クロトンの種類 投稿者:
あまぞん 投稿日:2002/07/15(Mon) 20:08 こんにちは。
クロトンを買ったのですが、種類が分からないので教えてほしいんです。
色は赤が入っていて、葉の形は長めで先が3つに分かれています。
育て方の注意点なども教えていただければうれしいです!
Re: クロトンの種類 投稿者:
みぞぐち 投稿日:2002/07/15(Mon) 23:56 葉の先が分かれているということで、ほこ葉系の品種だとは思います
が、それ以上の特定は難しいと思いますよ。リュウセイ、アケボノ、
サマープリンスなどの本当にポピュラーな品種以外は、札落ちしたら
最後品種はわからないと思った方がいいです。(^^;;
なにせ、国内だけでも200品種近く、東南アジアの主要生産地を加え
れば、ゆうに1000品種は超えるそうですから。(^^;;
これだけ種類が多くても基本的な育て方はほぼ共通です。夏はしっか
り日に当てること。特に赤が入る種類は日照が足らないと色がくすん
で茶色っぽくなってしまい鑑賞価値が激減します。
成長期は水を欲しがりますから、夏の間は水切れさせないように気を
つけてください。水切れや過湿でいったん根が傷むと回復が極めて難
しくなります。肥料も結構食いますので、固形肥料を2カ月に1度く
らい土の上に置くか、500倍くらいに薄めた液肥を2週間に一度くらい
与えると葉色が冴えます。
伸びすぎてバランスが崩れてきたら遠慮なく切り戻しましょう。
刈り込みにはよく耐えます。また、成長がいい場合は鉢に根が回りや
すいので、鉢底の根の状態を見て1〜2年に1度は植え替えをしま
しょう。その際に、あまり強く根を切ったり、乱暴にほぐしたりしな
いようにしてください。
害虫はハダニが出やすいです。葉色がなんとなく褪せてきたな、と感
じたら必ず葉をチェックしてください。あとはまれにカイガラムシが
つくくらいで、比較的病害虫は出ない方です。
とまあ、いろいろ書きましたが、基本的には夏の間は特に手がかから
ない丈夫な木です……。
……で、問題は冬ですね。最低15℃は欲しいところで、当然室内管理
になります。夜間や不在時に気温が15℃を切るおそれがある場合は、
水やりを控え目にし、土を乾き気味に管理するとともに、施肥は一切
行いません。それでも寒さで葉がぱらぱらと落ちてきてしまうくらい
寒がりです。(^^;; でも、葉が落ちてもすぐに処分することはありま
せん。根が傷んでいない限りは、暖かくなれば再び芽吹いて伸び始め
ます。デッドラインは7〜8℃で、それ以下になる可能性がある場合
は枯死を覚悟する必要があります。もちろん、霜に当てたり、鉢を凍
らせたら確実にアウトです。(^^;;
増やすのは挿し木で行えます。剪定したついでに落とした枝を赤玉土
などに挿せば簡単に苗ができます。ただし、挿し木は高温期にしかで
きません。なお、剪定の時に切り口から出る汁液は有毒ですから、皮
膚につけたり、目に入れたりしないように気をつけてください。
Re^2: クロトンの種類 投稿者:
あまぞん 投稿日:2002/07/16(Tue) 23:28 とても解りやすい説明ありがとうございました!
もう少し日に当てた方がいいみたいですので、早速窓際に場所替えしますね。
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