樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
なお 投稿日:2006/10/05(Thu) 00:54 2週間ほど前にベンジャミンを頂いたのですが、あっと言う間に葉が落ちてしまいました。
頂いた時に幹にホクロのような茶色いぶつぶつが付いているのが気になりましたが、葉がフサフサしており、元気に見えたのであまり心配しませんでした。
大切に大切に育てていたつもりですが、この2週間で葉はすべて落ち、丸坊主になってしまいました。
水は表面が乾いたらあげるようにしており、季節的にも温度はまだ毎日20度以上はあります。日当たりはとてもよいほうで、昼間は外に、夜は部屋に入れるようにしていました。
以前枝から白い樹液が出たら生きている証拠だと聞いたことがあるので、枝や幹に少しだけ傷をつけて調べてみましたが、樹液は全く出ません。
これは完全にかれてしまったということなのでしょうか。
それとも復活可能なのでしょうか。
お祝いに頂いたものなのでとても心配です。
どうぞよろしくお願いいたします。
Re:樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
アイビー 投稿日:2006/10/05(Thu) 10:30 > 以前枝から白い樹液が出たら生きている証拠だと聞いたことがあるので、枝や幹に少しだけ傷をつけて調べてみましたが、樹液は全く出ません。
樹皮を傷つけたぐらいでは樹液は出ません。この場合樹皮の内側が緑であれば生きています。
白い樹液が出るのは枝を切ったときです。
枝の先端から株元に切り進み白い樹液が出るところで止めます。
生きているのがわかったら時々幹や枝に霧吹きで水を与えます。
そろそろ気温も下がってきますのであまり生育は望めませんが室内が常時15℃以上あれば冬でもそれなりの生育はします。
当地は最低17℃近辺。(北陸)
ベランダに4月から置きっぱなし(緑一色のベンジャミン親株1本、挿し木苗2本、斑入り親株1本、挿し木苗1本)ですがまだ新芽が出て生育しています。最初は親株のみベランダに置いて他の株は室内でしたが室内では新芽が殆どでなかったのですべてベランダに出しました。
室内とベランダでは明らかに生長が違いました。
15℃になったら室内に取り込むつもりです。(数年前12月までベランダに放置していたら葉が殆ど落ちてしまいそれから寒さには用心しています)
私は経験したことはありませんがベンジャミンは環境が変わると葉を落とすと言うことなので落葉は環境の変化でしょう。
http://www.h.chiba-u.ac.jp/soudan/flower/gomu.htm
もし生きていれば来年の春迄様子をみて植え替えた方が良いかもしれません。
Re^2;樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
なお 投稿日:2006/10/05(Thu) 21:05 アイビー さん
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
大変参考になりました。
よろしければ、もう少し詳しい説明をさせていただけないでしょうか。
私自身も死んだ枝を切り取ったほうがよいのかと考えて、枝の上の部分を切り取りました。
でも幹の内部は確かに多少の緑が残っていたのですが、枝の方はいくら切り取っても樹液が出てこず、枝というよりも節というような色具合でした。
また、幹を触ったときに樹皮が多少浮いているように感じられました。
更には枝によっては内側がきちんと詰まっているものと管状に穴があいているものがあります。(これは普通なのでしょうか??初心者なもので、ばかげた質問をしていたらすみません・・)
私は京都在住ですが、まだまだ暖かい日が続いています。
特に水をあげすぎたわけでもないつもりですが、外見だけでなく枝の状態から見ても再生が難しいように感じてしまいます。
こんな状態でも、幹の内側に多少なりとも緑が残っていたら再生可能なのでしょうか。
何度もお聞きして申し訳ありませんが、どんな回答でもお聞かせ願えたらありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
Re^3;樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
アイビー 投稿日:2006/10/05(Thu) 23:22 > 私自身も死んだ枝を切り取ったほうがよいのかと考えて、枝の上の部分を切り取りました。
> でも幹の内部は確かに多少の緑が残っていたのですが、枝の方はいくら切り取っても樹液が出てこず、枝というよりも節というような色具合でした。
2週間で殆ど枯れ木状態ではさぞやショックなこととお察しします。
枝自体は上に書かれたような状態ではたぶん枯れているような気がしますが根元から続く幹が生きているのであればベンジャミンはどこからでも芽吹きますので気長に幹に水を与えれば(もちろん土にもですが葉がないので殆ど土は乾きにくいと思うので乾いたら与える)気温が低くなると成長も鈍るのでいつとは言えませんがそのうち芽吹いてくると思います。
> また、幹を触ったときに樹皮が多少浮いているように感じられました。
枯れている場合樹皮が浮き上がりそのうちしわしわになります。
浮き上がっている幹の内側は緑がまだ残っているでしょうか?
そうであれば望みはまだあるような気がします。
根が生きていてそれに続く生きている幹がある程度あれば可能性はあるような気がします。(枯れた上部の幹は切り取る。切り口が大きければ切り口が枯れ込まないように癒合剤でふさぐ。無ければボンドやろうそくを垂らして代用)
> 更には枝によっては内側がきちんと詰まっているものと管状に穴があいているものがあります。(これは普通なのでしょうか??初心者なもので、ばかげた質問をしていたらすみません・・)
ちょっと想像しがたいのですがもちろん枝は詰まっているのが正常です。穴が空いていると言うことは完全に枯れて中がすかすかになっているということでは?と思います。
> 私は京都在住ですが、まだまだ暖かい日が続いています。
> 特に水をあげすぎたわけでもないつもりですが、外見だけでなく枝の状態から見ても再生が難しいように感じてしまいます。
> こんな状態でも、幹の内側に多少なりとも緑が残っていたら再生可能なのでしょうか。
実物を拝見しないことにはなんとも言えませんが上にも書いたように
根が生きていてそれに続く生きている幹がある程度あれば可能性はあるような気がします。
あきらめるのは最後の最後です。
>ホクロのような茶色いぶつぶつが付いている
と書いておられるのが気になります。いま現在も付いているのでしょうか?
