【ブルーミングスケープ】金のなる木を食べてみる｜ガーデニング＆観葉植物の育て方

金のなる木を食べてみる 投稿者：金花月 投稿日：2009/05/26(Tue) 14:18

金のなる木の味(１)渋味が強い。(抗酸化力が強いかも？）(2)酸味もある。(VCが多いかも？) 渋味は渋柿と同じ要領で抜けると思う。ためしにぬかみそずけにしてみたら1週間ほどで渋がぬけた。新芽の部分より下のほうの葉のほうが美味しい(15枚ほど食べてみた。野菜のぬかずけとおなじ)南アフリカでも育つし病害虫にも強く繁殖力も強い、温暖化で気温が上がっても心配なく野菜の代用になるかも？
もうひとつ、名前はわからないが縦に伸びて葉は細長い葉のフチに子供(新芽)がたくさんつく繁殖力はとても強い。これは、渋味は無くさわやかな酸味がしたサラダによさそうだ。まるいサボテンで白やピンクの大きな花だけだがこれは味噌汁に入れて食べてみた。(3回)月下美人の花は甘酢で食べてみた(花だけ3回）種類によっては体の害をなすものもあるかもしれないし長期の研究はしていないし栄養分析もしていないがどこの家にも1本はありそうな多肉植物、温暖化や食糧危機に備えてぜひ皆さんの研究の結果を教えてください。

Re: 金のなる木を食べてみる 投稿者：ばんざいうさぎ 投稿日：2009/05/26(Tue) 21:51

最近多肉植物で食用になるものがいろいろ出てきていますね。それらは珍しい食材として紹介され、グラパラリーフ（朧月の改良品種）の様に、医療機関による薬効が確認されたものもあります
でもこれらは、あくまでも少量食べるのが原則で、例えば野菜代わりに沢山のバラフ（アイスプラント）を食べると塩分の過剰摂取になってしまい血圧に良くはありません。グラパラリーフも中国圏では一種の漢方薬扱いで取りすぎれば血糖値が下がりすぎてしまいます
フーディアという植物は空腹感を消してしまう作用があります・・・
あと、薬効は未確認ですがアロエに近い仲間のハオルチアの‘宝草’あたりも食用として出回っています
それら以外の安全性が確かめてられていない多肉植物を食べるというのは成分を調べてその成分が人体に影響がないかが確認できていない限りは口にすべきではないと思いますが・・・

金のなる木などのクラッスラや、仰る特徴からおそらくコダカラベンケイと思われるものですが、これらの場合は毒性まではないようですがベンケイソウの仲間は奄美などでは民間療法の薬草（外用と内用）として使われていますのでそれなり強い薬効があるようです。そういう植物そのものを丸ごと沢山食べると効き目がきつ過ぎて反対に体調が悪くなる恐れもあります（たくさん食べられないのであれば野菜の代用にはなれません）
また、多肉植物には大なり小なり有毒とされるものも多く薬効がどれほどあるのか不明のものも多いものです

また家で栽培する場合は時により害虫や病気のために薬剤を使うこともあり、これらが使用された場合にはその効き目がすっかり抜けるまでは薬剤が人体にも有毒ですので危険です。大人が気を付ければ問題ないと思うでしょうが、同居の幼児やペットが真似をして触ったり口に入れたりする可能性は高く、小さいほど薬効や薬剤の成分に反応しやすく中毒を起こして重篤に成りやすいです

またグラパラリーフやバラフの様に農家が大規模施設で農作物として作っているのなら良いですが、家庭にある植物が野菜の代用になるということはたくさん栽培するにはあまりにも効率が悪く実用的ではありませんね。大きな金のなる木でも何人かで食べれば新しい葉が生えそろうまでに食べつくす事になります
以前試しにグラパラリーフを自家消費するには何株植えればいいのか調べてみたところ、血糖値を上げないために一人が毎日必用量の１０枚の葉を食べるとすると大株の植えたものが７０株以上は必要なのです。これだとかなりの栽培面積が必要ですのですでに個人で栽培できるレベルではありません

個人的に自己責任でお食べになるのは構いませんが、公の場で書くには問題のある内容ではないでしょうか・・・。薬効というのは万人に対して有効なものではなく、その時の食べ合わせや持病で常用している薬、その人の体質（特にアレルギー体質）と食べたものの成分が合わさると効き目が何倍にも効きすぎてしまったり、反対に持病の薬が全く効き目がなくなってしまうという現象もあり得ます（病院で薬の処方時に他の薬を服用していないか聞かれるのはこの為で時に危篤状態になりえます）ので、よほど安全性が確かめられたもの以外はうかつに口にしてはいけません・・・
特に名前すらわからない植物ならなおさら口にすべきではありません。猛毒のものなら胃で消化する頃に毒が体に回ることも多いです

昔から野菜として食べられている植物は昔からの長年の人々の経験で安全性が確認されてきたからこそ栽培されていますが、植物の中にはとても容易に栽培できるのに野菜としては食べられていないものもかなり多く、それらのほとんどはほんの少量なら健康に良くても大量に摂取すると毒だったり副作用が起こるものがかなりあり（猛毒のトリカブトだってその有毒成分の極微量を薬に精製して体内に入れれば心臓に効き目があります）、野菜に成れなかった何かしらの理由があるのです

元医療従事者としての私の考えでは、食べられるかのどうかの個人的興味だけなら自己責任で密かに行えば良いだけの事ですが、こちらの掲示板の様に誰が見ているかがわからないような掲示板という場では、誰かがうかつに真似をしてもし中毒事故が起きてしまったときの責任は取れないでしょうから（こちらのサイトにも迷惑をかけてしまいます）「食用としては未確認の植物が食べられる・こうして食べてみた」という内容の投稿は御控えに成った方がよろしいかと思いますよ