もみの木について 投稿者:
もの 投稿日:2001/08/28(Tue) 21:22 Q&Aでわたしと同じくショックを受けているもみの木さんの箇所を読んでがっかりです。うちのもみの木も今年あっという間にすべての葉が茶色になってしまい…。以前、区の緑化相談に電話で問い合わせたところ、枝を折り曲げてみてポキッと折れれば死んでいる、しなっていればまだ生きているから何とかなるといわれたことがあります。(以前は植え替え直後のことでした)今のところまだしなっているところもあるのですがなんとかならないでしょうか?子供が生まれた年に購入したもので、思い出のあるものです。形は悪くなって観賞用にはできなくても生きていて欲しいのですが。それと今年のクリスマス用に一本購入したいのですが、(一度本物のもみの木でのクリスマスツリーを味わったらなかなかイミテーションで満足できなくなってしまいました。)値段はどのくらいで大きさはどのくらいのものなのでしょうか?お返事お待ちしています。
Re: もみの木について 投稿者:
みぞぐち 投稿日:2001/08/29(Wed) 00:18 モミの類(Abies spp.)は枝葉の先端を伸ばそうとする性質が強く、なん
らかの原因でそこが傷んでしまうと成長が止まって枯死してしまうこと
が多いです。ですからイブキやイトスギなどの刈り込みや剪定が容易な
ものに比べると、手が入れられる部分が極端に少なく、一度状態が悪く
なってしまうと簡単には回復しません。一言で言えば、回復可能かどう
かは運次第、株の体力次第ということになります。(^^;;
先の方のところでも書きましたが、モミは本来冷涼な亜寒帯〜寒帯の植
物で関東以南の夏に高温多湿になる地域では上手に育てるのは困難です。
地植えでもかなりの難物ですから、クリスマスツリーにするような大き
めの鉢植えでは、ほとんどの場合管理しきれずに枯らしてしまうことが
多いと思います。1年のみの投資で高額なお金を払うのであればイミ
テーションの方がましですし、長く育てたいのであれば、同じコニファー
でももう少し管理の楽な種類をチョイスされた方がいいように思います。
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