フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
ぷぅ 投稿日:2006/12/10(Sun) 01:35 こんにちは。
室内の窓際で育てているフィットニアが、夕方〜夜にかけて窓を閉め忘れたらしく、
寒風にやられ、葉が全体的に『くたっ』とヘタレてしまいました。
寒さに弱い植物と聞いていたので、気をつけていたのですが……。
今は窓際から、室内の暖かい場所へ鉢を移動したのですが、なかなか元気を取り戻してくれません。
今後どのように管理すれば、元通り元気な姿を取り戻してくれるでしょうか?
教えてもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。
Re: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
アイビー 投稿日:2006/12/10(Sun) 11:59 フィットニアは水切れと寒さに弱い植物です。この2点は肝に銘じて育てなければ長く育てることは難しいでしょう。反対にこの2点さえ気を付ければこれほど丈夫で育てやすい観葉植物植物はありません。
水切れで葉がしわしわになった場合。すぐ水やりすれば1〜2日で元に戻ります。(戻らない枝は切り戻すとまた新しい芽が出てくる。ただし茎が全て枯れていない場合。水切れが1日ぐらいであれば完全に枯死しない。今までの経験上)
寒さにやられて葉がしわしわになった場合はたぶんその葉自体はもう元に戻ることはないでしょう。(と思います。1〜2日様子をみて元に戻らなければたぶん)枝が長く伸びているようであれば半分ぐらいに切り戻し(あくまで全体の長さで判断する)暖かい場所で管理すればそのうち新芽が伸びてくると思います。(寒さに当てたのが数時間であれば全体的に枯死しているとは思えないので。茎にまだ緑が残っていますよね?)
なおフイットニアは水挿しでもよく発根するので春になって枝が伸びたら剪定して水挿しし別に予備苗を作っておけば今回のような事があっても慌てることがありません。
今回の経験によりフィットニアが寒さに弱い事が十分におわかりになったことでしょう。今後同じ失敗は繰り返すことはないと思います。
かくいう私も今よりもずいぶん若いときシロアミメグサを育てていた事がありますがお正月に実家に家族で帰省し帰ってみたら寒さで枯れていたという経験があります。
それ以来長い間育てることはありませんでした4年ぐらい前シロアミメグサ、ベニアミメグサを再び購入し今度は同じ失敗を繰り返さないよう育ててきました(とはいえ水切れはしょっちゅうですが。株の数が殖えたので)
なおフイットニアは耐寒温度15℃以上少なくとも10℃以上は確保しなければ育てるのが難しいと思います。
http://yasashi.info/hu_00027g.htm
Re^2: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
アイビー 投稿日:2006/12/10(Sun) 13:10 観葉植物植物→観葉植物
Re^3: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
ぷぅ 投稿日:2006/12/10(Sun) 14:12 アイビーさんレスありがとうございました!
本当に…数時間窓を閉め忘れただけでしおしおになってしまうとは…今回のことで身に染みました。(;=_=A
今年の夏場にずいぶん徒長したので、春になったら剪定して植え代えをしてやろうと思っていた矢先のことだったので、ショックです。
> 枝が長く伸びているようであれば半分ぐらいに切り戻し(あくまで全体の長さで判断する)暖かい場所で管理すればそのうち新芽が伸びてくると思います。(寒さに当てたのが数時間であれば全体的に枯死しているとは思えないので。茎にまだ緑が残っていますよね?)
茎はまだ綺麗な緑色ですが、株元に近い部分の葉はほとんど萎れています。
先のほうの葉はなんとか無事という感じですが、
下のほうの葉をほとんど取って、先の方だけにしてしまってもよいでしょうか?
Re^4: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
アイビー 投稿日:2006/12/10(Sun) 14:58 > 茎はまだ綺麗な緑色ですが、株元に近い部分の葉はほとんど萎れています。
> 先のほうの葉はなんとか無事という感じですが、
> 下のほうの葉をほとんど取って、先の方だけにしてしまってもよいでしょうか?
