パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
中島 投稿日:2006/05/20(Sat) 17:12 5年前にパキラを購入しました。初めはみつあみだったのですが
根が腐り、その腐った根を抜いて1本だけになったのが2年前です。すくすく育ってきたのですが、半年前から元気がなくなり、昨日に葉が全部落ちて、芽は生きているのですが、元気がなく枯れかけの状態です。ただ、根の周りには新しい枝が2本生えて、6cm程になります。
日当たりもよく水は、土が乾いたら上げています。それに、先日土も換えたばかりです。
このパキラを元気にするには、どのようにしてあげればよいのでしょうか?アドバイスをお願いします。
Re: パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/20(Sat) 17:56 日当たりや水遣りに関しては基本通りのようですが、半年前には何処に
置かれていたでしょうか。半年前と言う事は、寒さが厳しくなって来る
頃ですよね。冬場に5℃以下の場所に置いたり、水やりも今頃の時期と
同じようにされていたら、間違いなく状態は悪くなります。そのような
事は無かったのでしょうか。
植え替え方ですが、古い用土を最低でも半分程度は残されましたか。
植替えの時に用土に肥料を混ぜなかったでしょうか。それと用土は何を
使用されましたか。
半年前から現在までの、管理の方法を詳しく書いて下さい。
Re^2: パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
中島 投稿日:2006/05/20(Sat) 21:03 メッセージありがとうございます。
寒い時期に窓側に置いていた為に急に元気がなくなっていきたので
その位置は避け、壁側に移動させました。水も頻度は少なかったです。でも、元気がなくなって葉がどんどんしおれて取れてゆきました。ただ、今まで根元にちょろちょろ生えてくる小さな枝を抜いていたのですが、生やすようになりました。現在はそこからの枝は新芽をだし元気なのです。
そして、2週間程前にぬくくなってきたと思って土を換えたのです。古い用土を半分残したのですが、肥料はまぜていません。それと今気づいたのですが、観葉植物用でなく「花全般?」の土を使用していました。土を換えて急に枯れたという事はないのですが、元気にもなりませんでした。以上です。
よろしくお願いします。
Re^3: パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/21(Sun) 10:12 寒い時期に窓辺に置くと、どうしても冷気が伝わってしまいます。だか
らと言って窓際から離してしまうと光線が当たりにくくなり、光線不足
になって葉色も悪くなってしまいます。
極端に離さずに、冷気が伝わりにくい程度に離して光線が当たるように
すれば状態は維持できるはずです。
また寒いからと暖房の温風を直接当ててしまうと、熱により水分を奪わ
れて状態が悪くなってしまいます。この時に大切なのが葉水で、室内が
乾燥してしまうと植物だけでなく人間にも悪影響が出てしまいます。
冬場は加湿器を稼動させたり、霧吹きで葉に水を吹きかけたりして湿度
を高める工夫も必要になります。夏場は加湿器を稼動させても意味があ
りませんから、霧吹きで湿度を高めるために定期的に葉水をするように
して下さい。
冬場の水遣りは適切だったと思います。冬場は休眠しますから、水遣り
は生長期に比べると極端に少なくします。水遣りを控えめにする事で、
ある程度の寒さから耐えられるようになります。冬場は室温が5℃以上
は保つようにし、暖房使用中は定期的に葉水を行なうようにします。
それと1日に1回程度は窓を開けて、空気の入れ替えも必要です。換気
が悪いとカイガラムシなどの被害が多くなります。
基本的に言えば植替え時期や使用用土、用土の半分残しは問題がなかっ
たように思えます。少し気になったのは「ぬくくなってきた」と思われ
て植替えられた事です。現在では異常気象のためか、適期とされる時期
でも気候が安定しない事が多いように思えます。人間と植物では気候の
感じ方が違いますから、暖かく感じても植物には寒く感じて、休眠から
覚めていない事もあると思います。時期的には5〜9月まであるので、
十分に気候が安定してから植替えはされた方が無難と思います。
ただ、状態が悪くて急いで植替えしなければならない時は、気候が安定
しなくても植替えをする必要があります。
冬場は水と温度と湿度管理だけを十分にし、かき芽や施肥などは行なってはいけません。休眠している時に植替えをしたり剪定のような真似を
するとダメージを与える事になります。休眠中にダメージを与えてしま
うと、根の活動が活発ではないため回復させれなくて状態が悪くなって
しまいます。冬場は何もしないで、活動を開始するまで十分に休ませる
事が大切です。もしかしたらこれが原因かも知れません。
植替えしてから、置き場所は何処に置かれましたか。水遣りは直ぐでし
たか、それとも数日経ってからですか。肥料を混ぜなくても、今現在は
置肥などはされていませんよね。またアンプルも使用はないですよね。
Re^4: パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
中島 投稿日:2006/05/21(Sun) 10:42 細やかな分析・ご指摘ありがとうございます。
冬場ですが、こまめに霧吹きで水を吹きかけていました。
ただ、そこはサロンでして夜には人がいなく温度差が非常にあったと思います。やはり、それが大きな原因の一つでしょうか?
