まのびしたアンスリウム 投稿者:
ちな 投稿日:2006/04/05(Wed) 11:40 2.3年程前から3株のアンスリウムを育てています。
購入した直後に植え替えしてから そのままでしたので
6月頃をまって植え替えを考えています。
気になっているのは、アンスリウムが上に「まのび」してしまっている事です。
株によっては園芸用の細い支え柱で支えていいるのですが
柱を外すと葉の重みで だいぶ「しだれ」てしまします。
根のような物もでて来ているので 植え替えの時にバランスも考えて
この「まのび」した部分も土の中に埋めてしまってもいいのでしょうか?
また用土ですが、現在は鉢底に軽石を厚く敷き 売場の方の勧めで「蘭用土」で育てています。
土の養分がないのにナゼ育つのか不思議です。
中には「観葉植物」用でOK。とも聞きますが
あれには花を咲かせる養分は入っていないのに???
水はけさえ良くすれば 培養土にパーライトなどをブレンドした物でも
良いのかと 素人考えが頭をよぎります・・・。
昨年は2本の花が咲きましたが この植え替えを機に
より良い状態にしてあげたいのです!!
用土の件も含めた 詳しいアドバイスを是非お願い致します。
Re: まのびしたアンスリウム 投稿者:
007 投稿日:2006/04/05(Wed) 18:14 3年も過ぎるとどうしても腰高になってしまいますね。
新しい根が高いところから出るようになるので植え替えの時にやや深植えするといいでしょうね。
成長が遅いので強い肥料はやらなくていいと思います。
私はランと同じように薄い液肥をたまにスプレーしてやるだけです。
日光は好きですから50パーセントぐらいの明るい環境で育てるとしっかりすると思います。
真夏以外は直射日光でも大丈夫です。
冬を無事越せたようですから暖かい環境だろうと想像します。
一般的なことですが暖かくて日光が弱いと徒長しやすくなりますね。
植え込み材はあまり選ばないようです。
普通の培養土でも水ゴケでもよく育ちます。
水はけが良くて水持ちも良いことが望ましいですね。
乾きやすい土なら水ゴケや腐葉土を混ぜることで改良できます。
Re: まのびしたアンスリウム 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/04/05(Wed) 14:43 間伸びをした原因としては、置き場所に問題があって光線が不足してい
たためだと思います。アンスリウムは耐陰性がありますが、全く光線が
当たらない場所に置いていると、どうしても間伸びをしてしまいます。
間伸びを防ぐには、明るい日陰を好むのでレースのカーテン越し程度の
光線を浴びさせれば、間伸びを起こさせにくいようになります。
間延びした部分を用土に埋める案ですが、それは止められた方が無難で
すね。現在の状態からすると間伸びのために弱くなっているので、先ほ
どに書いたように明るい日陰に置く事で今よりは垂れ下がりにくくなる
のではと思います。通常通りの植え付けをされて、1本支柱の代わりに
菊を仕立てる時に使用する支柱や、朝顔を栽培する時に使用する支柱を
代用されれば鉢から外側に垂れ下がる事はなくなるはずです。
肥料は与えていないのでしょうか。開花をさせるにはエネルギーを想像
以上に必要とし、生育するのにも養分は不可欠となります。
葉が垂れ下がるのは間伸びだけが原因ではなく、養分不足も大いにある
と思います。アンスリウムの生長期は5月〜9月ですから、この期間内
の間に2ヶ月に1回で規定量の緩効性化成肥料を与えて下さい。
用土に養分が無いのに生育する事を不思議に思われていますが、これも
不思議なんですが意外と水だけでも生育するみたいなんです。だからと
言っても水だけでは丈夫に生長はしないので、与える時期には必ず肥料
は与えなければなりません。
用土は蘭用を使用されているようですが、蘭用と観葉植物の土では使用
されている材料の種類や配合率が異なります。市販されている観葉植物
の土は、メーカーによって違いがあるものの観葉植物の性質を研究して
考えてブレンドされています。観葉植物には観葉植物の土を使用するの
が好ましいのですが、品種によっては観葉植物の土に適しにくい植物も
あります。その時には自分でブレンドする事も可能ですが、用土につい
て知識のない方が勝手にブレンドしてしまうと、生育に支障が出てしま
う事もあります。最初は既製品を使用して、用土についての知識が身に
付いてから自己ブレンドに挑戦されるのがいいかと思います。
市販の既製品の土に別の材料を追加するのは、ヘタをすると植物の生育
が悪くなる場合もあります。既製品の土は何も追加しないで使用するの
が基本中の基本です。
もし自分でブレンドをされるなら、排水性、通気性、保肥性、保水性に
ついて調べて見て下さい。適当に何でも混ぜればいいと言う訳にはいか
ない事が自然と理解出来るはずです。土についても特性を調べると何を
ブレンドすればいいのかが分るはずです。
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