さぼてんの姿に変化 投稿者:
よっぴ 投稿日:2006/05/30(Tue) 15:52 円形でピンクの花がリングのように咲いていた実にサボテンを
一昨年購入しました。一回り大きな鉢に植え替えて育てていますが、
縦に細長く伸びています。
丸い形のまま大きくするには、どうしたらよいのでしょうか?
(他の電磁波を吸収するという、セレウスも以前より、痩せてきた様に
感じます。)
置き場所は、西日の当たる窓際ですが、我が家の窓はクリアではなく、
模様が入っているガラス(目隠しになるお風呂場によく使われるような)
なので、光線は少し弱いかもしれません。
Re: さぼてんの姿に変化 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/30(Tue) 18:18 サボテンの場合は、鉢が大きければ良いと言う訳ではありません。
購入されていた時に使用されていた鉢が、サボテンと鉢の間に人差し指
が入らない状態であれば一回り大きめな鉢にする必要がありますが、そ
うでなければ一回り大きめな鉢にする必要はありません。
丸いサボテンでも、品種によっては縦に伸びてしまいます。こればかり
はサボテンの性質ですから、丸いままで大きくするのは無理ですね。
例えば狸々丸と言うサボテンがありますが、購入した時はまんまるして
いて可愛らしかったのですが、年毎に縦に伸びて来ています。置き場所
や水遣りなどを基本通りに行なっても、こればかりはどうにもなりませ
んね。縦に伸びたからと残念がらずに、栽培を続けて下さい。
現在の置き場所ですが、サボテンにとっては好ましいとは言えません。
透明ガラスではなく模様入りのスリガラスと思いますが、サボテンには
西日と言う光線は大敵で、スリガラスだからと言っても強過ぎますね。
また西日しか当たらないのであれば、その内に光線不足になって状態が
悪くなってしまう可能性も無いとは言えません。
現在の場所以外に、置き場所は無いのですか。
植替えの時に、どのような方法と用土で植替えをしましたか。
肥料は何を使用されていますか。
植替えてから直ぐに水遣りをしませんでしたか。また日頃の水遣りはど
のようにされていますか。ついでに鉢のサイズとサボテンの大きさを教
えて下さい。
Re^2: さぼてんの姿に変化 投稿者:
よっぴ 投稿日:2006/05/31(Wed) 00:29 お返事ありがとうございます。
残念ながら、我が家は全ての窓がスリガラスで
電気も白色灯で光線不足な感じなんです。
南の窓際に置いているスパティフィラムも花をつけてくれない程で、
(午後から南側に建てられた家の陰になってしまうのです。。)
西のカーテン越しが午後からですが、日当たりが良い感じなんです。
ミニサボテンはお店の人にも名前がわからないと言われたのですが、
購入時、親指の先くらいの大きさで、白いホワホワした柔らかいトゲ
に覆われていて鉢も小さく、石で固められていて、長く固まった土では
あまり良くないと言われたので、植え替えました。
・抜いて、軽く石を落としてサボテン用の土(小砂利みたいな)に
入れて、水やり。その後、冬は殆ど水やりせず。
(2ヶ月に1度位軽くスプレー)
気温が高くなってきたら、一ヶ月に一度程度の水やり。
・鉢の大きさは、号数が分からないのですが、直径、高さ共に10cm
サボテンの長さは7cm
・白っぽく見える丸い親指大の頭から、にょ〜んと縦長に、
伸びた部分は、白いトゲより、緑の肌の方が目立つ。
・肥料は与えていません。
と、いった状態です。
Re^3: さぼてんの姿に変化 投稿者:
不死鳥 投稿日:2006/05/31(Wed) 21:11 スリガラスが悪い訳ではありませんが、サボテンの場合は耐陰性があり
ませんので、出来るだけ光線には当てた方が元気に生育します。
スリガラスの場所でも構いませんから、少しでも光線が当たるようにし
て下さい。白色灯のような人工光では植物は育てられません。
室内で光線が当たらない時に使用する生育灯がありますが、サボテンの
場合は生育灯程度の光線では難しいですね。
スパティフィラムとサボテンでは栽培の方法が全く違います。同じよう
に考えない方がいいですよ。ちなみにスパティフィラムは明るい日陰で
管理をし、冬場だけはガラス越しの窓辺で光線に当てるようにします。
花が咲かないのは、完全に光線不足になっているからです。
購入されたのは、栽培が目的ではなくインテリア小物として売られてい
た物です。用土が固められているのは、誤って倒した時に用土がこぼれ
て汚さないためと言う説もあります。このような物でも生きていますか
ら、用土に植え替えれば十分に生育します。
ただ用土に植えられている物と比べると、全般的に弱くて上手く栽培を
しないと直ぐに枯れてしまう恐れがあります。
長くて1年が限度で、それ以上になると固められた土のままでは生育が
難しくなります。手付かずのままでは枯れるのを待つだけですから、店
の方が言われたのは正解だったと思います。
サボテンは草花とは違って、体内に水分を蓄えられる機能を持った植物
です。自生地でのサボテンは、乾季に水が得られない時に自分が蓄えた
水分を少しずつ使い、雨が降るまで生き延びようとしています。そのた
めに乾燥には非常に強く、ある程度の暑さにも耐えられます。
基本的には植替え直後には水遣りをせず、4〜5日経ってから鉢底から
水が流れ出るまで与えるようにします。2回目以降は用土が乾いたら、
更に4日〜1週間程度経ってから与えるようにします。冬場は休眠しま
すから、水遣りは控えめにして月に2〜3回程度で用土を軽く湿らせる
程度にします。気温が高くなって来たら月に1回の水遣りでは、完全に
水分不足です。5〜9月が生長期(活動が活発な時期)ですから、水遣
りは先ほど書いたように与える必要があります。その時も必ず用土の乾
き具合を確かめてから与えるようにして下さい。
サボテンも生きているので、養分は絶対に必要です。生長期の間に2ヶ
月に1回で、緩効性化成肥料を適量与えて下さい。
光線不足、水不足、肥料不足では近いうちに枯れてしまうのは目に見え
ています。今は元気そうに見えても、徐々に体調が崩れてしまい状態が
次第に悪くなってしまいます。
前回も書いたように、丸から縦に伸びるのは異常な事ではありません。
ただ縦に伸びて姿が崩れるのは光線不足が原因です。一度形が崩れると
元には戻りませんから、上記に書いた事を参考にして、上手に栽培をし
て下さい。
Re^4: さぼてんの姿に変化 投稿者:
よっぴ 投稿日:2006/06/01(Thu) 01:02 以前、サボテンを枯らしてしまってから、
多湿だったのかも。。と思い、
水やりを控え目にするようにしていました。
不死鳥さんのアドバイス通り、頑張ってみます。
とても丁寧でわかりやすい説明ありがとうございました!!
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