ハイビスカス｜育て方 Ｑ＆Ａ

庭のハイビスカスを鉢植えにしたい

害虫がらみの質問が続いてすみません。実は昨年買ったハイビスカスを今年の春に庭に植えてしまいましたが、掘り上げて部屋で越冬させようと思います。ただ、庭の土ごと部屋に入れるのは虫がついてきそうで心配なので、土を全て替えてしまいたいです。

ハイビスカスの植え替えを調べたら根をいじりすぎると急に枯れることもあると書いてありました。土を全て落とすとなると枯れてしまうでしょうか？
これからオルトランをまいて、１〜２週間して効いた頃に鉢に植え替える予定でいます。どうぞ宜しくお願いします。

　土を持ち込まないには新しい土に挿し木をしてやればいいんではないでしょうか、ただ今からで間に合うかどうかが分かりませんが

群馬の山さん、先日もお世話になりました。挿し木をやったことはありませんが、調べてみたら９月中旬までできるそうなので少し過ぎてしまいましたがやってみようかと思います。掘り上げた方がもし枯れてしまっても、挿し木したのが根付いてくれたらいいのですが。どうも有難うございました。

ハイビスカスが小さな花しか咲かない

ハイビスカスが小さな花しか咲かない

昨年大輪種の苗を買いおおきな花を咲かせたのですが今年は小さな　花しか咲きません。土替えも鉢も大きくしたのですが…肥料はマグワンプとHB101を週一でやっております。花の名はタヒチアンライラッククイーンです。どうすればまた大きな花が咲くでしょうか？

木を元気に成長させることに尽きると思います。そのためには日光、水、肥料の三大要素をチェックしてみるのがいいでしょう。

最近植え替えをされて肥料も施されているのならたぶん「肥料」はクリアしていると見て。水やりと日当たりは十分ですか？
できるだけ長い時間直射日光の当たる場所に置いて、土の表面が乾き始めたらたっぷりの水をやります。

もし植え替えをしてから日数がたっていないときはまだ根の張りが十分でないことも考えられます。特に、冬のあいだに寒さで根が傷んでいるときはその回復に長い時間がかかることがあります。 時には秋になってから成長が始まることも、 いずれにしても木がどんどん伸びている状態にならなければ大きな花は望めません。

太くてしっかりとした枝が伸びていけば次々に花芽が現れてきます。

肥料はマグアンプKのみということですか。（HB***については書きませんが、それは少なくとも肥料ではないですよね） マグアンプKはどのように使っていますか？

大粒・中粒は元肥として用土に混ぜ、小粒は元肥と追肥の両方に使えるように作られています。マグアンプKの施し方をもう少し詳しくお書きになってください。

元肥としてにみ与えているとすると、大輪の花を次々と咲かせる植物にはそれだけでは足りない可能性があります。追肥を行っていない場合は、規定の濃度に薄めた液体肥料などを与えるといいでしょう。

いちろう様、ふら様お答えありがとうございます。鉢の植え替えは６月初めに行いました。土にはマグワンプ小をだいたいの加減で混ぜ、１,２カ月に１度一つまみ程度やっております。

あと、ハイビスカスは7,8月の猛暑のときは、あまり日にあてないほうが良いと聞いたような気がしたので今は半日蔭においております。

ホームセンターの方は花ならハイポネよりマグワのほうがいいとのこと。HBは木を元気にするものだと言われました。また、何かお知恵がありましたらどうかお知恵をおかしください。

マグアンプKはおだやかに長く効く肥料ですが、効き目が表れるのもゆっくりです。タヒチアンライラッククイーンのように、大輪の花を次々と咲かせる植物に最大限の力を発揮させようという場合は、追肥としてはやはりハイポネックスなどの速効性の液体肥料を使う方がより効果的でしょうね。

マグアンプKのみを使うという方法、ホームセンターの方のおっしゃる方法は確かに安全な方法ですが、大きな花を咲かせるにはどうしたらいいのかというご質問なので、液体肥料をお勧めしました。ただし真夏は規定の濃度よりも少し薄めのものを使った方が無難でしょう。

あといちろうさんがお書きのように、日照も大切です。肥料を十分に与えるとのも、十分な日照が前提です。

ただし、鉢植えの場合は特に水切れを起こしやすく、留守がちの場合などは管理が大変なので真夏は半日陰に置くことを勧める場合もあると思います。しかし本来は日光を好む植物なので、半日陰よりは日当たりの方が本来の力を発揮します。

水切れ、（マンションのベランダなどに置いていて）高温が心配な場合は半日陰に置くしかありませんが。その場合は肥料も控えめとし、小さめの花でよしとしましょう。

ハイビスカスは熱帯植物ではなく亜熱帯植物で日本の夏は暑すぎて花が小さくなったり咲かなくなったりしてしまいます。咲いていることに驚きです。うちではお休み中です。猛暑の時には午前中だけ陽に当てるとか半日陰に置くのでいいです。

タヒチアンライラッククィーンはハワイアン系のハイビスカスですので暑さには弱いです。ハワイアン系は夏よりも秋に良く咲きます。

肥料は月に1回の固形肥料でもいいし、週に1回の規定よりも薄めの液肥でもかまいません。ただし猛暑の時の液肥はやらない方がいいです。HBは毒にも薬にもなりません。高いマグアンプやハイポネックスを使わなくても同じ成分のもっと安い肥料でも効果は同じです。

根詰まり（ねずまり）したハイビスカスの古い根の切り方

これいじょう鉢をおおきくできないので困っています。良いきりかたがあったらおしえていただきたいのですが？

いきなりたくさん根を切り詰めるのではなく、植え替えのたびに少しずつ根を切った方がよかったですね。

根を大きめに切る場合は、それに応じて地上部（枝）を多めに切り詰めるといいでしょう。

葉を少なくして蒸散を抑えるためです。切った枝は挿し木を行い、予備の株を作っておくといいでしょう。

解説