職場のパキラが元気ないのです。 投稿者:
はいびー 投稿日:2001/08/06(Mon) 16:02 はじめまして。職場で大型のパキラを育てています。
平成11年の9月に購入したハイドロカルチャーです。
しかし最近、葉の色が悪く、枯れて落葉してしまうものもあり、
元気がありません。上の方から新しい葉が生えてはいるのですが、
形も当初よりバランスがよくありません。
葉を切ったりした方がいいのかな、とは思うのですが、
どれをどのくらい切ったらいいのか分かりません。
どうかご指導の程よろしくお願いいたします。
3ヶ月に一度、イオン樹脂交換剤はあげていて、窓近くにおいてあります。
Re: 職場のパキラが元気ないのです。 投稿者:
みぞぐち 投稿日:2001/08/07(Tue) 00:56 ハイドロ仕立ては土を使わないので清潔感があって良いのですが、土に
はある微生物による浄化機能がほとんど期待できません。死んだ根や根
の表面から出る老廃物はある程度はイオン交換樹脂によって低減できま
すが、ハイドロコーンそのものにへばりついたものまでは浄化してくれ
ません。従ってある程度経った株は定期的に鉢から出してハイドロ
コーンを洗ってきれいにし、植え戻してやる、という手続きが必要に
なってきます。大鉢だとその作業が非常にしんどいので、どうしても土
植えのものに比べ、調子を落とした場合の対応が難しくなってきます。
新芽が特に支障なく伸びているのであれば、あまり問題はないと思いま
すが、前述の理由で下葉はどうしても早く傷んで落ちやすくなりますの
で、間延びしてバランスが悪くなりますね。一度葉の落ちた跡から葉が
出直すことはないので、購入当初のこんもりした形にするには切り戻す
しかないです。
また、大株の場合成長期にはある程度施肥してやらないと葉の色が薄く
なって寿命が短くなります。ハイドロの場合は多肥は禁物ですが、ハイ
ドロコーンそのものには肥料を保っておく力がほとんどないので定期的
な施肥はどうしても必要になります。液肥等は与えておられますか?
Re^2: 職場のパキラが元気ないのです。 投稿者:
はいびー 投稿日:2001/08/07(Tue) 11:44 早速のアドバイス、ありがとうございます!
>ある程度経った株は定期的に鉢から出してハイドロ
> コーンを洗ってきれいにし、植え戻してやる、という手続きが必要に
> なってきます。
そういった作業が必要になるのですね。全然知りませんでした。。。
しかし職場だとなかなか作業をするのが難しそうです。
> 新芽が特に支障なく伸びているのであれば、あまり問題はないと思いま
> すが、
安心しました。
>前述の理由で下葉はどうしても早く傷んで落ちやすくなりますの
> で、間延びしてバランスが悪くなりますね。一度葉の落ちた跡から葉が
> 出直すことはないので、購入当初のこんもりした形にするには切り戻す
> しかないです。
なるほど。
切り戻す作業はどこを切ればいいのでしょうか?
その際気をつけることはありますか?
>液肥等は与えておられますか?
全くあげていません。具体的にどういうものなのでしょうか?
お花屋さんやスーパーで手に入るものでしょうか?
知識不足で、また質問ばかりですいません。
よろしかったらご回答いただけると嬉しいです。
今回は本当に勉強になりました。ありがとうございます。
Re^3: 職場のパキラが元気ないのです。 投稿者:
みぞぐち 投稿日:2001/08/09(Thu) 00:20 職場に置かれる大型の観葉植物は生き物というよりインテリアの感覚で
捉えられることが多く、実際リースで揃えているところが多いですよね。
ですから、なかなかきちんと世話してもらえることは少ないように思います。
> 切り戻す作業はどこを切ればいいのでしょうか?
> その際気をつけることはありますか?
枝の皮が緑色をしている部分があれば、どこで切り戻してもその直下か
ら新しい芽が出てきます。もっと株元の太い部分で切ってもほとんどの
場合芽は出るのですが時間がかかることが多いので、あまりお勧めしま
せん。切り戻しの注意は特にないのですが、切ってから出た芽が少しは
成長できるよう、少しでも気温の高い時期に作業を済ませてください。
> >液肥等は与えておられますか?
>
> 全くあげていません。具体的にどういうものなのでしょうか?
> お花屋さんやスーパーで手に入るものでしょうか?
もっとも広範に出回っていて入手しやすいのはハイポネクスの原液だと
思います。園芸店や花屋でなくてもスーパーやドラッグストアなどにも
置いてあるので探してみてください。1〜2mlを1リットルに薄める
(500〜1000倍希釈)くらいの薄い濃度のものを作り、月に2〜3回成長
や葉の色を見ながら潅水代りに与えてください。ただし、切り戻した後
は新芽がしっかり伸び始めるまでは施肥は行いません。また、気温が下
がった後も施肥してはいけません。通常は6〜9月くらいまでが施肥で
きる期間だと考えるといいと思います。
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