ヤブランの新芽に薄茶色の粒々がついています。
これは、何かの害虫でしょうか。
去年戴いたヤブランも新芽がぞくぞくと出てきて、斑入りのきれい
な株になってきましたので喜んでいたのですが・・・。
暫くの間忙しくて、余りよく見ていませんでしたが、最近、4分の
3位の葉に、金色に煎ったゴマ粒を薄切りにして張り付けたような、
指先で軽くこすった位では落ちない、固そうなものがたくさん付い
ています。
あんまり強くこするともしかして、潰れると気持ちが悪いので、そ
のままにして、観察中ですが、1週間くらい経っても一向に変化が
ないのですが、これは何でしょうか?
カイガラムシかなあと思ったり、あるいは、長雨のために、葉の組
織が変化したのかも知れない(こんなことがあるのか無いのか、判
りませんが)とか、困っています。
丁寧に煎りあげた白ごまの金色に近い薄茶色のような、きれいなカ
イガラムシもいるのでしょうか。
もし、カイガラムシの場合、よく、歯ブラシなどでこすり落として・・・、とありますが、鉢の中の土の上にこすり落としたままで
もよいのでしょうか。
後日、はい登って来たりはしないでしょうか、いつも疑問に思って
います。
遠目で見ると、気にならないくらいとけ込んでいましたので、気づ
くのが遅くなってしまいました。
★カイガラムシについて、ウェヴ検索で写真をいろいろ見ましたが、
ソックリというものは見つかりませんでした。 それでも、何だか
ムシではないかと、怪しい感じがしてならないので気になります。
このまま放っておいてもよいのでしょうか。
歯ブラシでこすってみると、葉がヘナヘナになってしまいます。
あやしい葉は切り捨てるのがよいでしょうか。
よろしくお願いします。
あなたのヤブランに付いている物の正体は定かではありませんが、疑問
とされているカイガラムシについてだけ話します。
カイガラムシは樹木や植物に寄生する害虫です。植物の汁を吸っていて
わずかですが移動しています。普通のムシとは違って移動速度は非常に
遅く、じっくりと見ていても判断出来ないくらい遅く移動しています。
カイガラムシにやられたら早期の駆除をしないと枯れてしまいます。
カイガラムシを落して這い上がってくる心配は少ないですが、もし心配
なら落す場所に新聞紙等を敷き落すといいでしょう。
仙人掌さん 早速のReありがとうございます。
> カイガラムシにやられたら早期の駆除をしないと枯れてしまいます。
お隣の梅の木には立派なカイガラムシがビッシリとついて、困ってら
っしゃいますので、色や形は少し違っても、固くくっつくのは、カイ
ガラムシの1種ではないかなあと思い、わたしも内心困っています。
殆ど動かないようでも、ジワリジワリと移動するのですか・・・。
ノンビリしていないで、対策をとることにします。
今回は4分の3にもなっていますので、細い葉の1本ずつを掃除する
時間が使えませんので、思い切って、葉を刈り取ることにしたいと思
います。 少し荒っぽいでしょうか?
刈り取って、葉の付け根まで薬剤を撒き、根絶しようと思います。
他のものに移ると困りますので・・・。
ありがとうございます。
・・・これは質問には関連しないのですが、仙人掌さんの ”読み方”
は、何とお読みするのでしょうか? 正しい読み方を教えて戴けると
嬉しいです。 ・・・失礼を顧みず、すみません。
仙人掌と書いてサボテンと読みます。読みにくい名前ですみません。
TAKUさんのヤブランに付着しているのはカイガラムシではないかも
しれません。質問にカイガラムシの名があったので参考までにと回答を
させていただきました。
仙人掌(サボテン)さん ありがとうございます。
(仙人掌さんはサボテンのことに付いてとてもお詳しいので、やはり、
サボテンさんだったのですね! 不躾な質問で失礼しました。)
ヤブランに着いている物は、カイガラムシではないかも知れないとの
こと、お気遣い戴きまして、恐縮です。
・・・ということで、わたしも少し、拙速・独断的だったかなあと、
心配になってきましたので、少し調べてみました。
葉を根元近くから切り取り、ムシメガネでよく見ました。
♪形・・・机の上に手のひらを下に置き、指はみんなくっつけて、小
指と親指を少しずつ近づけます。すると、三角の長細い小山のように
なります。これを、想像力でグーッと小さくします。
長さは2〜2.5ミリ。
山形の周辺は、薄いフチがあるようにも見えます。
色は、薄い茶系の地味で、スッキリとした感じの色です。表面はツヤ
ツヤしているように見えます。
♪並び方・・・兎に角、几帳面な一列並びです。 よくよく見ると、
葉脈と葉脈の間にタテに、葉脈を踏みつけることのないように、きれ
いに一列駐車です。 つまり、柔らかい葉の組織の所だけを選んで
います。 これでは、遠目には微かに葉脈のように見えても仕方な
いなあと思いました。
彼らは何の必要があって狭い葉脈の間にキチント並んでいるのでしょ
うか? ムシにも、きっと必然性があるのではないかと思いました。
即ち、ムシが殆ど移動が見えないくらいでも、生きている、と言うこ
とは、葉の栄養分を組織の柔らかい所から吸い取るために場所を選ん
で、その場所にとどまっているのではないかと思われます。
これは、カイガラムシの<吸汁>するための行動に思われます。
♪爪ではがしてみたら・・・1個を爪で葉から剥がして見ました。
裏面は平坦のようです。表の背よりも少しだけ暗い色に見えました。
親指と人差し指で挟んで潰そうとしても潰れませんでした。 即ち、
堅さがある、と言うことが判ります。
♪潰す・・・固い物で潰そうかと思いましたが、何が出てくるか予想
も出来ませんでしたので、潰すことはしてみることは出来ませんでし
た。
♪どこに着いているか・・・葉の表・裏を問わず、好きなところで筋
張っていない葉脈と葉脈の間の柔らかい組織の所に並んでいます。
列が長いものあり、パラパラで列になっていないところアリ、で一定
しません。点在・散在しながらも、くっつくところは条件的には同じ
ようです。
♪どの位の数?・・・数え切れません。葉の枚数、表・裏、もし数え
れば膨大な数になるのではないでしょうか。
いろいろ調べている内に、ムシに対して持っていた悪い感情が消えて
いることに気が付きました。じっとしていますので、気分的にはとて
も楽に調べることが出来ました。
♪<吸汁>して居るんだナ、と思います。
♪もし、卵ならば、葉脈と葉脈の間などに生みつける必要性があるで
しょうか?
・・・などなど、整理してみました。
害虫の写真などを見ながら検討してみますと、タマゴの線は消え、や
はりカイガラムシかなあと・・・・。結論では無いのですが。
この数の多さは、一体どうしたことでしょうか?
どこから来たか、どのような形でここまで来たのか、不思議です。
仙人掌さんの仰るように、カイガラムシなら植物が枯れる、というこ
とですから早いところ駆除しなければなりません。
もしかしたら、カイガラムシではないかも知れませんが、取り敢えず
処理できないほどの何かを出来るだけ葉と共に切り捨てることにしま
す。その後、カイガラムシ対応の薬剤を使う予定です。それでも残っ
ているようなら・・・、地際から切り直しにしましょうか。
カイガラムシではなかったら、何でしょうか?
いろいろ調べることは面白かったのですが、時間がかかり、返信が遅
くなりました。 いろいろありがとうございます。