2度目のユッカの植え替えをしました。 投稿者:
k 投稿日:2005/11/30(Wed) 01:29 不死鳥さん、9月末よりユッカの植え替えで相談させていただいているkです。
不死鳥さんからのアドバイスを何度も何度も読ませていただいた上で、
とうとう11/26(土)に植え替えをしました。
不死鳥さんの親身なアドバイスのおかげで、お友達2人とともに
なんとか乗りきる事が出来ました。本当にありがとうございます。
鉢から出した根は、9月末に見た時と同様3本の幹の根が一体化したままでした。
9月末には冷凍麺そっくりだったのに、だいぶ小さくなってしまったようで、
周りの部分は乾燥し、さきイカのようでした。
割り箸、竹串で土は全部落としましたが根はうまくほぐれず、
かと言って、とても刃物を入れる気持ちになれなかったので、
最終的に、肩こりをほぐすマッサージの要領で少しずつそっと指で
根をもみほぐして、何とか3本の幹と根を離すことができました。
お天気はよく、所要時間は2時間ほどでした。
根の外側はほとんど死んだものだったようです。
まだ生きている根が死んだ根にぐるぐる巻きにされている状態でした。
鉢から抜いた時の根は無臭でしたが、一番柔らかくなっていた幹の根が
ほぐれた瞬間、腐敗臭がしました。又、土の中から蜘蛛が一匹でてきました。
残した幹の根は4〜5cmの長さものが数本(糸位の細さの赤色の根の外側に
ゼンマイ(山菜)のような茶色い皮が今にも脱皮しそうについてました)と、
2〜3cmの長さものが5〜6本、あとは今にも切れそうな細かい根が
数本しか残りませんでした。
予定どおり、唯一硬い幹を1本残し(幹の長さは15cmくらい)
鉢底にレンガを高温で焼いたものを2〜3cmくらいひいた上に
「観葉植物の土」という土を入れました。水はまだやっていません。
水遣りについて心配なことがございます。
「植え替え直後は水をやらず4〜5日から一週間程根を休ませてから水をやる・・。」と
不死鳥さんにアドバイスいただいたとおりにしたいのですが、
植え替え後の水遣りの具体的なタイミングと水の量はどうすればいいでしょうか?
また、2回目以降の水やりのタイミングと量はどうすればいいでしょうか?
植え替え前の水遣りは、鉢表面の土が乾燥したのを目で確認した後、
土の中に指を2〜3cmほど入れてみて中側も乾いていたら、水を鉢底から
したたる程度やり、鉢底から水が出切ったら鉢皿にもどす・・・。
のようにしていました。
今日で植え替えから4日程経つのですが、初回の水遣りは「植え替えから何日ぐらい」
という「日数」を目安にしてやってしまってよいのでしょうか?
それとも何か別の方法でユッカが水を欲していて、水を遣るベストな時期を
判断する方法はありますか? また水の量の適量はどの位なのでしょうか?
(1回に鉢底からしたたるほどの水を遣るのは量的に大丈夫でしょうか?)
葉は今日の時点で、植え替え時とほとんど変化はなく枯れは進んでいません。
土は赤茶色の「観葉植物の土」という商品名の土で、
植え替え時に多少水分を含んでいたように思えたのですが、
今日見たところ、表面はカラカラに乾いているように見えます。
鉢の大きさは鉢底に「6k」と記載されていました。
おき場所は、室内で(日中はほとんど無人)直射日光はあたりませんが
レースのカーテン越しに外光があたるようにしています。
部屋に人がいる時は暖房を使用しています。
前回9月末の植え替えの際、根を痛ませたうえ、植え替え直後に
水をやって失敗してしまっているので、水遣りがとても不安です。
不死鳥さんから「機械的な水遣りはよくない」とアドバイスいただいているのですが、
「今だ!」という時の具体的な判断基準がわからずどうしたらよいかわかりません。
植木の言葉がわかれば良いのですが・・。
何度も何度も大変申し訳ないのですが、水遣りについて教えていただけませんでしょうか。
どうかよろしくお願いいたします。
Re: 2度目のユッカの植え替えをしました。 投稿者:
不死鳥 投稿日:2005/12/02(Fri) 19:32 回答が遅れてしまって、大変申し訳ありません。
水遣りは植物を栽培する上で最も重要ですが、僕は一番難しい作業だと
思っています。植物には光線や養分も重要ですが、水がなければ生きて
はいけないはずです。水遣り一つで元気になったり枯れたりしてしまい
ます。機械的な水遣りと書きましたが、この方法は植物の事を一切考え
ないで栽培者が自分の都合で行なう行為です。
状態が悪くなったと質問を受けますが、詳しく聞けば1週間に何回とか
1ヶ月に何回とかで与えていたり、自分が決めた量しか与えていなかっ
たと返答があります。つまり植物が必要としている時に十分な量を与え
て貰えず、また必要としない時に与えられると植物は根枯れを起こした
り根腐れを起こしたりして枯れてしまいます。
ハイドロカルチャーで栽培をする場合には、水分量が肉眼でも確認でき
