サボテンに赤い筋と赤いとげ｜育て方 Ｑ＆Ａ

※画像は、ペンタゴナ

育て方 Q&A

サボテンについて教えてください！去年種から育てたサボテンが、今大きい物で高さ１センチで赤ちゃんですが、最近サボテンらしくなってきたのですが、赤い筋が血管みたいにはいっていて、とげも赤茶色。
ただたんに日焼けですか？それとも病気ですか？
枯れそうな気配もなくて、元気そうではあります。どなたか、この状態はいいのか悪いのか、対処が必要なのかなど、教えてください！

まずサボテンの種名は何でしょうか。日照条件（直射日光の当たる場所・半日陰、遮光の有無と方法など）、水やりの方法（腰水・乾いたら与えるなど）など、もう少し具体的に教えてください。

サボテンの種類は不明です……
ながサボと書いてあった栽培キットで種を蒔いて育ったサボテンです！直射日光が朝の３時間位あたるベランダに置いていて、水は土が乾いてるなぁと思ったらあげてます！3日に一回くらいですかね。 サボテンらしくなってきたものの、まだ立派な状態ではなくて、赤ちゃん感が残っています。 外に出すのは早かったでしょうか？

日光が少し強すぎるのだと思います。ティッシュペーパーを風で飛ばされないようにふわっとかぶせておくだけでも、日除け効果がありますよ。

ところでその栽培キットに肥料は入っていましたか？
入っていればその肥料を、もしなければ普通の液体肥料を薄めてあたえるといいですね。2000倍くらいに薄めたものがいいでしょう。 真夏は乾きやすく、用土の中で濃縮されやすいので、くれぐれも濃い液肥を与えないように注意しましょう。 冬は肥料を与えません。

やっぱり日差しがきついんですね！さっそくティッシュペーパーをかぶせてみます！ ありがとうございます！ ちなみに、キットの土がサボテン用ではなくて保水力の高い土なんですが、 サボテン用の土に植え替えても大丈夫でしょうか？？ 肥料は入ってないので、かなり薄めてあたえてみます！

日当たりがよすぎる場合、温度も上がりすぎることが多いでしょう。ベランダならなおさらです。 真夏は明るい日陰のような場所に移してもいいですね。 できれば真夏の植え替えは避けた方が無難かもしれませんね。 まあたいていは大丈夫ですが。 9月くらいまで待った方がより安心ではあります。 市販のサボテン用土もいろいろですが、粒が大きすぎるものだと、実生間もないサボテンには不適です。 水はけのいい「種まき・挿し木の用土」や赤玉土小粒などが適しているでしょう（肥料は別途与えます）。

そうなんですね！サボテンなんで、テッキリ太陽好きかと……笑
朝の1〜2時間程度直射日光があたる場所なんですが、どうでしょうか？場所は明るい日陰にした方がいいですか？ちなみに、完全に大人のサボテンもいくつかあるんですが、そのこ達の置く場所はどうでしょうか？

種類にもよりますが、球形や柱形のサボテンの成株は一般に直射日光を好みます。しかし種から生じたばかりの子株は、極端に強い日照は好みません。 原産地では親株や石の根元に隠れるように生えたり、あるいは直射日光の下で多くが枯死したりしているのでしょう。 親株や石の根元である程度育ち、十分な大きさになれば、直射日光に耐えて自立できるようになります。 なお「ながサボ」として栽培キットが販売されているのは、種名は不明ですが柱サボテンのようで、これも十分に大きくなれば直射日光を好みます。

置き場所ですが、取りあえずティッシュペーパーを掛けてみて、それでも変色が直らないようなら、もう少しだけ遮光してみてはいかがでしょうか。ただし、あまり遮光しすぎるのもよくありません。 またティッシュペーパーを掛ける際、温度が上昇しすぎないように風が通るようにしましょう。

はじめに「一般に直射日光を好む」と書きましたが、厳密には「完全に大人のサボテン」も種類によって日光の好みは異なります。高く育って直射日光に常にさらされる柱サボテンと、地中に半分ほど埋まって育つ球形サボテンでは、好む日光の強さはやはり微妙に違うのは当然でしょう。 全体が刺や毛に覆われたサボテンは強い日光を好み、そうではないサボテンはほんの少しだけ弱い日光を好みます。 しかしほとんどの球形・柱形サボテンの成株は、直射日光の下で育つことができます。 （厳密に観察すると直射日光の下ではあまりきれいに育たないなど、微妙な弊害は生じることはあります）

そうなんですね！！！！！！！！！！！！！！！！詳しく教えて頂いてありがとうございます！！ とても勉強になりました（＾＾）♪ これからサボテンを育てるのに、色々知れてよかったです！！！

解説