カイガラムシ?ではと気になりました。
http://www.afftis.or.jp/kaigara/iro13.htm
もしムシであれば完全に歯ブラシで掻き落とすか濡れティッシュで拭き取ってください。
Re^4:樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
すてら 投稿日:2006/10/06(Fri) 11:35 最初葉がふさふさしていたものがたった2週間のあいだに丸坊主になるというのはちょっとふしぎですね。
なにか根本的にまちがっているのではないかという気がします。
たとえば水やりを数日間忘れてしまって土をカラカラに乾かせてしまったとか、大量の肥料や農薬を施したとかいうことはありませんか?
Re^5:樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
なお 投稿日:2006/10/06(Fri) 23:49 アイビー さん
お返事ありがとうございます。
幹の状態なのですが、3本の枝が絡ませてあり、樹液が出ない事もあって、一本は大分幹近くまで切りました。
内側はかなり薄い緑色がかすかに見える程度でした。
以前、一度根をそっと鉢から抜き出してチェックしてみたのですが、寝枯れなどはしていなかったように思います。
ただ、どのような特徴から根が生きてるか判断するのかが分からなかったのでそんなに細かくは見ていません。
幹に付いていたほくろ状のものは手で簡単に落ちるのできれいに落としました。
写真を見て見ましたが、カイガラムシとは違うようです。
本当にちょっとこすったらぽろっと落ちてしまう程度のもので、外見からは生物のようには見えないものがところどころについていました。
短期間であまりにも激しく様変わりしてしまったので、原因が皆目見当がつかず、パニックになってしまいましたが、アイビーさんの冷静かつご丁寧なご説明に本当に励まされました。
もう少し様子を見てみようと思います。
本当に本当にありがとうございます。
Re^6:樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
なお 投稿日:2006/10/07(Sat) 00:14 すてら さん
アドバイスありがとうございます。
私自身、あまりにもあっと言う間に様変わりしてしまったので、原因がまったく見当がつかないのが正直なところです。汗
水やりは表面が多少乾いたらやり過ぎない程度に与えていました。
カラカラにした事は一度もありません。
時々土の中を湿っているか確認していたので、特に水が足りなかったという事もないと思います。
まだまだ暖かい日が続いていますが、短期間で葉が落ちてしまったので、昼間は外に出し、夜は部屋の中に入れて鉢の周りに新聞紙を詰めて根が冷えないようにしていました。
気温的にはあまり意味なかったかもしれませんが(^^;
あ、ただ今思い出したのですが、2日ほど冷房の風が当たるところに置いてしまった事があります。
冷房を始終つけてはいないので長時間当たっていたわけでも、直接的にあたるところにおいていたわけでもないのですが、考えられる原因はそれくらいでしょうか。
その後はすぐに場所を移し、冷房があたらないところに避難させました。
ベンジャミンは常に日の当たるところに移動させるのですが、ベンジャミンよりも冷房の近くにおいてあったガジュマルの木(こちらは常に定位置)は今でも元気でフサフサしており、ベンジャミンも冷気を浴びた後の数日間は変化がなかったので、影響はなかったものと安心しておりました。
それとも、このベンジャミンは誕生日のお祝いに頂いたもので、非常に嬉しかったものですから、最初のうち葉を一枚一枚拭いていたのですが、それがまずかったのでしょうか。汗
肥料に関しては来てすぐという事もあり、まだ一度もあげていません。
農薬は全くかけていませんが、葉が大分落ちた頃に、もしかしたら虫の害かと思い、防虫効果があるという竹酢なら、自然のものだし安全かなと葉に振り掛けました。
安心してつい忘れていましたが、自分で思いつく原因は冷房くらいです。
やはり、これが直接的な原因になったのでしょうか。
自分が誤った扱い方をしたのではないかと、ベンジャミンにもベンジャミンをいただいた友人にも非常に申し訳なく思い、変化後も思いつく限りの手当てをしました。
外見は棒状に近くなってしまい、生きてる感じが全くしませんが、こんな感じでも助かるのでしょうか(>_<)
どんな助言でもいいので、いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
Re^7:樹液の出ないベンジャミンはもう駄目でしょうか。 投稿者:
すてら 投稿日:2006/10/07(Sat) 09:24 まだ根が生きているとすれば回復の望みはあります。
回復させるためには木が活力を得られる環境にしてやらなければなりません。
ベンジャミンは亜熱帯の環境に順応していますから高温、高湿、直射日光の条件を整えてやることが効果があると思います。
活性を高めるためには35度(昼間)〜25度(夜間)の気温が必要です。
ふつうの家屋ではもう寒いですから温室とかサンルームに入れて養生してやるのがいいです。
そういう設備がなければ簡易的な方法としてビニールで囲いを作り小型のヒーターで加温するのもいいですね。
日光に当てたほうが回復は早いので外のほうがいいですが、それが無理ならできるだけ光の届く所で温度だけでも高く維持するといいです。
ベンジャミンだけでなくどんな植物でも強い日光の当たらない室内ではしだいに元気をなくしていきます。
不調になった原因ですが、水やりや肥料に問題がないとすれば頻繁に置き場所を変更したことにあるかもしれませんね。
春から秋までは室内に入れる必要はありませんから外の日光に当たる場所に置きっぱなしがいいです。
気温が10度以下になる時期だけ室内に移して冬越しさせるといいです。
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