ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
chiipappa 投稿日:2006/01/11(Wed) 18:53 去年の11月終わりに満開の3本立ての胡蝶蘭をいただきました。
花がしおれかけてきたので花茎を切ったところです。
ギフト用なので鉢の中は3つのビニールのポットが入っていて隙間を発泡スチロールと水苔がおおっています。
これは今の時点で素焼きの鉢にそれぞれ移したほうがいいのでしょうか。
それとも5月くらいまでこのまま育てていいのでしょうか。
このままの場合水遣りは水苔全体の上から温水をかける方法でよいのでしょうか。
Re: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
ゼロ 投稿日:2006/01/12(Thu) 15:25 水管理の容易さを考えると、ポリポットのものならそのまま
一株ごとにちょうど入る大きさの鉢に入れ(あるいは一回り
大きな鉢なら隙間に発泡スチロールなどをつめて)管理した
ほうが楽です。
根を崩さないように注意してください。
表面のミズゴケがしいたままだと乾き具合がわかりにくいこと
と、株によっても乾き具合が違うので、一鉢ずつばらして管理
したほうが逆に根ぐされを防ぎます。
温水、といっても人間が温かいと感じるのは熱すぎます。
室温程度(15度〜20度)程度を、植え込み材料の表面が
乾いて数日してから与えます。
部屋の温度が常に20度前後あり、成育を続けるようなら、
本格的な植え替えも可能ですし、施肥も行えます。
Re^2: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
chiipappa 投稿日:2006/01/12(Thu) 23:41 ゼロさんありがとうございます。
とりあえずポットのまま3株に分けて春を待とうと思います。
大体1株につき4、5枚の葉がついているのですが一番下の葉は根ぐされかぐったりして黒っぽくなってきています。
急いでやらないといけませんね。
Re^3: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
ゼロ 投稿日:2006/01/13(Fri) 12:01 下の葉が1枚くらいぐったりするのはたまにあります。
ふるいはから更新され、枯れていきますので。
ただし、透明になり、腐ってくる場合や、黒い点が
できて大きくなる場合、カビが生える場合などは
病気が発生している可能性が大きいので、気をつけましょう。
根腐れの場合、全体的に色つやが悪くなり、しわしわになる
とともに、赤みがかった色になることも多いです。
根が腐って水をすえないので、そうなるわけで、一枚だけに
影響が出ることは少ないです。
普段の水管理ができていれば問題ないと思います。
応急的には表面のカバーになっているミズゴケをとりさるだけ
でも良いと思います。水やりは個々の株にあわせて与えることが
できれば、実質個別管理と一緒です。
なお、まとめて植えてある鉢は底に穴があいていますか?。
たま〜にあいていないものがあり、そういったものは水が
たまってしまう可能性があるので、使わないほうが無難です。
植え込み材料が湿っている間は水は不要なので、そこを確認
してから与えましょう。
Re^4: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
chiipappa 投稿日:2006/01/16(Mon) 13:27 今のところ葉の色が薄くなってぐったりしているのが下から1〜2枚あります。
部分的に黒かったりします。
その上の3枚は元気です。
透明のビニールポットは下に穴がひとつあいていますが、ちょうど穴の部分に発泡スチロールがしかれているのですがこれはこのままで大丈夫でしょうか。
あと結構ポットがきちきちで、入らない根の先が上に飛び出しているんですが、これは中に押し込んだほうがいいですか?
このままだと水を吸わないですよね。
Re^5: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
ゼロ 投稿日:2006/01/17(Tue) 18:38 ぐったりした葉は消毒した刃物で(切る都度消毒してください
手っ取り早いのは熱湯に十分に浸すことです)切り取ったほうが
いいでしょう。とくに緑の葉の部分が黒くなって枯れる場合は
たんそ病の可能性もあります。この病気はやや厄介ですので、
葉がたくさんあるうちは、患部の切除がいいでしょう。
あとはできるだけ、葉を保つことに専念します。
蒸れないよう、一株一株の間を開けて管理します。
で、発泡スチロールはそのままでいいです。次に植える場合も
発泡スチロールか、鉢かけをいれて、下の3分の1ほどは、空洞を
作るようにします。
はみ出た根もそのままで結構。もともと樹の幹に張り付いて育って
いるので、わずかな水分、養分を効率よく吸収できる構造になって
いるのと、根が空気に触れているのを好みますし、普段は乾いて
いることを好みます。
毎日スコールが降り、根がさっとぬれるが、時間がたつとすぐ乾き、
樹皮に残った水分も数時間で乾いていく、というのが理想です。
根は空中に張り出してくるのが普通です。
発泡スチロールを入れて空洞をつくるのも、排水を良くして余分な
水分をためないためと、空気取り入れるためです。
2年に1度程度はミズゴケを取替え、新たに植え込みます。
このときにミズゴケの玉をつくり、その上にはみ出た根も
ひろげて、更にミズゴケでおおうようにして鉢へ入れ込むので
今のところは気温が低いので、根はいじらないでください。
単に水管理をしやすくするために、寄せ集め、カバー掛け
状態からはずすだけです。ポリポットのままでもよいのですが、
軽くてころがってしまうので、素焼きの鉢に入れるだけの話。
見栄えや置き場所が許せば、今の大きな鉢で、カバーのミズゴケ
を取り去っただけ(鉢と鉢のあいだは発泡スチロールで支えられ
ているのですよね、よけいな植え込み材料がはいっていません
よね?、つまりよけいな水がたまらない状態であれば)
でもよいです。株と株の葉が重なっている場合は分けたほうが
いいのですが。
ミズゴケで素焼きの鉢、が一番管理が楽です。根をいじれる気候
になったら、それで植え替えてください。
Re^6: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
chiipappa 投稿日:2006/01/18(Wed) 15:18 わかりました!
ゼロさん、丁寧にご指導くださってありがとうございました。
花を咲かせられるようにがんばります!!
Re^7: ギフトの胡蝶蘭 投稿者:
ゼロ 投稿日:2006/01/20(Fri) 00:07 胡蝶蘭って、割と楽なんです。
1年を通じて同じ環境に置きっぱなしにしておくと、
繰り返し咲くようになります。
しかも数日水を与えなくても平気ですし。
室内の明るいところ(日光が当たらなくとも良い)で
エアコンの風が当たらないところだと最適です。
肥料は生育期にごく少量でOK.
さすがに輪数は少なくなると思いますが。
自分でさかせたときの感動はひとしおです。
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