多肉植物の挿し芽 投稿者:
るみ 投稿日:2006/05/07(Sun) 22:11 虹の玉やエケベリア、不死鳥などを1つの鉢でハイドロで昨年から育てていましたが、ほどんど水やりをしなかったのが良かったのか、元気でした。
が、暖かくなり、一度水やりをしたら、ほとんどが間延びしたような感じになり、下の方の葉が枯れてきました。
特に虹の玉は、下の方の葉が枯れ、茎も茶色に変色して、上の方の葉もちょっと触ると取れてしまいます(T_T)虹の玉は3つあり、1つはすっかり枯れてしまいました。
こちらで検索させていただいたところ、多肉はハイドロに不向きとのことで、葉挿しか挿し芽などで復活させたいと思うのですが・・
失敗したくないので、やり方を教えてください。
土は、多肉植物の土でも大丈夫か??
葉挿し、挿し芽などどちらがよいのか??
葉挿し、挿し芽などの場合、多肉はすぐ植えると良くないと聞いたことがありますが、乾燥させてから植えたほうがよいのか??
長くなりましたが、宜しくお願い致します。
Re: 多肉植物の挿し芽 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/08(Mon) 20:51 多肉植物はハイドロには不向きと言うより、難しいと言った方が正しい
ように思います。ハイドロは水耕栽培のようなものですから、常時湿っ
た状態になっているハイドロでは根腐れを起こしやすくなります。
多肉植物を用土で栽培する時の水遣りは、鉢土が乾いてから更に4〜5
日経ってから与えるのが基本です。多肉植物はサボテンと同じで、乾燥
と暑さには強くて寒さには弱い植物です。常時湿った状態では簡単に根
腐れを起こしてしまい、最後には枯れてしまいます。
植物は自生地で育っている状態と同じように栽培をするのが好ましいと
考えていますから、ハイドロなどは行なわないようにしています。
ハイドロで上手く行かない時は、用土で栽培をすれば上手く栽培が出来
る事もあります。もう一度挑戦をするなら、もう少しハイドロに関して
の勉強をされて挑戦された方が失敗は少なくなると思います。
虹の玉は挿し芽と枝挿しが可能で、不死鳥は葉に付いた沢山の仔で増や
します。エケベリアは種類が多いので、種類によっては挿し芽だったり
葉挿しだったり、芯止め挿し芽や胴切り挿し芽の場合もあります。正確
な品種が分れば答えられるのですが。
挿し芽などをする際の注意ですが、なるべく無菌の用土を使用し養分を
含んでいない物を使用して下さい。
僕は挿し芽用の土や、園芸用川砂を使用するようにしています。発根を
したら移植をする事になるので二度手間になるようですが、多肉植物や
サボテンを雑菌から守るにはそのような方法が好ましいと思います。
種類によっては切口を乾かさないで挿してしまう事もありますが、切口
から雑菌が入って腐敗させる恐れがあるので3〜4日程度は風通しの良
い日陰で乾燥させてから挿した方が安全かと思います。
用土に挿す時は、切口を傷めないためにピンセットで切口を挟んで、土
に斜めに挿すようにして下さい。
発根したら鉢上げをしますが、その際には市販のサボテンと多肉植物の
土と言う用土が販売されているので、園芸店やホームセンターなどで探
して下さい。なるべく小袋の方がいいですよ。
北海道以外の地域の方なら、入梅前までに植替えや挿し芽などの作業は
終わらせるようにして下さい。梅雨時期に行なうと、腐敗をしやすくな
ります。また真夏も最悪ですから注意をして下さい。
Re^2: 多肉植物の挿し芽 投稿者:
りあ 投稿日:2006/05/08(Mon) 22:37 不死鳥様
詳しいご回答ありがとうございました!
枯れた部分を切って、やってみようと思います。多肉はたくさんあるのですが、エケベリア・ハルムシーとパキフィツムコンパクツムと青鎖竜(セイサリュウ)などもハイドロなので、植替えようと思いますが、こちらも枯れた部分を切ってやってみればよいでしょうか?
Re^3: 多肉植物の挿し芽 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/09(Tue) 18:42 枯れた部分を切り取って、その部分は破棄されるんでしょうね。枯れた
部分を用土に挿しても発根はしませんよ。
挿し芽や葉挿しなどをする時は、必ず元気で生育している部分を使うの
が基本です。弱っている部分を使用しても発根する事はありますが、元
気な部分を使用した時に比べると、かなり確率が悪くなります。
Re^4: 多肉植物の挿し芽 投稿者:
りあ 投稿日:2006/05/10(Wed) 10:29 不死鳥さま、詳しくありがとうございます。やってみようと思います。ありがとうございました!
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