幸福の木の新芽だけが黄色くなってくる 投稿者:
かい 投稿日:2006/05/20(Sat) 16:54 はじめまして。幸福の木のことで教えてほしいことがあります。私の家の近所にあるモデルルームに置いている幸福の木が、おかしいそうなのです。近所ということもありそこの管理人さんとよく植木や花の話をするのですが、今日は幸福の木のことで。古い葉はグリーンが濃く新しい葉のほうは、薄い黄色で、元気がありません。日のあたるところ(カーテン越し)においていたそうですが、元気がないので今は、直接日のあたらないところに移したそうです。何がげいいんでしょうか?教えてください。
Re: 幸福の木の新芽だけが黄色くなってくる 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/20(Sat) 18:04 持ち主さんに聞いて下さい。購入して何年目で、過去に植替えをした事
の有無、水はけ状態、水遣り、施肥を聞いて見て下さい。
症状だけでは原因が分りません。
Re^2: 幸福の木の新芽だけが黄色くなってくる 投稿者:
かい 投稿日:2006/05/21(Sun) 13:03 > 持ち主さんに聞いて下さい。購入して何年目で、過去に植替えをした事
> の有無、水はけ状態、水遣り、施肥を聞いて見て下さい。
> 症状だけでは原因が分りません。
昨日は、的確なアドバイスありがとうございました。
で、持ち主に聞いてきました。
購入は、平成16年9月。植え替えは、購入後は一度もないそうです。
この症状が、出てきだしたのは今年のお正月ごろだそうです。
なので、それまでは水遣りは、乾いたらたっぷり下のお皿にたまるぐらいあげて湿度30%、室温20℃で24時間換気の室温一定だったそうです。それが、お正月ごろからこの症状がでだしたので、水遣りは、週2回ほどで、一回がコップ一杯ほど。施肥は、元気がなくなりかけたこの時期から液肥(活力剤)のアンプルをさしているそうです。
また、室内ものこの時ぐらいから24時間換気と空調も切り、お客さんが来たときだけ入れているそうです。なので、湿度は、以前より高めで、室温も25〜30℃ぐらいだそうです。
こんな感じだそうですが、どうでしょうか?
また、どうぞよろしくお願いします。
Re^3: 幸福の木の新芽だけが黄色くなってくる 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/22(Mon) 20:10 情報を確認しました。お手数をかけて申し訳なかったですね。
情報を見て思ったのですが、どうも持ち主さんは機械的な管理をされて
居られたようですね。室温のわりには湿度が低めで、水遣りも基本通り
に行なわれていなくて、自分の思い込みだけで管理をされていたように
思いました。機械に任せっきりになっていたようにも思えます。
かいさん、基本的な管理方法を書きますから、持ち主さんにプリントを
して今後の参考にして管理をして欲しいと言って渡して下さい。
まず水遣りですが、生長期は5〜9月(活動が活発な時期)ですから、
この間は鉢土の表面が白く乾いたら与えます。真夏時は置き場所にもよ
りますが、基本的には毎日与えるように言われていますが、置き場所に
よって鉢土の乾き方も違うので、様子を見ながら与えるようにします。
真夏時に毎日与えるのは、この間は水分を多く必要とするので水切れに
ならないようにするためです。
9月以降からは徐々に水遣りを少なくして、冬場には鉢土の表面が白く
乾いてから、更に3〜4日経ってから与えるようにします。
冬場の管理が終わって春に近づいたら、徐々に水遣りを増やしながら、
生長期の水遣り方法に戻して行く様にします。
日当たりが悪くても生育する植物ですが、強健に育てるなら半日陰程度
の光線は当てた方がいいですね。日が当たらないと葉色も悪くなり、姿
も弱弱しく見えてしまい状態も悪くなってしまいます。
肥料ですが僕は緩効性化成肥料を使用していますが、この大粒だと2年
間は有効ですから、肥料を与え忘れを防ぐにはいいかも知れません。
この肥料だと直接に根に触れても根枯れの心配は無く、植替え時に用土
に混ぜて使用が出来ます。また置肥としても使用可能ですから、好きな
ように使用されるといいと思います。
置肥として使用するなら、生長期の間の2ヶ月に1回で使用適量を与え
ます。量は袋の裏面に詳しく書いてあります。
与える期間は生長期の間だけで、それ以外の時期は与えません。生長期
以外の時期を休眠期(活動が鈍くなっている時期で、水分や養分の吸収
を必要としない時期)と言いますが、但し書きで書いたように与えても
意味がなく、また与えると肥料により肥料負けを起こして枯れる危険性
が出てきます。活力剤やアンプル、液肥も同様です。
換気ですが、機械による換気と自然の換気は違うので、窓を開放できる
なら定期的に窓を開けて空気の入れ替えをされた方がいいと思います。
アンプルを挿しているようですが、これは液肥ではなく微量要素を補う
ために使用する物です。肥料の中に含まれている要素が、植物が吸収す
る事により不足してしまいます。これを補うために使用するのが本来の
目的で、肥料を与えていないのに使用しても効果は無いと言う事です。
また活力剤と呼ばれる物も、植物の状態が悪い時に使用しても元気にな
るどころか、反対に状態が悪くなってしまいます。
元気のないときは水遣りと風通し、光線管理だけを十分にして養生させ
るようにします。
植替えは通気性、排水性、保肥性などを良くして根の発育を促すために
最低でも2年に1回は行なうようにして下さい。2年以上も植替えをし
ないと、用土が劣化して根の生育に支障が出る可能性が高くなります。
時期的には生長期の間が適しています。用土は観葉植物の土で構いませ
ん。
冬越しには最低でも7度は必要で、暖かくすればいいと言う訳ではあり
ません。室温が7度と言えば人間でも寒いと感じるはずです。冬場は水
遣りを控える事で、ある程度の寒さから耐えられるようになります。
だからと言って7度を下回ると状態が悪くなってしまいます。
夏場と冬場は空気が乾燥しやすくなるので、通気を十分に行ないながら
葉水(霧吹きで葉などに水分を吹きつける作業で、湿度を高める役割が
あります。)を霧吹きで定期的に行なって下さい。葉水と水遣りは全く
違いますから、同じように考えないで下さい。
結論からすると基本的な管理を十分に行い、機械に任せっきりにしない
で植物の身になって管理をする事です。以上です。
Re^4: 幸福の木の新芽だけが黄色くなってくる 投稿者:
かい 投稿日:2006/05/24(Wed) 15:31 不死鳥さんへ
この前は、的確なアドバイス本当にありがとうございました。
今日、管理人さんに渡したらとても大喜びで
「今日からプリントを見ながらがんばって育ててみます。本当に親身になってありがとうございました。」と、伝えてくださいとのことでした。
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