る水量計が販売されています。しかし用土の場合には水量計などと便利
な物はありません。確かに透視能力を持った方なら用土の中の乾き具合
は一目瞭然のはずですが、普通の人には絶対にわからないはずです。
僕以外の方達は色々創意工夫されていますが、僕の場合は竹串を使用し
ています。5号鉢程度でしたら竹串で十分ですが、大き目の鉢になると
バーベキュー用の竹串が便利です。ホームセンターや100円ショップ
などで入手出来ます。
使用方法は簡単で、竹串を鉢に挿すだけです。鉢底まで挿します。
定期的に抜いて見て、用土に埋まっていた部分を指で触って湿り具合を
確かめます。再び挿す場合は、必ず乾いた竹串を挿して下さい。湿った
竹串は、十分に乾かせば再び使用が可能です。
これを繰り返していれば、その内に水遣りの間隔が分るはずです。
僕の場合は自分で用土を配合しているので、昨年と今年の用土では乾き
具合が違ってきます。大体の目安は把握していますが、再確認のために
挿すようにしています。
水遣りは、与える時は鉢底から水が十分に流れ出るまで与えるのが基本
です。根の位置は鉢の真ん中より下付近ですから、コップ1杯程度与え
たのでは根まで行き渡りません。用土の表面に指を差し込んでも、それ
は表面が湿っているだけで奥までの湿りは確認出来ないはずです。
最初の水遣りから何日程度かと質問されても、地域の気候やエアコンの
使用などで乾き具合が違って来るので答えられません。
季節によっても水遣り方法が違うので、季節ごとに実験されると間隔が
見えてくるはずです。
Re^2: 2度目のユッカの植え替えをしました。 投稿者:
k 投稿日:2005/12/03(Sat) 21:38 不死鳥さん、ご丁寧なご回答本当に本当にありがとうございます。
日ごろ、水遣りについてとても難しいとは感じておりましたが、
不死鳥さんのアドバイスのおかげで、ただおぼろげに心配だったことが
だいぶ明確になりました。本当にありがとうございます。
植え替え後の初回の水遣りにつきまして不安になったことがございます。
二回目以降の水遣りについては、完全に土が乾燥した状態を確認してから
(水遣りと同時に竹串を刺し、時々抜いてみて乾燥状態を確認する。)
水をたっぷりあげるということにしようとおもいます。
一方、植え替え後の初回の水遣りについてですが、
完全に乾燥するのを待ってからお水をあげたほうがよいのでしょうか?
それとも、植え替えで根が傷んだ事を考慮し、初回だけは完全に乾燥する
一歩手前で(ほんの少々でも水分が残っている時を見計らって)
一度水をあげたほうがよいのでしょうか?
11/26(土)に植え替えをしてから一度も水はあげていません。
現在の鉢の状態を確認するため、昨夜早速竹串を鉢に入れ一晩おいてみました。
土の表面から深さ2〜3cm位まではカラカラです。
(竹串には土はついていない。指で土を直に触って見て確認したところやはり乾燥している。)
それより深い部分(深さ2〜3cmよりも深い部分)〜鉢底まではまだ少し水分があるらしく、
竹串にもわずかに土がついています。
指で竹串を触って確認したところ竹が少々湿っているのでは・・・と思われます。
心配なのは、根の長さと土が湿っている部分が完全に一致していない事
(根の全てが湿った土に触れていないこと)です。
植え替え時に見た根は、大きくわけて1cm位のものと最長で5〜6cmほどのものにわかれています。
長いものは土の湿った部分に触れているかと思われるのですが、
短い根(1cm位のもの)は、鉢の土表面から2〜3cm位の場所に位置し、その部分の土は
完全に乾燥しています。
(植え替え時に刃物で根を切断した部分はありません。)
一部の根(長い根)は湿った土に触れていて、短い根に触れている土は完全に
乾燥している、このような状態で大丈夫なのでしょうか?
これが2回目以降の水遣りだったら
「前回たっぷりあげているので、じゅうぶんに乾燥させてからあげよう。」
と思えるのですが、植え替え時から一回も水をあげていないのと、
植え替え前から少し弱っていた葉が2〜3枚枯れが進んできたので、
完全に乾燥するまで待っても本当に大丈夫なのかどうかとても心配です。
ここ数日、室内は暖房を使用していて乾燥が進みやすい状態です。
このままだと、土全体が乾燥するまであと2〜3日はかかりそうな気配ですが、
完全に土が乾燥するまで待ったほうがよいでしょうか?
(短い根の回りの土が完全に乾燥した状態のままでも大丈夫でしょうか?)
それとも初回のみ少し早めに水をあげたほうがよいですか?
もしその場合は、何を目安に水をやるタイミングを決めればよいでしょうか?
何度も何度もすみません。
どうかどうかご回答よろしくお願いいたします。
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