どうやら完全に枯死しているのではないようなので暖かい場所が確保出来るのであれば徐々に回復していくでしょう。
なるほど先の葉ではなく株もと近くの葉がしわしわになったのですか。
これでは全体を半分に切り戻すにはちょっと勇気が要りますね。
極端に言えば茎だけでも節々から新芽が出るのですが春から夏ほどの勢いはないので新芽が出るまで心配です。
もし地際から出ている茎の数が多ければ(まさか1本と言うことはないですよね?)その数の半数だけ切り戻し残りはそのままにして様子を見ればいいのではないでしょうか。しおしおの葉は付けたままでも取り除いてもどちらでも。(かなり徒長していると言うことですし、半数でも切り戻せば株の負担も少なくなります。しばらくは悲惨な姿になりますがそのうちすぐ伸びて形も整いますよ。)
切り戻した枝は今でも水挿ししておけば(室温が15℃以上あれば。葉が多い場合少し取り除く)緩慢ではありますがいずれ発根します。たくさん根が伸びたらすぐ鉢上げしても良いし春になってからポリポットに鉢上げしても良いでしょう。土にもすぐ根付きます。我が家にもまだほったらかしの水挿し苗もあります。
蛇足ですが
フイットニアは枝が這うように伸びるので枝があまり鉢から垂れ下がるようであれば絶えず切り戻して形を整えてやった方が良いような気がします。また根の伸びも早く細い根がびっしり伸びすぐ根詰まりして水切れの心配が起きやすいので枝はあまり伸ばさない方が水切れしにくいと思います。枝を伸ばしたいのであれば鉢もそれ相応に大きくしなければなりません。
Re^5: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
ぷぅ 投稿日:2006/12/11(Mon) 00:30 そうなんです。購入した時はすごく小さな株だったので3号鉢に植えたのですが、
一夏越しただけで、枝が鉢からあふれるほど成長しました。
ちなみに茎の数は5本です。
> もし地際から出ている茎の数が多ければ(まさか1本と言うことはないですよね?)その数の半数だけ切り戻し残りはそのままにして様子を見ればいいのではないでしょうか。
なるほど、葉をつけたままだとやはり株の負担も大きいですよね。
さっそく、教えて頂いたとおりにしてみます。
ところで、昼間仕事で外出してしまう間や、夜から朝方にかけての冷え込む時間帯など、当然部屋の暖房も切ってしまっているのですが、
ダンボールや発泡スチロールなど、鉢に保温性のある覆いをかぶせておくとよいと聞いたことがあるのですが、
これ以上寒さにあてない為に、そのようにしたほうが良いでしょうか?
重ねての質問になってしまい、申し訳ございません。
お手数とは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
Re^6: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
アイビー 投稿日:2006/12/11(Mon) 10:21 > ところで、昼間仕事で外出してしまう間や、夜から朝方にかけての冷え込む時間帯など、当然部屋の暖房も切ってしまっているのですが、
> ダンボールや発泡スチロールなど、鉢に保温性のある覆いをかぶせておくとよいと聞いたことがあるのですが、
> これ以上寒さにあてない為に、そのようにしたほうが良いでしょうか?
まず朝起きた時の室温が何度ぐらいあるか測ることをお進めします。
10℃以上あればまあ保温は必要ないでしょう。
最近の家屋は保温性が高いので暖房を切ってもそう低くならないのですが古い家屋であれば朝方の気温が5℃以下と言うことも珍しいことではありません。私が以前住んでいた家は鉄筋にもかかわらずしばらく留守をすると室温は5℃まで下がっていました。1階だったのでなおさらです。これではフイットニアが枯れたのも無理もありませんでした。
さてダンボールや発泡スチロールで包むと2〜4℃は違うとか。
まだ鉢も小さいようなのでもし発泡スチロールの箱をどこかでもらえるようなら鉢ごとすっぽり箱にいれれば一番保温性がたかまるような気がします。空いた隙間に新聞紙を詰めればなおいいかなとも思います。
わたしは宅急便で送ってきた発泡の箱など邪魔だなと思いながらもしばらくは取っておきます。植物の冬越しに備えてなにか役に立つときが来るのではないかと。今回の冬もベランダの植物に利用しています。
鉢底が冷えないように。そして簡易ビニール温室へ入れました。
もし発泡の箱が手に入らないようであればエアパッキンで鉢を包むあるいは新聞紙で包んで更にビニール袋で覆っても。
ただ夜間は良いのですが1日中鉢の全体を包んで真っ暗にするわけにはいきませんので昼間は上部のほうは開けて明るくしたほうが良いでしょう。
以上思いつくままに書いてみました。
植物は人間とは同じではありませんが自分が寒いときどうすればいいか考えれば植物にどうしてやれば寒さを少しでも凌げるかいろんな工夫を思いつくのではという気がします。
昔の事を今突然思い出しましたのですが中学生の頃さむいので制服の背中に新聞紙をいれると少しは暖かく感じたのを憶えています。
なんと古い人間ですね(^_^;)
Re^7: フィットニアが寒さにやられてしまいました。 投稿者:
ぷぅ 投稿日:2006/12/11(Mon) 23:29 > 10℃以上あればまあ保温は必要ないでしょう。
自宅は埼玉なのですが、昨日の朝、起床してすぐに温度をはかってみたところ、11度でした。
ギリギリという感じですね…。
教えて頂いた方法、いらない発泡スチロールを切って鉢の大きさにして被せる or 鉢の下に敷く方法を試してみようかと思います。
これで少しは元気になってくれることを祈りたいと思います。
いろいろとていねいに教えて頂いて、とても参考になりました。
どうも有り難うございました!(^ ^)
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