それと、そのほかの観葉植物(ただ他のパキラは元気なのですが新芽の発育はいまいちのような気がします。)は新芽が出て勢いよく育っているのですが、そのパキラだけ調子が悪いのです。
植替してからは、基本的に壁側、夜からサロンが始まる9時頃までは窓側に置いていました。水遣りはすぐにしました。それと、肥料は使用していません。
よろしくお願いします。
Re^5: パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/21(Sun) 18:08 植替えをすると言う事は、根に対して多少なりともダメージを与えてし
まいます。これは作業の一環としてですから、仕方が無い事です。
植替えをすれば根に対してダメージを与えますから、植替え終了後の水
遣りは4日から1週間経ってから鉢底から水が流れ出るまで与えます。
最初の水遣りこそ大切なので、コップ1杯の水遣りのような機械的水遣
りは行なってはいけません。
サロンと言う場所がどのような場所かは知りませんが、人気が無くなっ
た時に5℃以下になるようなら、市販の室内用簡易温室を使用したり、
それと同じような自作の簡易温室で防寒対策をする必要があります。
自宅の玄関で植物を管理される方が居ますが、冬場は昼間と深夜の温度
差が大きくなり、寒さに弱い植物は管理を避けるようにと専門家の意見
もあります。実際に深夜に薄着で裸足で立って見れば、玄関と言う場所
の寒さの厳しさが実感出来るはずです。サロンも玄関と同じと考えて、
間違いはないと考えます。
パキラは耐陰性が強い植物ですから日が当たらない場所でも栽培が出来
るのですが、年中日が当たらない場所に置くと枝が徒長して葉の厚さも
薄くなり全体的に見て弱弱しく見えてしまいます。強健に栽培するなら
光線にはしっかりと当てるようにします。
植替え直後は直射日光に当てると弱ってしまうし、植替え直後に水遣り
をしてしまうと根腐れを起こす可能性も考えられます。
植替え直後は水遣りを行なわず、風通しの良い日陰に置いて徐々に光線
に慣らしていって、それから光線に当てるようにします。
肥料ですが、元気で問題がない時は植替え時に用土に緩効性化成肥料を
混ぜても構わないのですが、状態が悪い時は植替え時に肥料は与えない
で、1〜2ヶ月経ってから様子を見て与えるようにします。
緩効性肥料は直接根に触れても根枯れを起こす危険性はありませんが、
状態が悪い時は暫らくは与えないのが基本です。この間に液肥や活力剤
なども一切与えないで下さい。アンプルも同じです。
Re^6: パキラが元気なく枯れかけの状態 投稿者:
中島 投稿日:2006/05/23(Tue) 11:30 説明頂いた事項を参考にさせて頂いて
パキラの様子をみたいと思います。
いろいろ、ありがとうございました。
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