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胡蝶蘭の白い根っこが全滅・・・ 投稿者:GANMO 投稿日:2005/08/06(Sat) 08:09

はじめまして胡蝶蘭の育て方について教えて下さい。

先日、知り合いの方がお持ちだった胡蝶蘭を「プレゼントで貰ったけど花後は世話ができないので棄てるしかない」というので、棄てるくらいなら「胡蝶蘭なんて全く知識もないけれどダメモトでやってみるから頂戴」と貰ってきました。
(従ってその前の管理がどうだったかわからないのが申し訳ありません。マンション住まいの方です。留守がちな方なので風通しはあまり良くなかったかもしれません。)

貰った時の状態は
花はすっかり終わっていましたが葉っぱは濃い緑色をしていて元気そうでした。
そこで鉢にくっついていた説明書きにあったとおり花の茎(?)は付け根で切り、
化粧蜂(&ビニールポット)から出してダメになっている根を取り除き、残った根を新しい水苔で巻いてやってから、素焼きの鉢に植え、屋外の風通しのいい日陰で管理して来ました。私の住んでいる処は千葉ですが東京よりなので温度湿度は東京と同じ様なものです。
ところが後から気づいたのですが私が根だとおもっていたのは気根と呼ばれる(らしい)根が殆どで白い本当の根はほぼ全滅だったのです。植え替えて1週間ほどになりますがなにやら葉っぱも少し黄ばんできました。
何とか助けてやりたいのですが気根だけではこの胡蝶蘭の株は助からないのでしょうか?
どうかよろしくお願いいたします。


Re: 胡蝶蘭の白い根っこが全滅・・・ 投稿者:007 投稿日:2005/08/06(Sat) 09:09

水はやっていますか?
今は成長期ですから水ゴケがカラカラにならないように湿度を保っているほうがいいです。
葉水またはスプレーは有効です。
気根と呼ばれている太いのが根です。
これで木に抱き着いて体を支えます。
太い根のほとんどが貯水層で、ほんとの根は中心を通っている細くて硬い部分のようです。
根も葉も通気性の良いほうが健康に育ちますから無理やり根を包みこまないほうがいいです。
鉢から根がはみ出てくることがありますがそれも自然なことですから心配ありません。
直射日光に当てると葉焼けする可能性が大きいので必ず遮光して50パーセント程度の日光に当てます。
日陰ではまったく光量が足りませんからしだいに元気を無くしていきます。
冬の低温には弱いので外気温が10度を下回るようになったら室内に移して春まで暖かくすごさせてやるといいです。


Re^2: 胡蝶蘭の白い根っこが全滅・・・ 助かる!?ありがとうございます! 投稿者:;ANMO 投稿日:2005/08/06(Sat) 14:23

007さま、10puraさま、早速ありがとうございます。
水はやっています。・・・と言うか1週間ほど前に植え替えたとき水苔を絞るのを知らないでビタビタのまま巻き付けてしまい、今朝も深さ1cmほどの処に指を突っ込んでみたらまだ少し湿った状態でした。
>黄色くなりつつあるのは、付け根の部分がミズゴケに接している下の葉
ではありませんか?
はい!そうです。上の方の葉っぱは元気そうです。
ああ、よかった! どうにか助かりそうなお話に凄く嬉しい気持ちでいっぱい
です。
直射日光には絶対当てないようにしています。それと偶然にも鉢のしたは金網で通気も良い環境です。
それなのにいくらビタビタでも1週間前の水がまだ乾いてないのは水苔の詰め込みすぎかも知れませんね。水苔を少し外してゆとりを出してやろうと思います。
今後は皆様のご指導に沿って水や肥料を与えたり霧を吹いてやりたいと思います。
本当に適切なご指導をありがとうございました


