マザーリーフの葉が丸まってしたを向く｜育て方 Ｑ＆Ａ

育て方 Q&A

以前もマザーリーフについて質問させていただいた初心者です。

室内で育てています。お水は、土が乾いたらたっぷり与えています。
葉焼けしない様に、日も当たりすぎないような場所に置いています。

ここ最近、お水をたっぷり与えても葉が、クルンと丸まって下を向いてしまう事が多くなりました。土は赤玉土と多肉植物用の肥料？を使用しています。

↓このような症状でしょうか？
http://sora195.blog.fc2.com/img/fc2_2013-08-30_20-47-54-132.jpg/

室内栽培だとこのような葉になることがあるようです。
おそらく日照不足の症状でしょう。

> 葉焼けしない様に、日も当たりすぎないような場所に置いています。

本来は直射日光を好む植物です。
私は南側の直射日光のがんがん当たるベランダで栽培しています。

室内の日があまり当たらない場所ではどうしても不都合が生じます。
かといっていきなり強い日に当てると葉焼けを起こします。
柔らかな光から、日数を掛けて少しずつ強い光に慣らして行きます。

まあ、葉が少し丸まったからと言っても、すぐに枯死することはありません。
葉が丸まってもあまり気にせずに、その場所で育てるという選択肢もありだと思います。

ふら さん、お応え頂きありがとうございます。
お礼が遅くなり、申し訳ありません。

窓辺に置いて、少しずつ日に慣らしてみようと思います。
また、気になる事がありまして…
茎の途中から、白い根が生えてきている物が多く見られます。
地植えしてあげた方がよいのでしょうか？

多肉植物の中には気根（茎の途中から出す根のこと）を出しやすいものもありますが、セイロンベンケイは出しにくい方だと思います。
このような植物が気根を出す理由としては以下のことが考えられるでしょう。

・茎が折れたり傷んだりして、うまく水を吸い上げられない。
　茎が折れたり傷んだりすると、茎の上の方から発根を促すホルモンが分泌されて、傷ついた個所より上の部分から発根します。
　折れないまでも、日照不足で茎が倒れただけでも発根しやすくなります。　

・根元への水やりが不十分。
　セイロンベンケイは軽度の多肉植物とはいえ、普通の多肉植物よりは多量の水を必要とします。
　高温期に用土の中の方まで乾かしてしまうと、茎の途中から発根しやすくなるでしょう。
　「土が乾いたらたっぷり与えて」とのことですが、ほかの多肉植物と同様の管理では水が不足することもあります。

・根詰まりや根の傷み
　極端に根詰まりを起こしていたり、根が枯れ込んいると、やはり茎の途中から発根しやすくなります。

上記のいずれかに心当たりはありませんか？
それからちょっと気になったのですが、「多肉植物用の肥料？」とは具体的にどんな製品で、またどのように使用しているのでしょうか？

色々とありがとうございます。
ふらさんが教えてくださった中では
きっと水不足、根詰まりが当てはまるかと思います。

肥料の事ですが、偶々見つけた100円ショップで室内でも使える…や一度に数粒与える事と書かれていました。２ヶ月に一度与えると書かれていましたのでその通りに与えています。

植え替えをした時よりも、大きく育ってきていますが、このまま室内で育てて行く場合は、土作りはどうしたら良いでしょうか？ど素人でわからないので教えてください。よろしくお願いします。

はじめのご質問では肥料に「？」マークが付いていたので、ひょっとして活力剤など、肥料分の含まれていないものなのかなあと思いました。
しかし粒状のものということなので、肥料で間違いなさそうですね。
それなら問題ありません。

用土ですが、現在は赤玉土だけを用いているということですよね。
それで問題ありません。
私もその用土でセイロンベンケイ（マザーリーフ）を何年も育てています。
肥料分がまったく含まれていない用土なので、私も粒状の緩効性化成肥料を与えています。
室内栽培の場合、赤玉土だけなら用土が原因でコバエが発生することもまずないので、その点も安心です。

もっとも丈夫な植物なので、水はけ・水もちがよければ、用土にはさほど神経を使う必要もありません。
私が以前見学した生産農家では、夏の間だけ普通の畑で育てていました。

赤玉土だけだと水はけがよすぎるので、春〜秋はあまり乾かしすぎない方がいいでしょう。
冬は気温が下がる場所なら水を控えます。
我が家では3℃くらいまで下がる場所に置いているので、大きな株の場合、冬の間はほとんど断水しています。
小さな株の場合はあまり気温が下がらない場所に置き、たまに水を与えた方が無難でしょう。

大きく育って条件が整うと（短日条件）開花することもあります。
開花するとその株は枯れてしまうのでご注意ください。
その前に予備の株を作っておくといいでしょう。

小さな株ならその心配もないでしょう。
室内だと短日条件になりにくく、なかなか開花しないので。

わかりました。
教えてくださった事をやってみます。

プランターが小さいと、発育不良など根詰まりの原因になりますでしょうか？

プランターが小さすぎて根詰まりを起こしているなら、生育不良の原因になります。
根詰まりを起こしているようですか？
起こしていなければ、通常は1年に1度の植え替えで十分です。

葉がどんどん大きくなって来ていて、背丈もあります。
今は30センチ程になります。
植え替えした時、適度な大きさの直径12センチのプランターです。
小さすぎますよね？

数字だけ見るとかなり窮屈そうですが、水が溜まってしまうなどの根詰まりの症状がなければ大丈夫でしょう。
冬は暖房がよく効いた場所に置いていると生長しますが、それほど暖かい場所でなければほとんど生長しません。
冬の最低気温によっては植え替えしておいた方がいい場合もあります。
さほど暖かくない場所で越冬させっる場合は、これから生長が緩慢になっていくので、根詰まりしていなければ植え替えは来年でもいいでしょう。

解説