知識を得ておかなければ
今元気に育ってるラベンダーも枯らしてしまうのではないか、ととても心配です。
ラベンダーの育て方を書いてあるサイトをいくつか読みましたが、
どの程度の長さでカットすればいいのか、が分かりにくくて・・・。
(根元ちかくからカットするのは切りすぎなんでしょうか?)
http://www6.airnet.ne.jp/zoo/lav/g_cut.html
↑ここ 画像もあるのでわかりやすいとおもいますが
既に ごらんになったサイトでしたら 申し訳ありません。
株全体の高さ(花穂を含む)の、半分から1/3の高さまで刈りこむのが普通です。
剪定で株を枯らすというこは まず ないと思いますが。。。
梅雨前の剪定ですと、混み合っている部分や、細い茎を根元からどんどん切ってしまいますし、枯れた原因は 他の原因があると思います。
なご実さんのおっしゃるように、剪定で枯らすことはまずありません。
(剪定しなくて枯らすことはありますけど...。)
極端なことを言いますと、「芽が1つ残っていれば良い。」なんです。
我が家では20株ほどイングリッシュを育てていて、大株になりすぎたときはバッサリと切り詰めます。
また、枝が古くなって、芽吹きが悪くなってきたら、仕立て直すために古い枝は切り詰めます。
地際付近の芽を1つでも残せば、そこから新枝が伸びて、フレッシュな株に仕立て直せます。
暖地では、剪定は花後に必ず行ってください。
風通しを良くしないと、蒸れて夏を越せないことがあります。
ところで、前回枯らせてしまった原因として、気になる点を。
>・水をやりすぎた
イングリッシュ系は過湿を非常に嫌います。
土の表面が乾いてからすぐ、では多すぎます。
鉢土の底の方が乾いてきたかな?くらいでやるくらいで十分かと。
>・土がラベンダーに合うものではなかった(この時は確か"園芸野菜用"の土を使った記憶があります)
私の住む北海道では、大抵どんな土でも育つのですが、泉さんのお住まいの地域が本州以南なら、土には注意が必要です。
過湿を嫌うがゆえに、排水の良い土を使うことが重要になります。
野菜用の土だと、ピートモスなどが入って水持ちが良くなってしまいますので、パーライト、バーミキュライト、火山レキなどを混用してください。
また、酸性土を嫌いますので、酸性中和と排水向上を兼ねて、籾殻くん炭を混ぜると良いです。ゼオライト(ミリオンなど)も効果が高いですよ。
>・鉢を替えた直後に枝を剪定した
これが直接の原因ではないのですが、鉢が大きくなって、土の量が増えた(=水の乾きが遅くなった)ところに、剪定をしたため、
葉の量が少なくなって、水分の蒸散量が減ってしまい、
根が過湿になってしまった...と考えられます。
また、今回、
>2周りほど大き目の鉢に植え替えました。
と書いていらっしゃいますが、これは危険です。
今年は涼しい夏なので、持ちこたえるかと思いますが、例年の夏ならばアウトでしょう。
植え替えるとするならば、必ず「ひとまわり大きい鉢」。
いきなり大きな鉢にすると、土が乾くのが遅くなり、根腐れをおこします。
手間が掛かりますが、根詰まりを感じる度にひとまわりずつ鉢を大きくしていくのが得策です。
>なご実さん
こんなに刈っても平気なんですね…
私の場合は、「草丈が短くなるように」というより、
「枝数を減らすように」カットしてたところが違いますかねー。
(丈を短くする剪定は冬前にやるのが普通のようなので、前の苗では
枝数を減らすように、いくつかの枝を株元からカットしました)
>よししさん
以前に枯らしてしまった苗もイングリッシュかどうかは分かりませんが
(今育ってるイングリッシュと比べると、葉の形や大きさや色が微妙に違う気がします)
枯れてしまった苗は、鉢を替えた直後に水をたっぷりやってしまい
日照不足な事もあって、全然、土が乾きませんでした(野菜用の土なのも悪かったようですね)
あとで気付いたんですが、その鉢の底に何故か薄い木の板がしいてあって
鉢底の穴から水が抜けなかったようなんです。
今思えばこれが大きな原因だったのかもしれません・・・。
>植え替えるとするならば、必ず「ひとまわり大きい鉢」。
そうなんですか・・・
植え替え前の鉢から出してみて、根が窮屈そうに固まりがちだったので
大きめの鉢に移さないとまたすぐに窮屈になるかな、と思って
あえて2周りほどの大きさにしたんですが、急に大きい鉢にするのはよくないのですね・・。
よく、植物は鉢を替えた後に枯れる、という話を聞きました。
実際、以前枯れてしまった苗も、鉢を替えた直後に枝先や新芽がヘタっと元気がなくなり、
それから苗全体の生気が失われていって、色も白っぽくなって、最後には茶色くなって枯れてしまいました。
今回は土をハーブ用のものと、水はけのいいと言う赤玉土を使い、
鉢もちゃんと底から水が通るようなものを選びました
(鉢自体はちょっと大きすぎたようですが^^;)
今度は水のやりすぎに気をつけて、今は鉢の土も乾いてる状態です。
鉢の置き場所も、日当たりと風通しは問題ない場所です。
花は、花穂がまだ2つほど残ってる状態です。
一応、残ってるこの花が終わるまで剪定は待とうと思ってます。、
ラベンダーは肥料をやると、かえって良くないらしいので
肥料は一切与えてないです。
鉢替え直後なので、また新芽がへたっと元気がなくなってきたらどうしよう、とか、そうなったらまた枯れてしまうかも、とか色々心配ですが…
今のところはこんな感じで問題ないでしょうか?
> 以前に枯らしてしまった苗もイングリッシュかどうかは分かりませんが
> (今育ってるイングリッシュと比べると、葉の形や大きさや色が微妙に違う気がします)
イングリッシュでも何種類もあります。
ちなみに我が家にあるのは‘おかむらさき’‘濃紫早咲3号’‘雪化粧(白花)’‘桃手鞠(ピンク花)’と数種類になります。
> よく、植物は鉢を替えた後に枯れる、という話を聞きました。
鉢を替えること(=植え替え)は植物にとっての手術後のようなものです。
人間でも術後は安静にしますから、植物も植え替え後は1週間くらい日陰で養生して、注意深く観察してあげなければなりません。
> 今回は土をハーブ用のものと、水はけのいいと言う赤玉土を使い、
> 鉢もちゃんと底から水が通るようなものを選びました
それで良いと思います。
> ラベンダーは肥料をやると、かえって良くないらしいので
> 肥料は一切与えてないです。
まったく与えないのは良くありません。
地植えならばそれでも良いのですが...。
プランターの場合は、花後に苦土石灰をすきこみ、緩効性肥料を秋か春に一度与えるのが良いでしょう。
夏場の施肥は厳禁です。