Re^3: 胡蝶蘭の白い根っこが全滅・・・ 投稿者:10pura 投稿日:2005/08/06(Sat) 11:42

これで大丈夫ですよ。
黄色くなりつつあるのは、付け根の部分がミズゴケに接している下の葉
ではありませんか?それならば大丈夫です。今はそのままにしておき、
自然に落ちるのを待つと良いでしょう(干からびて、付け根から綺麗に
剥がれます)。
見苦しくて気になるようでしたら、第三りん酸ナトリウム(園芸店にあります)
などのウイルス消毒薬で消毒した鋏を使って葉を切りますが、付け根を
少し残しておくと、後日残した部分が綺麗に剥がれます。

白い根は気根と呼ばれますが、土に植える植物と違ってジャングルなどで
大木に着生して空気中からも水分を吸収したり、木肌に付いて株を支える
役割をします。
仮に白い元気な根が一つも無くなってしまっても、葉が緑色で元気な株で
あったのならば、水遣りに失敗しなければまた葉の付け根から元気な根を
伸ばしてくれるはずです。
胡蝶蘭は葉が厚く、水分、栄養分を蓄積していますから、根があって葉が
傷んだ株よりも、綺麗な葉があって根が無いほうが復活し易いです。

一つ注意点としては、根が殆ど無くなった状態であることを前提に、
日なた
(遮光した状態であっても)には絶対出さないで下さい。
直射日光がギリギリで当たらない、明るい日陰がベストです。
葉の付け根に吹き出物のような、ちょっと盛り上がった部分が見られると
ご機嫌な状態で再成長、根を伸ばし始める印です。最初は赤っぽかったり、
時には緑色をしていますが、それらの根が良く伸びてから遮光した日なたに
出してあげないと、吸水量より消費する水分量のほうが多く、確実に
葉焼けを
起こします。
あと、鉢の下には割り箸でも、何でも構いませんから、鉢底穴にも通風が
つくようにしてあげて下さい。

ミズゴケは植え込む際の硬さ(=詰め具合)が人様々なので、鉢中まで乾く
時間に大分差があります。
中心部が乾くのを確認するには経験も必要なので、元気な根が殆ど無いこと、
前記の『明るい日陰』で管理することを前提に、朝夕2回の『軽いシャワー』を
お薦めします。
これはハス口をつけたジョウロに、室温まで戻した水を入れて、株の両側
(葉は左右に開いていますよね、その方向で見える方角からです)から
軽く
2、3振りシャワーを掛けてあげるものです。
置き場所を間違えなければ東京よりの千葉で、今の時期でしたらシャワーで
軽く濡れたミズゴケは2〜3時間で乾く筈です。夕方に再度シャワーを
掛ける迄
数時間乾くことになりますが、胡蝶蘭はこの濡れと乾きの繰り返しで
根を
伸ばし、成長モードに入ります。

根が何本か伸び始めたら日陰に置いてあるうちから規定の倍に薄めた洋蘭用の
液体肥料(洋蘭用ハイポネックスのような成分量低め、3要素等配合が無難)を
あげて下さい。
固形を薦める方もいらっしゃいますが、ミズゴケですと根が傷むことが
多いです。施肥は水遣り2回に一回、グングン成長を始めたら水遣り代わりに
あげて大丈夫です。くれぐれも、規定(説明書に書かれてある薄め方の
"倍"に
薄めるのを忘れないで下さい。

先のことになりますが、寒さに当てて花芽を刺激するシンビジューム他と
違い、胡蝶蘭は最低気温18℃、出来ればそれ以上欲しいです。




Re^4: 胡蝶蘭の白い根っこが全滅・・・ ありがとうございます。 投稿者:GANMO 投稿日:2005/08/06(Sat) 14:31

007さまと10puraさまにお礼したかったのに
ツリー式の掲示板になれていないために変な場所にお礼レスを書き込んでしまったようです。
大変失礼いたしました。
詳しくは「助かる!?ありがとうございます!」にて
(加えて署名の「;ANMO」は「GANMO」の間違いです。)


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