鉢の植え替えの際、根が固まった感じで古い土が固まってますが、
新しい、大きめの鉢に植え替える時はこの古い土を落とし、根をほぐさないといけない、と聞きました。
私は今まで古い土を落とさず、形を崩さず、そのまま大き目の鉢に入れて、
隙間に新しい土を入れてやる感じで植え替えをしてました。
そのほうが根を痛めないで済みそうだし、古い土を落とさなくても
鉢が広くなれば自然と新しい土のほうに根が伸びてくるだろうと思ってたのです。
ですが、これは良くないと聞きました。
私としては古い土をわざわざ落とすほうが根を痛めそうで、かえって良くない気がするのですが・・
何故、古い土を落として根をほぐしてから植え替えたほうが良いのでしょう?
古い土、固まってる根をそのままにして植え替えるのはなぜいけないのでしょう?(鉢が広くなれば自然に根が広がるのでは・・・?)
どの植物も、絶対、土を落とすというのは、本当ではありません。
いけちさんのおっしゃるように、根を傷めるキケンもあるし、
それが致命傷になる植物もあり、どれもこれも、そのように
植え替えるのは、違うと思います。
一般に、根鉢をくずさず、ひとまわり大きな鉢にするのは「鉢増し」と
表現することも多く、初心者にもやりやすくて、良い方法だと思います。
植え替え適期ではないのに、根がいっぱいになった場合は、まず
この方法で対処しますね。
ただ、際限なく鉢が大きくなっていくのも事実ですし。
根が活発に伸びる植物や土を落とすことが可能な植物は、植え替えの
時に土を落とし、古い根も整理すると、新しい根が伸びやすくなったり、
新しい土の新しい栄養で、成長できます。
だから土を落とした方がいい植物もあります。
また、全く根鉢を崩さない場合で、根が根鉢の形に固まってしまっていたら、
少し崩さないと、まわりの新しい土に根が伸びない場合があります。
まわりの新しい土と元の土と性質が違いすぎる場合も根がまわりに伸びない
ことがあります。
お手持ちの植物ごとに、植え替え方(時期や根の強さ)を調べて
行うのが望ましいと思います。
私もわかりにくいときは、たいてい、根の固まったところをほぐす程度で
鉢増しすることが多いです(^_^)